概要
CV:小杉十郎太(PS2)/今村直樹(PS3ゲーム『魁!!男塾 〜日本よ、これが男である!〜』)
男塾死天王の将であり、死天王最強の男。
無意識に大豪院邪鬼の影を踏まないなど邪鬼に対する忠誠心は非常に高い。
天挑五輪大武會に並び称される喊烈武道大会(かんれつぶどうたいかい)で、出場者全員である五十人あまりの一流の格闘家達を一分足らずで血の海に沈めたという伝説の持ち主。自らを「神や仏などとは最も縁遠い男」と語る。
大威震八連制覇編では邪鬼に従えられ最終闘である天雷響針闘で桃・月光組と対決し月光を倒している。
その後剣桃太郎に敗北。毒が回りきる前に邪鬼の手によって心臓を貫かれたが、仮死状態になっただけだったらしく、王大人によって命を救われた。
天挑五輪編では塾長の密命を受け、予選リーグ最終戦厳娜亜羅十六僧の颱眩法師戦で戦死したふりをして姿を消し、男塾チームを後方から援護するという役目を担う。
覆面を着用して男塾第二の助っ人 翔霍(しょうかく)として本戦にも姿を見せ、梁山泊十六傑蓬傑と冥凰島十六士フビライカーンを撃破している(無意識に邪鬼の影を避ける癖が染みついていたため、邪鬼にあっさりと見破られるも、そのまま見逃された)。
また、この密命を受ける場面で貴重な学ラン姿を披露していた。
終盤にて他の四天王共々桃たちを庇ってマシンガンの凶弾に倒れるが、一命は取り留めた。
奥義
愾慄流(きりつりゅう)
毒手を主体とする流派。影慶は掌だけでなく脚も毒脚としている。
穿凶毒手(せんきょうどくしゅ)
死奥義。中国拳法秘伝中の秘伝で、巨象をも数秒で倒す劇薬を手にふりかけ、かすり傷一つで相手を絶命に追い込む。仕掛ける者も徐々に毒が皮膚に浸透していき命を絶つことになる。
天挑五輪以降では下記「毒手拳」の記述の通り毒手の修得過程そのものが変更された。
穿凶毒手拳幻睨界(せんきょうどくしゅけんげんげいかい)
毒手を回転させてその動きに注視させ幻惑催眠に引き込む。
毒手拳(どくしゅけん)
各種毒草・毒薬・毒虫を配合して入れた瓶を拳で突き、長い年月をかけて徐々にその毒を増強していくことで完成する殺人拳。かすり傷ひとつ与えるだけで相手を死に至らしめる。
ちなみに男塾でも比較的珍しい実在する拳法。『グラップラー刃牙』『闘将!!拉麺男』『拳児』などにも登場している。
眩蜻蛉(げんせいれい)
毒手に巻いていた包帯を取り外し、螺旋状に円を描くように振り回転速度を徐々に早めることにより目眩ましとする。
烈指翔(れっししょう)
愾慄流最終秘技。毒手の小指を食いちぎって飛ばし相手に食らわせる。
愾塵流(きじんりゅう)
武器戦闘を主体とする流派。八連制覇で使用した。
犇斧ヌンチャク(ほんふヌンチャク)
変幻自在の動きと常人には見切れないスピードを誇る。
恟透翼(きょうとうよく)
水晶製のブーメラン(ただし、鋭利な刃物でもある)。止まっている時は見えるが一度指から離れるとその速さと回転によって完全に見えなくなる。影慶自身は難なくこれを受け止められる。
二枚の恟透翼での同時攻撃も可能。盲目で、気配だけで戦う月光にはただのブーメランのはずだが、なぜか通じている。また、その鋭利さから短剣として扱うことも可能で、桃に対し、真正面から恟透翼の刃峰を持って鍔迫り合いを挑んでもいる。