カタクチイワシ
0
かたくちいわし
ニシン目ニシン亜目カタクチイワシ科
煮干しやシラスの材料として有名な魚。大きさ15センチくらい。
カタクチ「イワシ」とはいうがイワシの仲間(ニシン科)ではなくその親戚。
ちなみにカタクチイワシという名前は片口鰯と書く。
これは大きな口の割に下あごが小さくて短く、上あごしかないように見える事が由来だが、まあ短小といえどバケダラほど極端ではないので、サメの顔をイメージすると近いかもしれない。
別名ヒシコイワシ、セグロイワシ、タレクチ等。
食べ物は主にプランクトン等。
西太平洋に分布し、日本各地/朝鮮半島、中国、台湾近海で漁獲される。
体は細長くやや側扁、背面は暗青色で、下顎が上顎よりかなり短いのが特徴。
産卵期はほぼ周年に渡るが、盛期は春から夏と秋の2回で、北方では産卵期は遅れて盛期も1回である。産卵場は東シナ海、九州近海から北海道周辺までの大陸棚沿岸域。
卵は楕円形で分離浮性である。
コメント
コメントが未記入です