ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

概要

ある集団に属する一人が問題を起こした場合に、その集団の全員にその責任を負わせること。

自分だけの問題ではなくなる事によって、問題を起こさないようにする意識が強まるという点と、問題が起きると他人事では済まされなくなるため、お互いに足りない所を補い合う連帯感が強まるという点では有益。

被害者救済の観点からも、実際に誰が被害を与えたかを特定できなくとも、被害を与えた人物の所属する団体・部署が特定できた時点で確実に「加害者」が処罰されると言う点で溜飲を下げやすいメリットもある。

ただ、集団意識に過度に拘束されることによって、相互を監視し合うような関係が生まれる可能性があるという欠点もある。

また、組織の隠蔽体質をもたらしやすい。内部の人間がいざ不祥事を働いた場合、明るみに出れば何も手を染めていない成員まで不利益を被るため、不正を告発するよりも隠蔽したほうが得策と考えがちになるのだから当然であろう。

一部の不心得者のせいで今まで許されていたことが禁止にされてしまうのも、真面目にしていた者からすれば連帯責任をとらされたといえるだろう。


このため、近代的な組織においては構成員全員ではなく、構成員の監督・指導責任者を一名決めておき、問題が生じた場合はその張本人に対する処罰に加え、張本人が特定できない場合や張本人だけでは責任を負いきれない場合に備えて、その監督・指導責任者のみ、指導・監督不行き届き分の無過失責任を負わせる方法が一般的である。


関連タグ

責任 社会問題 ブラック企業 ブラック校則


五人組 国家総動員法

関連記事

親記事

責任 せきにん

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 828592

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました