概要
数あるインディアンの部族にあって最も勇猛で誇り高いホウ族の血を引く戦士。
血中の微量なイオン質を増幅させ電流を発して相手を感電死させる技・悪魔の赤い稲妻(デビルズ・レッド・サンダー)の使い手。
頭の羽根飾りを飛ばし、羽先に仕込んだ針で敵の急所を突いて絶命させる葬者の羽根(ウィング・オブ・ザ・デッド)なる技も使う。なお、信念に反する為針に毒は塗っていない。
双方の両腕を鎖付き手錠で繋ぎ、どちらかが死ぬまで逃げることを許されない決闘法・勇者の血鎖で桃と闘い、悪魔の赤い稲妻で感電させ苦しめるが、持参した水筒を利用され自らの電流で自らが感電してしまった。
しかし、大電流とは言え自らが発したものゆえに致命傷とはならず、生死を確かめなかった桃の甘さをあざ笑うが、桃は彼が生きている事にはとうに気づいており、出来る事なら殺したくなかったのでとどめを刺さなかったにすぎなかった。
再び立ち上がって後は葬者の羽根に毒を仕込むなど己の信念を平気で踏みにじる真似をしたため桃の怒りを買い、策にはまって落雷を浴びせられ今度こそ感電死した。
自らの信念を曲げて毒に頼った為に自らの守り神である雷に見放され、雷に打たれて死ぬとは何とも皮肉な最期であった。