概要
パパ活とは、経済的に余裕のある男性と一緒の時間を過ごし、対価として金銭を得る活動を指す。類義語として援助交際やレンタル彼女や神待ちがある。
パパ活を行う女性を「パパ活女子(PJ)」と称することもある
「経済的な援助をしてくれるパパのような存在のパトロンを探す活動」の意味で2014年頃にSNSを発端に、語感の良さからパパ活の単語が広まった経緯がある。しかしそもそもパトロンとは、芸術家や音楽家などの才能のある人物や事業家に対して支援する人物を指すもので、ただ異性の生活資金や金銭的面倒を看るような意味合いは本来含まれていない。
派生として「ママ活」「爺活」「婆活」「兄活」「姉活」なども生まれている、もう何がなんやら……
パパ活の危険性
援助交際との違いは、パパ活は「金銭または高価な品物や食事などの対価を払って父親と娘のような関係を持つ」経緯が醍醐味であり、基本的に肉体関係を結ぶなど性行為はしない……のが建前になっている。「性行為を行わないなら安心」と思って、軽い気持ちで始める女子もいるであろうが、あくまで自己責任である実状を肝に銘じた方が良い。
一般風俗店の勤務と違い店が守ってくれることがないため、「パパ(おぢとも呼ばれる)」が危険人物であった場合どうしようもない。
暴力や薬物、性感染症、身元バレによる脅迫などの危険は一般風俗店勤務以上に大きい。
また「パパ」の方も職場にバレて処分を受けたり最悪逮捕されて職を失ったケースもある。
また、パパ活を斡旋する危険なサイトやインフルエンサーも存在するため要注意である。
「交際クラブ」などと銘打った企業運営の仲介業者やパパ活希望者をターゲットとした出会い系サイトや出会いカフェの存在はもちろんだが、これらのサイトに誘導をかける工作員的なアカウントが多数存在する。
多くは「パパ活で成功した」女性を装っており、キラキラした暮らしに見せかけた写真を釣り餌にする。
中にはツイフェミ的な発言を投下してバズらせて誘導する手口もある。
もちろんこれらの中身が「パパ活で美味しい思いだけをしている」女性である保証などなく風俗スカウト本人も含めたネカマや悪事に手を染める女性などのなりすましである危険性は高い。
言葉が変われどやっている事は結局、売春に近い行為である。売春の言葉が時代により様々な婉曲表現をされてきたが、今はこの単語が売春の暗喩として使われているだけなのだ。Pixivでも、このタグがついた作品はR-18が多数を占める。
パパ活による第三者の被害
創作物・現実共に、まれに実際の家族などと一緒にいる所をそうと誤認されてしまうトラブルもあるようだ。特に自分の父親を「パパ」と呼ぶ人物は勘違いされやすい。
また、シティホテルなどにある評判の良い飲食店が「パパ活女子とおぢだらけになって雰囲気が悪くなった」という怒りの体験談も度々SNSで頻出するようになっており、店側もそのような怪しい男女を店の端の方などの席に追いやる措置をしているらしい目撃談も増えており。中には「実父と食事に行ったらパパ活と間違えられた」という怒りの体験談も少なくない。
2024年現在では、海外に出稼ぎでパパ活…という名の売春を行う日本人女性が急増しているため、現地で「PAPAKATSU」と言う言葉が定着している。そして、日本人女性の単身海外渡航の入国審査が厳しくなっている。
嘗ては日本のパスポートは世界最強の信用があると言われたのだが、それを踏まえるととんでもない凋落ぶりである……
かぐや様は告らせたいでは
「息子の悩みを聞くのもパパとしての活動だ、略してパパ活だな」
「それ意味ちげぇから二度と使うなよ」