概要
毒手の清吉とはヒューマンバグ大学に登場するキャラクターである。CODE-ELの元構成員であり、現役時代からトップランカーの一人。
人物
容姿
乱れた髪と、牙のように鋭く並んだ歯が特徴。
生まれつき毒に耐性があり、苛烈極まる修練の末に左手を刺しただけで人を容易く殺める事ができる凶器に変えてみせた。
性格
凶暴な人物で、ターゲットごと関係者を始末するような性格。
活躍
本編
本来の凶暴性も相まってターゲットはおろか関係者も皆殺しにする凶行を及んだ末に瓜生が17歳の時に組織を脱走し一時は死亡説も流れていたが、存命していた事が判明する。清吉の生存を知り町に危害が及ぶことを危惧した瓜生とカリンは清吉を見つけ瓜生が単身で乗り込んだ。
毒手を交えた格闘術と拳銃のコンビネーションで一時は圧倒するも、瓜生の奇策とリスクを取った拳打で左腕を破壊されてしまう。詰んだと思われたが、何と組織を抜けた後も異常なまでの執念で右腕と片足も毒に染め、再び攻め立てるも最後は瓜生の渾身のパンチで頸椎を破壊されてしまい命を散らすこととなった。
死に際に瓜生へCODE-ELが大変な内部抗争になっている事を伝え、これが後の展開に大きく関わってくる。
ミニコーナー
単発キャラとして本編からは既に退場していたが、退場してから787日経った2024年10月21日の状況整理回内のミニコーナー「最速は誰だ!?ヒューマンバグ大学 ~究極超えて極限レース~」にてまさかの復活を果たす。
伊武隼人・ファビアンJr.・御堂鋼作との競争になるが伊武とファビアンが不正行為で脱落したため、御堂との一騎打ちとなった。最初こそ大差をつけて勝っていたものの、足に毒が回り過ぎたことでレース中に身動きが取れなくなり、御堂に追い越されて敗北してしまった。
余談
単発キャラだが、伊集院茂夫や鶴城史之舞と並ぶ作中最強キャラである瓜生龍臣を病院送りにすると言う業績をやってのけた(ただしこの時の瓜生は両眼解放時とはいえども素手であり、この描写だけでは特に他のELランカーと比べて秀でた戦闘能力を持っているとは言い難い)。
さらに、元トップランカーであると言う経歴を含めて作中でも屈指の実力との評価を下されることが多くあり、毒への耐性のない最上位の極道(例: 和中蒼一郎や一条康明など)を上回ると評価する者もいるものの、攻撃手段が手である以上武器を持つ相手との近距離での打ち合い等は出来ず(翠蘭がバースと打ち合えたのは金属製のブーツのおかげ)、結局彼の毒手による強力な一撃必殺の近接攻撃手段が十分に活かされるとは考えづらい(無論当たったら一撃撃破が可能だが…)。彼が瓜生に深傷を与えられたのは前述の通り相手が素手であったと言う相性面が大きいので、やはり前述の評価は本作品トップクラスの過大評価とも言えよう。
また、ELに所属しながら派閥争いに全く関わることがないまま死亡した数少ないキャラである(鷺忌もEL戦争勃発前に死亡したが、彼は毛利派所属だったことが明らかになっている)。
関連タグ
エイジ…清吉と同じくCODE-ELを抜けたアサシンでEL時代はターゲット以外も殺害する問題児だった共通点がある。ただし強さはこちらが遥かに勝る。
蛾蛇虫、チューチャイ - 共に「闘将!!拉麺男」のキャラクターで清吉と同じく毒に耐性がある。前者は左腕を人為的に丸ごと毒の塊に変えている点も同じ。