概要
本編第一話の一月ほど前にマグマ星人の進攻を受けて滅亡し、宇宙の塵になった。判明している生存者はウルトラマンレオとアストラ、そしてレオのペットである怪獣ロンだけである。
大きさは地球と同じとされており、地球から70万光年の彼方にあった。
獅子座は夏の星座、ウルトラ兄弟の故郷であるM78星雲のあるオリオン座は冬の星座なので、地球から見た位置はほぼ反対側にあると言ってよい。
現時点で明らかになっている公式設定
放送当時から児童誌などで「レオとアストラはL77星の王子である」という噂がまことしやかに流れているが、実際の所は映像作品で語られたことはない。現在では、円谷プロはこの設定を公式としており、レオの胸のマークはその証だという。
住民はどことなく光の国の人間(レッド族)に似た姿をしており、やはり皆巨大な体だったらしい。レオはロンをペットにしていたが、設定上は象くらいの大きさだったらしい。
『レオ』第10話では平和だった頃のL77星を見ることができる他、第22話ではマグマ星人に襲撃された際のL77星の様子が少しだけ描写されており、レオはこの時にアストラと生き別れてしまったことが語られている。
そして…
『ウルトラギャラクシーファイト運命の衝突』にて竜座D60星と兄弟星であることが判明するが、D60星もマグマ星人に襲われたとの事。
ただ、新たな設定が明かされる毎に「『レオ』本編のマグマ星人やギラス兄弟だけで、惑星二つを攻め滅ぼしたとは考えられない」という意見もあった。
その後、ウルトラマンレグロスの過去の物語である『ULTRAMANREGULOS』にて、マグマ星人侵略軍という大規模な勢力の存在が明かされ、L77星は彼らの侵攻によって滅ぼされており、侵略軍は続いてD60星に攻め込むも、レグロスとマスターアルーデ率いる幻獣闘士達との死闘の果てに彼らと相打ちに近い形で壊滅した。ギラス兄弟を率いていたマグマ星人はこの軍団の一員だった様だが、幹部の立場だったのかは不明。
ウルトラマンSTORY0での設定
L77星の住民は例の巨人の姿ではなく、人間にそっくりな姿(レオはおおとりゲンに似た姿。同一人物なので当然ではあるが)をしており、身体も地球人と同じくらいのサイズである。
建物は中世っぽい感じだがレーザー砲があったりするとそれなりの技術はある模様。ただし王家の人間、それも男性だけは「獅子の瞳」と呼ばれる指輪を身に着けることでウルトラマンの姿に変身できるらしい。
これは過去に王族の人間がディファレーター光線(ウルトラ族が巨人の姿になった原因となる特殊な放射線)を浴びたことに起因している。
マグマ星人の進攻をレオ兄弟の活躍によって押しとどめるが、自暴自棄になったマグマ星人の指揮官が死の間際にマグマを操作したことにより地殻変動が激化、直後にL77星は爆発して消滅した。国民は全員が巨大なロケットに乗って宇宙へと脱出しようとするが、星の爆発に巻き込まれてアストラともども行方知れずとなってしまい、レオは失望しながらも仲間を探すために宇宙を旅することとなった。
関連項目
ウルトラマンレグロス…容姿がレオやアストラと酷似しており、また二人とは旧知の仲であること、マグマ侵略軍提督ヴォルカンの発言などもあって、実はL77星出身では無いかと噂されている。体の色や配色もM78ワールドのウルトラマンのそれに近い。