「しゃらくせぇ、このドシロウトがーーー!100年はえェンだよ!」
プロフィール
名前 | 山崎竜二 |
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デビュー作品 | 餓狼伝説3 |
ファイティングスタイル | 我流喧嘩空手 |
職業 | 闇のブローカー |
誕生日 | 1963年8月8日 |
身長 | 192cm |
体重 | 96kg |
血液型 | A型 |
出身地 | 沖縄県 |
趣味 | ナイフコレクション |
大切なもの | 自分の利益に関わること全て |
好きな食べ物 | 馬刺し |
嫌いなもの | 労働(餓狼3からKOF2002まで)、キレイ事(KOF2003以降) |
得意スポーツ | 無し |
好きな音楽 | 無し |
特技 | 3日は不眠でいられること |
一人称 | オレ |
二人称 | テメエ、初期の登場作品では貴様、稀にアンタ |
言葉遣い | べらんめぇ口調 |
声優 |
人物
『餓狼伝説3』から登場したキャラクター。
格闘術・気孔術・政治術を記した「秦の秘伝書」を求め、サウスタウンに流れ着いた沖縄出身の闇ブローカー。
元・孤児で13歳のときに孤児院を脱走。その後、極道組織の幹部・反町と出会い、彼から喧嘩空手と裏社会に生きるための心得を学ぶも山崎が20歳の時、兄貴のように慕っていた反町が対立する組織との抗争打ち切りの取引として殺されたことで狂人と化し、組織のボスを殺害。結果的に日本中のヤクザを敵に回すことになり、以後は香港・九龍城を拠点としている。
左手をポケットに隠しているのは、生前の反町に左手の拳の威力を褒められた事があり、左手を見ると組織に裏切られた反町の無念と組長を狂気に任せて殺した時の自分を思い出し、理性を制御出来なくなってしまう為である。
初出は餓狼伝説3。特定ランク以上の評価を続けていると、彼ではない隠しボスとの戦いになるため、正確には表ルートの唯一のボスとなる。
後日、ビリー・カーンやギースとは異なる「ワルさ」がうけ、絶大な支持を得て続編にて晴れてプレイアブルキャラクターに昇進した。
好きな食べ物には馬刺しを挙げているが、故郷である沖縄の料理では豚足料理が好物だとされている。
性格
普段はそれなりに理知的で狡猾な性格、かつ卑劣漢であるが、内に秘めた狂気を左手の拳と共に解放する。
シリーズが進むごとに狂気的な側面のみが強調され、ある意味ギャグキャラのような立ち位置に置かれることが多い。特に派生作品での脚色(主にKOFシリーズ)に難色を示すファンは多い。
『餓狼伝説 WILD AMBITION』では3D格闘ゲームであるにもかかわらず常に右手をポケットに入れており、理知的な側面がなくなったのは常に左手を解放中だからとネタ交じりに考察されている。
2002UMの勝利メッセージ以降、久々に理性的な姿を見せたため、ファンからの評判が良かった。
キャラ特性
通常技では遠距離立ち強キック・しゃがみ強キックのリーチが長く、必殺技では腕の関節を外してパンチを放つ「蛇使い」を中心とした遠距離戦がメインとなり、飛び道具で攻められた場合は「倍返し」で飛び道具を返し(作品によってはゲージ貯めとしても使う)、接近戦に持ち込まれた場合は突進技の「裁きの匕首」や中段技「ヤキ入れ」、当て身技である「サドマゾ」、コマンド投げである「爆弾パチキ」で相手を離していくのが求められる。また超必殺技はジャンプからの奇襲ともいえる「ギロチン」やコマンド投げである「ドリル」を用いる。
連続技についても通常必殺技ならば蛇使い、裁きの匕首、ヤキ入れを組み込んだものが強力で、さらには超必殺技のギロチンもほとんどの場合連続技に組み込めるため、山崎の強さの要ともいえる。
しかしながら技一つ一つがやや大振りであるため、単調な攻めに終始しているとあっさり懐に潜り込まれ、ペースを握られやすいことや、無敵技が超必殺技やガードキャンセル技に頼らざるを得ないのが難点。
それでもリーチの長さと前述の連続技は大ダメージをもたらすため、これら2点を活かした戦法は決して侮れず、殆どの作品で中位~上位を保っている。
なお山崎の代名詞となっている「蛇使い」は、間柴了のフリッカージャブがモデルとSNKとの公式アナウンスあり。
派生作品の山崎
KOFシリーズではファミ通の読者人気投票によってKOF'97から参戦。
「蛇使い」という必殺技を持つことからなのか、オロチ八傑集の一員という設定が与えられた。
(なお、設定の経緯は八傑集の数合わせのためで、「KOF」のスタッフが「餓狼伝説」のスタッフに頼み込んだことによって実現した「KOF」シリーズ内の設定であり、「餓狼伝説」シリーズ本編と特にオロチに関する設定が言及されてない『カプエス』シリーズではあくまでも普通の人間である)
七枷社からオロチの復活の協力を呼びかけるものの全く意に介さず、己の利益のみを考えて生きている(このため、社からは「お前などに最初から期待はしていなかったが…一族のツラ汚しが…」と吐き捨てられている)。EDではギースとビリーにギャラの取り立てと称して二人に襲い掛かった。
「2003」では、アウトローチームの一人としてKOFに出場。チームストーリーでのギースとの会話にて「異様に血が騒いで仕方ない」という不穏な発言をし、EDではオロチの封印が解かれた影響からか、突如ビリーと牙刀に蛇使いを放つ。その後、狂気に満ちた表情でまたも「血が騒ぐ」と発言し、ビリーと争いを仕掛けた。(牙刀は呆れてその場から撤退)
ゲーニッツと同じく黒髪に金髪のメッシュであることか、「KOF'97」では金髪の部分を巡ってもめている一枚絵がある。また、ネスツ編第一章の「'99」でのK'チームのEDでK'にやられている人物の外見が山崎に酷似している事がよくネタにされている。
『XIV』ではDLCキャラとして登場。さらに本作から声優が変更され、この作品以降からキース教官やアンドルフおじさん等で知られる最上嗣生氏が担当する。
『XV』では前作同様DLCキャラとして登場し、ギース、ビリーと共にサウスタウンチームを結成し参加。
裏ではギースの部下であるハインと結託していた。
KOF'97では砂かけを使った永久連続技が猛威を震っていた。またKOF2002では、どこでもキャンセルの恩恵を受け、ループコンボや連続技も非常に作りやすくなり、かつ火力も高いコンボも作れ、ゲージ2本あれば相手の体力を8割持って行けるほどの強さを得たが、2002UMでは弱体化されてしまった。
なおKOFはチームバトル制なので、ゲージ集め役として先発によく出されることが多いが、リーチの長さと攻撃力の高さのおかげで3タテを食らわせられることもできる。
カプエスではベガに「退屈せん男だ、兵隊の頭ぐらいなら務まりそうだ」とその狂気と容赦なさを評されている。
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALにて背景キャラとして登場している。
余談
鉄拳にギースが参戦しているが原田Pによるとギースよりも先に山崎を参戦させたかったと自身のYouTubeチャンネルの動画で語った。
山崎春のドリル祭り
リアルバウト餓狼伝説で追加された潜在能力(超必殺技を超えた大技)で、一回転コマンドで放たれるこのコマンド投げは、アッパーで打ち上げた後ボタン連打で「四段ドリル」に派生、連打回数により3段階に攻撃が進化する。
以降のシリーズでは「四段ドリル」の名称は使われなくなり「ドリル」はボタンを連打する事でフィニッシュのコークスクリューまでの追加攻撃が変化する技として定着。
派生パターンは基本的に4種類、場合によっては5種類、システム上「ドリル」そのものの強化バージョンがある場合はその倍以上にまで変化する。
KOFの関連動画では通常版4段階&MAX版4段階の合計8パターンあり、さらに段階が上昇するごとに演出も長くなるため、1チーム分の動画時間のうち半分以上がドリルのパターン別になることはザラ。なお、MAX版では何故かレベル2の「匕首で切りつける」タイプのが一番ダメージが大きい。
カプエスでCAPCOMグルーヴ(カプエス2ではCグルーヴ)を選んだ際にはスーパーコンボレベル3×ドリルレベル4で合計12種類と無駄に豊富。
KOF14ではCLIMAX超必殺技(最上位技)となったため4種類だがレベル3の物品叩き付け攻撃に無駄に多い派生パターンが存在しており、公式PVでも異様な存在感を放っていた。
超必殺技集などの動画で山崎がドリルを披露する場面だけ異様な長さとなり「ヤマザキ春のパンまつり」をもじった「山崎春のドリル祭り(たまに「山崎春のヒャア祭り」とも)」が定着した。
ちなみにそれ以前だと普通に読者投稿のマンガでも「ヤマザキ春のパンまつり」にひっかけて弄られていたり。
関連イラスト
関連タグ
餓狼伝説・・・出典。
ホンフゥ・・・餓狼伝説シリーズでは、刑事である彼に追われる立場となっている。
フランコ・バッシュ・・・一時的に利用
ギース・ハワード ・・・基本的に敵対関係だがKOF97では出場依頼・またKOF15ではチームメイト(ただし信頼関係など全く無い、あくまでビジネスパートナー)
ブルー・マリー、ビリー・カーン ・・・KOF97スペシャルチーム、98など特にストーリーに絡みない作品ではこの2人と組むことが多くpixiv内でも上述の秦兄弟と並んで揃って投稿されている。後者は2003や15でもチームメイト
牙刀・・・KOF2003のチームメイト
七枷社・・・オロチ四天王の一人でなにかと絡みが多い、またKOF京では本編と異なり共に行動する間柄。
ルガール・バーンシュタイン・・・ここ近年の作品内中の人繋がり