羨ましいなぁ……
公式サイトでの解説
鉄棒を得物とする眉済派の中堅構成員。
戦闘力は組内でもトップクラス。どういうわけか物事を「羨ましいか 羨ましくないか」の判断基準で見ており、羨ましくないと判定されたら粛清対象になる。
鉄棒の重さは一般人では振るだけでも困難なほどで、リストの強さが飛び抜けている。
仁義を重んじ後輩思いである。
概要
「お前ら、全く羨ましくねェなァ」
獅子王組(旧河内組)に所属する武闘派極道。異名は「鉄棒の伊武」。鉄棒の使い手で、ただの鉄棒で敵2人を同時に貫き殺したと言う伝説を持っている狂人。
誕生日は1月27日。
cv: 徳本恭敏
人物
容姿
緑色の髪に、黄色の鋭い眼、ほぼ黒一色の服装をしている。
右側の耳にはイヤリング、左眉の上下にピアスをしている。
ちなみに35歳前後の犬亥鳳太郎より下で、27歳前後の井上月麦より上であるため、推定年齢はアラサーと推測される。
ちなみに普段の彼から想像できない変顔を隠し持っており、にらめっこ対決となったならば右に出る者はいない。
性格
龍本雅幸や柳楽和光と同様に柔軟な対応が出来る人物で、敵が共通である場合は協力を取り付けるなど、組同士の不要な争いを避ける。一方で、得物の鉄棒を半グレの口から肛門まで貫通させて殺すといった狂気も併せ持っている。舎弟の阿蒜寛太によると「鮎の塩焼きみたいになる」。
また、無感情な言動でありながらも口癖のように「羨ましい」と言う嫉妬や羨望の表現や振る舞いをよくしており、阿蒜によれば「羨ましくない即ち死」という特殊な人生観を持っている(逆に言えば「羨ましい」と言うのは誉め言葉である)。久我虎徹は羨ましい人物としてカウントしているが守若冬史郎は羨ましくない人物の模様。話し言葉においてはよく「ねェ」や「なァ」を語尾に付ける癖を持っている。
尊敬する人物は格闘家のアンディ・フグで、その為かミスをしでかした後輩への制裁は強烈な格闘攻撃である。それでも、舎弟の事は心から大切に想い、ミスへの制裁こそすれどその後の適切な指導も欠かさない人柄故に阿蒜には深く尊敬されている。自身も仁義と任侠を重んじる眉済派の兄貴分達を尊敬し、現組長の眉済俊之を裏切る人物は誰であろうと許さない。
自分に喧嘩を売った相手は例えカタギであっても容赦はしないが、薬で精神を侵されて無理やり銀行強盗をさせられた相手には手加減をし、自分を変質者だと勘違いした紅林の事も謝罪を受け入れて許すなど、器の広さも持っている。但し、言い訳は絶対に許さない主義であり、村井曰く「御法度」「機嫌が悪かったら殺される」との事。
一方でパチンコなどギャンブル好きな一面もあり、舎弟である鮫洲誠司と興じる事もあるようだが、大抵負けている模様。
能力
鉄棒関連
武闘派極道らしく高い戦闘力を誇り、初めて伊武と顔を合せた久我も戦闘にこそ発展しなかったものの、戦慄を隠し切れないオーラと戦闘力を感じとれる程。
鉄棒を得物とし、数多くの伝説を築き上げた。鉄棒を振り回すときのパワーとスピードはもはや驚異的で、数人を簡単に殺める事ができてしまう程である。
得物の鉄棒の破壊力は凄まじく、小突いた程度で「内蔵が破裂したかと思った」というレヴェルの衝撃を与えて卒倒させる事が可能。阿蒜の説明によると、この鉄棒は一般人では持つだけでも困難なほどの重量がある(後述)。
身体能力
久我に襲い掛かった半グレを、久我より先に反応して殺したり、兄者と互角に戦ったことがある三門一郎太に対しても彼が放った苦無を掠められながらも一気に接近するなど、センスや反射神経もかなり高いと言える。鉄棒無しでの徒手格闘の能力も凄まじく、踵落としで人間の脳天をへこませる威力が出せる。タフネスも凄まじく、爆破による看過できない重傷を負っている中で黒澤派トップクラスの戦闘能力を持つ犬亥と眉済派を裏切った半田を同時に相手取っても不利にならなかったほどである。
