毒手
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どくしゅ
少林寺拳法に存在する(と、言われている)禁断の拳法。
奇拳の一種である。
朱砂掌(しゅさしょう)とも呼ばれる。
多種の毒草・毒虫等を調合した猛毒を瓶に満たしてそれを毎日拳で突き、長い年月をかけて拳に徐々にその毒を増強させる事で完成する。
完成した毒手はかすり傷一つ与えるだけでそこから毒が浸透し、やがて相手を死に至らしめると言われる。
劇的な設定が少年の心をくすぐるのか、少年向けのバトル漫画でよく取りあげられる。
なお、言うまでもない事だが実際にそんな手間暇をかけて片手を使い物にならなくしてまで毒手を会得するよりも、
刃物や暗器に毒を塗ったものを用意する方が遥かに効率的かつ現実的であり武術的にも理に適っている。
そのため毒手とは「そういう技である」とあえて誤情報を知らせ、本命の暗器の存在を隠して毒殺を試みる暗器術の一種であるとの見方もある。
※他にありましたら追記願います
ウォン(鉄拳チンミ)
隼(ケンガンオメガ)…毒に染める方法は同様だが、手でなく両足の親指に施している。
柳龍光(バキ)…日本に伝わった「陰」の七巻を基に右手に施す。
李 海王(バキ)…陰陽十二巻揃った完全な毒手を持つ中国全土最強の使い手なのだが上記の柳の方が印象に残ってしまっている。
雷仁飛(セイバーキャッツ)
早房晃(ハンター・キャッツ)
例外?
山崎竜二(餓狼伝説)…彼の場合「毒手」という名前の技であり、上記のような設定があるわけではない。ただし、後の『KOF14』から登場した改良版「マムシ」は毒のごときスリップダメージ効果がある(急所に突きを食らってじわじわと苦しんでいるのだろうか?)。
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