橘花清志郎
たちばなせいしろう
内部抗争が起きてよかったですよ これでアンタを殺れるからねぇ
「暗器の総合商社」の異名を持ち黒澤派に所属する実力派の若手構成員。
異名の通り 多種多様な小型暗器を駆使する。
眉済派の井上月麦との戦闘の際、髪を大量カットされ、髪型変更を余儀なくされた。
容姿
ピンク色の髪にパーマをかけた髪型が特徴。赤いジャケットと白いズボンを着用している。眉済派の井上月麦とやり合った後は戦闘中にうっかり自分の髪上半分を斬ってしまったのもあり、整えようとした結果、スト2のガイルみたいな髪型になった。今後はこの髪型でいく模様。犬亥曰く髪を倍に伸ばしたらホウキになるとか。また、カラーリングの配色はアポロチョコにそっくりである。
かつて彼は数あるドヤ街の中で治安が最悪な「下嵐地区」で生まれ、優しい母の下で「与える側になる」という教えを受けて育つも、11歳の時に金の無心を断られた叔父(母の弟)によって母を殺されてしまい、与える側は損しかしないことを身をもって理解。それから彼は「誰にも与えない、奪う側にまわる」と言う考えを確固たるものとしてしまったそうだ。
「母ちゃん…貧乏はダメじゃないか…俺は誰にも与えない。奪う側に回る」
- 2023年1月6日の動画(阿蒜寛太)
名前と顔写真付きで初登場。
光山、ニック山岡と共に「相当凶悪な若手」の一人として紹介される。
- 2023年2月15日の動画(阿蒜寛太)
眉済派の作戦会議にて、鮎川・犬亥・来栖・光山に並ぶ黒澤派の要注意人物として名前が挙がる。
「お目めがペイン、ムカついたら殺すマンでぇす。お一人様地獄にご案内」
- 2023年2月24日の動画(阿蒜寛太)
本格的に初登場。
眉済の首を獲るため、優秀な情報屋によるリサーチと構成員数名を活かした綿密な計画で奇襲する。龍本と眉済に重傷を負わせ、得物である暗器で阿蒜を手にかける寸前まで追いやるも、井上に乱入された事で形勢逆転を許してしまう。挙句の果てには井上に髪を掴まれた状態でドスを振りかざしたことで自身の髪を切ってしまい、おかしな髪型になってしまう。
窮地に陥るも、別の舎弟がバイクで駆け付け逃走ルートを事前に確保していたのもあって命を拾う。
その後事務所に戻った際には自己への戒めとして髪型をスト2のガイルのようにし、不退転の決意を固めた。
「まあ見といてくださいよ アンタが未来のエースだなんて言われてますけど 俺は認めてませんよ」
「アンタをブチ殺して大出世じゃあ!」
「フフフ…今わざと髪切らせたよな とんでもねえ実力差だよ もはや笑えるわ」
「でも勉強させてもらいました…次は確実にコロシますから」
- 2023年5月17日の動画(阿蒜寛太)
獅子王戦争最終局面にて、残された数少ない黒澤派の主戦力として来栖と共に紹介された。
しかし、この回で来栖が井上との戦いを経て心を入れ替えてしまうような描写があったことから、橘花が黒澤派最後の戦力になるのも時間の問題かもしれなかった。
- 2023年6月2日の動画(阿蒜寛太→黒澤航太郎)
監視部隊が眉済派の隠れ家を見つけたことを黒澤に報告し、眉済を殺害するため一気に攻め込むように提案する。しかし、黒澤が自ら単身で眉済派の隠れ家に乗り込むという意向を伝えられ驚愕する。来栖を呼ぶことを命じられしぶしぶ承諾する。最後に黒澤がアジトを出る際には、もし自分が帰って来なかった後のことを来栖と共に託された。
そして、翌日の動画で黒澤は戦死したため、自身は内部抗争で生き延びることができた。
「黒澤の兄貴!一気に攻め込んで眉済の首を取っちまいましょう!」
「はぁああ!?一人!? 嘘でしょ黒澤の兄貴!死にに行くようなもんっすよ!」
- 6月14日の動画(阿蒜寛太、最終回)
冒頭では戦死した黒澤の葬儀に参列し、涙を流した。
眉済新組長の元で改めて獅子王組に加入する際には、眉済の車を爆破したことにより受け入れてもらえるかビビり散らしていた。
その結果…
「ま 眉済の親父 俺は…」
眉済「ああ お前は破門」
「がはぁあっ!?やっぱり!」
淡々と破門を言い渡された。しかしこれはジョークで、器の大きい眉済は「あの時は敵だったから仕方ない」とっくに許しており、橘花は来栖、犬亥と共に加入することとなった。
その後は井上主催の睨めっこ対決で他の元黒澤派が元眉済派に敗北する中、なんと伊武隼人と腕相撲対決をやらされることになり当然、ぶっ飛ばされた。
なおこの回では変顔勝負から腕相撲勝負になった時にタメ口でツッコんだり、伊武から「勝ちたければまずその髪を倍に伸ばすんだな」(犬亥「それもうホウキだな」)と言われたりなど、彼も憎めない一面が明らかとなった。
「俺みたいな未熟者を育ててくださって本当にありがとうございました」
(井上「橘花ぁ…なんだよその髪型ガイルかお前は」)
「井上の兄貴!兄貴にやられたからっすよ!」
(井上「あ お前は伊武の兄貴と腕相撲だから」)
「なんでだよ!?」
(伊武「弱いねぇ!髪型だけだねぇええ!」)
「ギャアアスッ!?」
光山、ニック山岡と共に「相当凶悪な若手」の一人として名前と顔写真付きで初登場。
ニック山岡は眉済派屈指の武闘派である龍本雅幸に瞬殺され、光山は眉済派に出向していた犬飼鷹四郎を黒澤派の最強戦力の一人である鮎川鉄次と共に手傷を負わせたものの、犬飼のハンマーを顔面に受けてあっさり死亡した。
一方の橘花は、眉済の首を獲るために綿密な作戦を立てて実行し、井上に乱入されなければ眉済の命を取る寸前まで追い込み彼とやり合い敗北するもギリギリ命を拾って見せる活躍をした。他にも現在のような性格に形成された過去も描かれ、獅子王戦争も生き延びると言う黒澤派若手3名の中ではかなりの厚遇を受けた。恐らく、獅子王組が一つになるために活かされる伏線だったとも考えられる(実際、敵対していた眉済を襲撃する作戦に失敗して以降、黒澤に眉済派の隠れ家を見つけた事を報告するまで登場しておらず、最後は黒澤が一人で乗り込み後の事を託されていた事から生存フラグがその時から建てられていたとも見て取れる)。