更には状況判断能力や戦略眼も相当。また武術経験があるのか、紅林二郎の本気のパンチを柔らかな防御でいなす、驚異的なスピードとセンスを誇る羅威刃の秋元詩郎相手に小さい攻撃を数回当てた末にクリーンヒットを浴びせるなど、獅子王組最強クラスの名に恥じぬ絶大な戦闘能力を持つ。日本の拷問ソムリエにして『裏社会の厄災』と恐れられる伊集院茂夫からも「腕力が常人のそれではない」『豪傑』として認められている。
本人曰く、カタクチイワシで強靭な肉体を得るようにしているらしく、その可能性は無限大との事。
活躍
- 2022年7月8日付の動画(久我虎徹)
久我や野島翔がシマ荒らしをしていた半グレ集団「王魏怒羅」を粛清している最中に初登場。河内組も王魏怒羅のシマ荒らしにあったため久我達に共闘を申し込んだ。そこからは粛清の速度は一気に増し、逃げようとしたリーダーの男をアッサリと殺した。この時の伊武の活躍を見て、久我は河内組が「殺しの天羽組」とも長く渡り合えている理由を再認識する事になった。
「久我くんは、下衆を粛清出来るなんて羨ましいなァ。男前だし、羨ましいなァ。羨ましいなァ……」
「この下衆半グレ達は全く羨ましくねェなァ。全員死んでいいなァ」
「不細工なツラだァ。死んでいいなァ」
- 8月20日付の動画(阿蒜寛太)
少年院上がりで不当な扱いを受け続けた結果グレた阿蒜に話しかけ喧嘩を売られるも圧倒的なキックで一発K.O.して河内組に引き入れた。その後は龍本と引き合わせたり掃除のミスに対してパワハラをしたりと特に阿蒜と接することが多い兄貴であったことが発覚。結果阿蒜は彼と同じ眉済派を選ぶこととなった。
「勘違いの極みィィ! 死んでいいねェ!!」
「コラ、言い訳するその性根……羨ましくねェなァ…… そんな奴は死んでいいなァ」
- 9月14日付の動画(阿蒜寛太)
元々河内組はカシラだった小御門がアルツハイマーの組長から座を受け継ぐはずだったがこの小御門が鎌田組の佐村が放ったヒットマンに殺害される。そして黒澤航太郎が鎌田組を連帯責任で抹殺するというミスをやらかした(無駄な殺しで不用意に恨みを買う危険性があると眉済は散々警告したが黒澤はその短慮さからシカトを決め込んだ)頃に伊武は逃げた主犯の佐村を抹殺した。
路上を歩いていたところ黒澤の刺客である鮎川鉄次と戦闘になり、「どこかでどちらかの組員が爆発して全面戦争が始まる」と警告される。その警告通り伊武の兄貴分でもある眉済派No.3の大村が黒澤派に殺害され眉済派は怒り狂うこととなった。
「お前の生き方まるで羨ましくねェなァ…… 死んでいいなァ」
「先に地獄に行っとけ。俺が死んだらまた地獄で見つけて殺してやる」
「仁義忘れた極道なんか、この世から消えればいいなァアアア!」
アガリの計算を間違った阿蒜に制裁として踵落としを叩き込んだ。また、眉済派の集会に参加。更には阿蒜にいざとなったら逃げる様忠告した。
「阿蒜ゥ……これ闇金のアガリ、計算間違ってるなァ……」
(阿蒜「エ? はぁあああ! 助けて下さああああいッ!」)
「手抜きする奴はこの踵落としで目を覚ますといいねェ!」
「黒澤派……あちこちで嫌われて羨ましくないねェ。全員死んでいいねェ……」
「組の争いに巻き込まれるには、若すぎるねェ。羨ましくないねェ」
道に迷った佐竹の身元を確認するため阿蒜と共に佐竹と接触、特に怪しいところが無かったため佐竹が行こうとしている恩田道場の道を教えて解放する。しかし佐竹は蛾蘭という半グレに拉致られスコポラミンを吸引させられ自我を破壊され、銀行強盗をやらされる羽目になってしまう。阿蒜と共に止めに入った伊武は佐竹ら銀行強盗をやらされた者達を鉄棒で制圧、そのまま蛾蘭を単騎で壊滅させた。
「キョロキョロしてるが、何か良からぬ事を謀っているんじゃあないだろうねェ?」
