「気にすんな、お前が弱いんじゃねえ。俺が強すぎるんだ。」
概要
cv: 鈴置洋孝/平田広明(PS3ゲーム『魁!!男塾 〜日本よ、これが男である!〜』)
関東豪学連総長。
覇極流槍術、覇極流活殺拳の使い手。孤戮闘生還者でもあり、左手首にその証とした入墨を施され、普段は包帯や腕輪で隠した。
元男塾一号生筆頭だったが、教官を殺害した通称「男塾二・一五事件」の当事者で八方手を尽して家捜しされたものの、追跡の手を逃れ関東豪学連に入る。
両頬に三本ずつある傷跡は六忘面痕(ろくぼうめんこん)といい、当時その教官につけられたもの。ただ、その殺された教官は伊達のことを何かに付けて嫌っていた節もあり、江田島平八塾長も「チンケな野郎」、「奴も教官としては向いていなかった」と断じている。
驚邏大四凶殺にて桃に敗北した後、腹心の三面拳を伴って男塾に復学した。
非常に言動が辛辣で一見すると近寄りがたいが、驚邏大四凶殺で敗れた三面拳の名前を隠れて塾の授業で聞き及んだ合戦中の風習を腕に刻んだ事で解る通り不器用なだけで非常に仲間想い。
元男塾一号生筆頭だけあってかなりの実力者で、男塾へ復学してからは竜宝や紫蘭等副将クラスの敵と闘う事が多かったが桃以外の相手に敗れたことは無く苦戦する事すらまれであった。
竜宝が武を究めた証と自慢する極武髪を切り取りこれ見よがしに靴ブラシにしたり、対戦相手の動きを寸分たがわず模倣する紫蘭に偽の奥義「宇呂惔瀦(うろやけぬま、逆さに読むと間抜け野郎)」を見せて得物を捨てるように仕向けたり、傲慢な敵に対しては底意地の悪い仕打ちでプライドを木端微塵に打ち砕くあまり敵に回したくない性格。
続編の「天より高く」「曉!!男塾 青年よ、大死を抱け」では関東最大の広域指定暴力団『伊達組』の組長として登場。総理大臣である桃太郎とは進んだ道は違うものの、盟友の仲として変わらぬ友情を持っている。
また、『暁』では彼の遠縁の甥に当たる安東洋明の根性を叩き直すべく、男塾に入塾させた。
2014年4月から別冊漫画ゴラクにて連載が開始されたスピンオフ作品「男塾外伝 伊達臣人」の主人公となる(但し、宮下あきらは原案担当となり、作画は別)。
この中では逃走ではなく、江田島塾長から退塾を言い渡されて男塾を去っている展開に変更され、
江田島曰く「本来ならばこの男塾の歴史において300年に一人の逸材であった」と伊達の背を見ながらつぶやいている。
関連項目
サンジ:口が悪いが仲間思いという特徴が似ている。声の人も同じである。