「我はマグマ侵略軍提督、ヴォルカン!命のいらぬ者はかかって来るがいい!」
「コスモ幻獣拳の歴史は、今日で終わる!!」
CV:黒田崇矢
DATA
身長 | 60m |
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体重 | 3万t |
概要
即ち、L77星を滅ぼした張本人にして、レオ兄弟にとって真の意味で「仇敵」と言うべきマグマ星人である。
他のマグマ星人達とは異なり般若の如き形相の凶悪な面構えをしており、その身に宿る邪気を毒に変えて戦う「マグマ毒手拳」の使い手。また、マグマサーベルに邪気を纏って攻撃することも可能な模様。
体を守る装甲は宇宙に伝わるエンペラ星人の鎧アーマードダークネスを模して造られており、オリジナルには及ばないが高い防御力を持つ。
マスターアルーデと交戦した際には不意打ちで彼にマグマ毒手拳を食らわせ、コスモ幻獣拳の使用が不可能になる程の傷を負わせた。その後、アストラらしき人物を痛めつけている。
後日再びD60に侵攻し、幻獣闘士達の大半を戦死に追い込むがコスモ幻獣拳継承者として覚醒したレグロスにより圧倒される。自らも命を賭したマグマ毒手拳の真髄を発揮するも、最後はレグロスの無影赤龍白虎脚により倒された。
今際の際に「貴様、もしや…!その燃えるような熱い目、あの星の者か…!」とレグロスの正体に勘づいたようだったが、当の彼本人が記憶喪失にある事を知ると「自分の正体を知らないのか…!」と不敵に笑い爆散した。
ヴォルカンの言った「あの星」とはまだ見ぬ星なのか、それとも…?
本編ラストで自らの目的を達成する為、未来からやってきた究極生命体アブソリュートディアボロに唆されてD60に攻めこんだ事実が判明している。
また、ディアボロの干渉が無くともいずれD60星へ侵攻した事は確実だろうが、正史の時間軸での彼も既に死亡しているらしく、アルーデ達と相打ちになってしまったのか、それともレグロスに討たれた本作の出来事自体が歴史に組み込まれているものなのかは不明。
余談
CVの黒田氏は『ウルトラマンタイガ』においてもマグマ星人を演じている。
スーツはウルフェス2018ライブステージに登場したマルバのマスクおよびアーマードダークネスの胴体の流用。マルバとは違いスーツアクターの口元が出ていない仕様となっている他、本来の胴体はユラブに使われている。
ちなみに『大怪獣ラッシュ』によるとマグマ星人は鎧の鋳造に長けていると言う設定があり、アーマードダークネスのレプリカを鋳造できただけでもマグマ星人は高い技術力は持っているようだ。
名前の由来は「マグマ」からの連想で、「火山」を意味する"volcano"(ボルケーノ)からと思われる。