「裏路地で悪事をする奴は死んでもいいねェ」
「銀行強盗に入るバカなんて、全然羨ましくねェなァ……」
「罪の無い人々を犯罪に利用するお前らの根性……全く羨ましくないなァ!」
「性根腐ったお前らは今すぐ死んでいいなァ!」
愛天雄の羽柴和成の姉(探偵事務所の所長)と共に花宝町に出没する強姦魔を捕まえに来た紅林とターゲット被りで鉢合わせる。伊武のただならぬオーラからターゲットだと勘違いした紅林と交戦して紅林相手に全くダメージを受けない身のこなしを見せるが所長が本物のターゲットを発見して戦闘中止、謝罪する紅林との連携でターゲットがいる三階まで飛んで捕獲。その後尋問でこの強姦魔は美火暗による違法AV作成のシノギのために差し向けられた刺客と発覚して紅林と共に美火暗の紅華と用心棒2名がいるヤサにカチコミを仕掛ける。伊武は片方の金玉を潰し、紅林がもう片方を殴り飛ばし紅華に詰寄るが、紅華は遊びで罪のない女性の人生を壊して起きながら醜く命乞いをしたせいで却って伊武の逆鱗に触れ、顔面を鉄棒で粉砕されるという報いを受けた。
「河内組の伊武ってもんだ。ここらがウチのシマだから変態をシバきに来た訳だねェ」
「キン●マ取られちまったか!? 男として終わりだねェェェッ!」
「お前は遊びで罪も無い女子大生を地獄に落とすのかい? しかもテメェのケツを吹く覚悟も無い真性のクズだ。 羨ましくねェなァ…… お前みたいな醜い毒華は散るに限る! 逝くといいねェェェ!」
眉済、阿蒜と共に京極組の隠しアジトにて会合を行うことになる。五十嵐幸光および久我と会って協力関係を強化した後、五十嵐の発案で今いるメンバーで顔合わせをすることに。そこに現れたのは守若冬史郎と佐古大和のお馴染みのコンビ。伊武は酒に酔った守若の挑発に乗って腕相撲対決をすることになったが、互いに硬直した状態のまま何と30分経っても決着が付かず、見ていて退屈したギャラリーは二人を放っておいて飲み直すことにした(結局勝負がどうなったのかは不明)。
「羨ましくないねぇええええ!俺は腕相撲が地球一強いぃぃいい!」
粟野率いる黒澤派の奇襲を受けていた久我と犬飼鷹四郎の元に阿蒜と共に救援として加担。
久我らと共に粟野一派を始末した後、改めて挨拶を交わし、その後眉済の下へ向かった。
(ちなみに戦闘中、多勢に無勢の状況でも逃げなかった久我の胆力を羨ましいと賞賛。その久我も伊武の腕力を賞賛していた。)
- 1月23日の動画(阿蒜寛太)
後輩の井上が遠征から帰ってくるため阿蒜や龍本と共に宴席を開く。腕相撲を得意とする伊武は井上と腕相撲対決をすることになったが、ほぼ互角の状態が続く中、井上は唐突に顔芸を披露。しかし伊武はこれに対抗してもっと面白い顔芸で井上の集中力を乱して勝利した。
「まだ負けないねぇ 変顔のカウンターだねぇ」
花宝町のマップに獅子王組代表として顔が貼られたのだが前述の井上戦で見せた衝撃の顔芸が貼られていた。
黒焉街創業の寿司チェーン店「ナルミ寿司」の客テロ事件で、伊武も一条康明や近藤新平太と同じくワサビを大量に食わされてしまい顔を真っ赤にしてブチギレていた。
「辛いねぇええええ!羨ましくないねぇえええ!」
阿蒜・西山に半田民生らと事務所に詰めていたところ、阿蒜が爆弾を警戒する事なく不注意で現れた子犬型ロボットを通してしまった事で爆破されてしまう。自身と阿蒜は重傷、西山は即死の被害を受ける中、示し合わせたように黒沢派の最高戦力である犬亥ら構成員数名に襲撃されてしまう。それでも犬亥以外の構成員を全滅させ、犬亥と撃ち合いになだれ込むが、タフネスと執念で互角以上に立ち回る。しかし、眉済に忠誠を誓っていたはずの半田が黒澤派に寝返った事で、背中に袈裟切りを受けてしまう。半田の裏切りに怒りを爆発させ、二対一と言う不利な状況になっても、底力で応戦していく。そんな中、警察や消防が駆け付けた事で中断となってしまい、阿蒜と共に闇医者へ向かう。その途中で、己の無力さと浅慮さを嘆く阿蒜を優しく励ました。
「舐めた啖呵切ってんじゃねぇぞぉおお!!吐いた唾は呑めないねぇええ!半田ぁあああ!」
「世話になった人間を裏切る人生羨ましくないねぇえええ!」
「最初は誰でも役に立たないねえ 役に立とうと努力を続けることに意味があるねえ」
闇医者で療養していたところに、突如鮎川と舎弟の近田が襲撃してくる。得物の鉄棒で2人に向き合い交戦を繰り広げる。近田を蹴り飛ばし窓から退場させ、鮎川のナタと向き合うが、既に受けている傷が悲鳴をあげてしまう。万事休すかと思われたが、そこに龍本が駆け付けたことで交代。龍本の圧倒的な戦闘力を前に、鮎川はついに絶命した。
「鮎川ぁ お前を羨ましく思ったことはないねぇ!死んでいいねぇ!」
「でもなぁ鮎川 それじゃあ温いんだねぇ… テメェみたいな外道には例え天地がひっくり返っても負けないねぇええ!ここで死ぬのはお前だねぇええ!」
黒澤派に与した羅威刃トップの東雲竜政が乱入し、龍本との戦闘に入ってしまい、重傷を押してまで加勢しようとするが、制されてしまう。勝てないと悟った龍本の機転と阿蒜の頑張りで生き延びるも、龍本は戦闘で脊髄を損傷してしまった事で武闘派極道に戻る事が叶わなくなってしまった。
それでも龍本からは屈託のない笑顔で安堵の言葉をかけられ、自分が支えになると涙ながらに決心した。
「ぐぅぅ‥龍本の兄貴‥俺が足になります」
(龍本)「たまには俺の話し相手になってくれよな」
「何を仰るんですか‥あなたは俺の命の恩人です」
- 2023年6月14日の動画(阿蒜寛太、最終回)
眉済組長の新体制に入る中元黒澤派と親睦を深めるために睨めっこ対決に参加。犬亥を睨めっこで負かした後で急に腕相撲に切りかえ橘花清志郎をぶっ飛ばした。後日、阿蒜や犬亥を連れてシマ荒らしを粛清しに行った。
シマである花宝町でヤクをばら撒いた雲雀町の山野井組にケジメを付けるために乗り込んだところ三門と鉢合わせる。三門を山野井組の構成員と勘違いして鉄棒を振り回すも、三門のいなされてしまうが、最後は説得されて話がまとまり身を引いた。後に山野井は三門に臓器を全摘出された状態で阿蒜に引き渡された。
ちなみに伊武は三門について「強くて真っ直ぐな目をしている、嘘をつくタイプではない」と評している。
後輩である井上が守若と電話している場面のすぐそばで聞いており、先の件で悪酔いして絡まれ腕相撲対決が有耶無耶になったのもあってか「羨ましくないねぇ」と呟いていた。
眉済の指示の下、羅威刃を花宝町や黒焉街から排斥していく。末端構成員を潰していく中で、港の廃倉庫でヤクを回収しようとしている情報を聞きつけ乗り込む。そこで秋元詩郎主導でヤクを回収している現場に鉢合わせ、戦闘に発展する。驚異的なスピードや搦め手・手榴弾で攻撃されるも、驚異的なパワーや二段攻撃を交えた戦法で立ち回る。
互いに傷を負っていく中で秋元はゾーンに入り不利になりかけるが、床を粉砕しながら破片を飛ばす戦法に打って出る。全てかいくぐられるが、本当の狙いは足場をがたつかせて秋元のスピードを一瞬止める事であり、横薙ぎをダッキングで躱された瞬間、そこを膝蹴りで顔面に浴びせて大ダメージを与える。
そこで新参の幹部である絢辻雅史の乱入によって分が悪いと判断し、撤退した事で窮地を逃れた。後に羅威刃を周辺の街から完全撤退させる事に成功する。余談だがこれを機に羅威刃と戒炎は完全に決裂したのだが、それは戒炎とかの最悪の団体との連携の始まりにもなってしまった。
花宝町にある行きつけのパチンコ屋の店員にして伊集院の依頼者である下野と下野の相棒で研究成果を横取りする教授や半グレによって命を落とした南条の敵討ちのために敵ヤサへ乗り込んだところで伊集院と鉢合わせる。伊集院にターゲットは譲らんばかりの圧をぶつけられるも、それを快諾した上で粛清に同行する。瞬く間に半グレ達を制圧して見せた事で、伊集院の仕事はスムーズに進み、後にターゲットの二名は凄まじい拷問の末に命を落とした。
- 2023年12月20日付けの動画(伊集院茂夫)
鮫洲と共に伊集院シリーズ二度目の登場。終盤のみに登場したため伊集院や彼に協力した天羽組の永瀬光一とは対面していない。
伊集院に依頼してきた「アメミヤカレー」社長夫人の依頼で彼女の息子になりすました中規模半グレ組織のトップである門田にシマを荒らされたのか、舎弟の鮫洲が執拗に追っていた。
だが、門田は轢き逃げ事故を起こした流れで被害者である雨宮義之が自分と瓜二つである事を利用し、彼を身代わりにした。そのことに鮫洲は気付かないまま拉致してしまう。
最終的には追っている門田ではないと看破し雨宮氏を病院に連れて行かせ、人違いと言う失態を犯した鮫洲を一喝し、鬼の形相で思い切り蹴り飛ばして制裁した。
(万一伊武が気づかなかった場合、獅子王組は無関係の堅気を手に掛けた事になり極道界での信用を失うのは間違いなく、最悪の場合社長夫人が伊集院に息子の敵討ちを依頼しかねないレベルの大失態だったので、蹴り一発で済ませたのは寧ろ温情と言える)
「おい これ門田じゃないねえ 目が少し違うねえ」
(鮫洲)「え…すみません」
「今すぐ病院連れて行くねぇ!お前死んでいいねえ!」
舎弟である阿蒜と共に初めて、小峠シリーズに登場し、主人公の小峠と初対面した。
空龍街の餃子屋社長主催の運動会に阿蒜と共に参加した。阿蒜と一般男性一名と共に綱引きに挑み和中蒼一郎・茂木功志郎に他一名の男性と対戦。序盤は自慢の剛力で和中らを圧倒したが、剛柔優れた和中による力と技術を織り交ぜた戦術に敗れてしまう。
和中の柔らかな技術で阿蒜とその他一名が思わず手を放して圧倒的不利になるも、その状況で数秒ながら、自分一人だけの腕力と体幹だけで止めて見せると言う、荒業にして離れ業を見せた。
後に社長の作った餃子に下剤を混ぜた半グレ2名を和中と共に粛清した。
- 2024年11月20日の動画>(伊集院茂夫)
余談
鉄棒の重さ
ちなみに伊武が持っている鉄棒の重さだが、視聴者の一人の計算によると、鉄棒の太さを5㎝、長さを200cmとした場合、重さは推定で約31㎏になるという。だいたい小学3年生1人分の重さである。あなたがこれを持って伊武のように猛スピードで走り回ったり、風車のように高速回転させる技ができるかどうかは、周囲に人がいない安全な場所で試してみていただきたい。真に恐るべきは、剣よりも圧倒的に重いはずの鉄棒を剣と変わらない速度で振り回し、敵対する剣豪とも互角のスピードで平然と渡り合う伊武の脅威的な腕力である。
幅広い活躍
伊武は獅子王組シリーズにおいてはメインキャラとして出演していたが、他にもゲストとして初登場となった久我シリーズを始め紅林シリーズ・佐竹シリーズ・三門シリーズ・小峠シリーズに一回ずつ、伊集院シリーズには二回出演した。この事から、伊武の人気が窺えると見て取れる。
ちなみに阿蒜・小峠・久我・紅林・佐竹・三門・伊集院の各シリーズ全てに登場した人物は現在のところシリーズ主人公では紅林がいるが、各極道組織に限定すれば、伊武しかいない。
声優について
声優については、adroaig所属の羽柴啓人氏であるというのが通説だったが、実際はadoroaigの提携事務所の別の声優である事が畑耕平氏の投稿で判明している。畑氏曰く本人の許可が下りるまで誰がやっているかは教えられない決まりらしいので、演者本人が名乗り出てくれるか、許可をしてくれるのを待つしかないだろう。
その後許可が下りたのか、2024年11月12日に徳本恭敏氏である事が発表された
関連項目
角中正樹 - 同じく、棒術の使い手。