概要
CV:はせさん治(アニメ1期)/千葉繁(キン肉星王位争奪編)/龍田直樹(Ⅱ世)/柳原哲也(完璧超人始祖編)
キン肉マンの名脇役。広い額(あだ名のとおり髪の毛はカツラ)とメガネが特徴。公子という名前の妻がいる。
モデルは『週刊少年ジャンプ』連載当時の担当編集者だった中野和雄(1946~2023)で、劇中においてのキャラクター名としても用いられている。
原作では、初期のギャグシーンを中心に与作さん共々出前持ちやインタビュアー等様々な役で登場した。
底なし星人の登場した回では底なし星人の胃液に溶かされて死亡したが、翌週何事もなかったように登場している(ギャグ漫画時代だったからではあるが、まともに解釈したら「超人以上の恐ろしいまでの再生力」というツッコミも入る)。
超人オリンピック編以降は観客として毎回のように登場していたが、いつの間にか話がシリアスになるにつれ登場頻度が激減してしまった(時々登場してもギャグ描写が多い)。
アニメ版では解説者となり、毎回吉貝アナ共々漫才を演じており、一般人でありながら、宇宙の果てだろうと別の時代だろうとキン肉マン達がいるところには現れるある意味、超人並に凄い人物。一方でキン肉マンに対してはダメ超人時代から見てきた為か毒舌で悪魔超人シリーズではV2チャンピオンなのにも関わらず初戦敗退を予想したり、映画でも毎回他のアイドル超人はちゃんと紹介するのにキン肉マンだけすっぽかすなどぞんざいに扱っており、ピンチになると死んでもいないのに勝手に殺し、すぐに開き直るなど不謹慎な部分がある。
愛妻家だが、よく妻とイチャイチャして仕事を放棄するなどアナウンサーとしては不真面目な部分がある。
アニメ第1期放送期間中に二人の掛け合いを収録したキャラクターソング「燃えろ!放送席」が作られた。
「キン肉マンⅡ世」ではアニメだけでなく原作でも解説者として登場している。
名言は「女房を質に入れてでも見に行かなければ」
「完璧超人始祖編」では妻の公子(CV:角倉絵里子)と一緒に試合会場で牛丼を食べている場面にて登場するが、突如現れたバッファローマンとスプリングマンに怯えて逃げ出した。
彼にそっくりな登場人物には、カズ坊というマリが務める幼稚園の通園している子供やピサの斜塔でガンマンにヅラを剥がされたイタリア人のジュリアーノがいる。
キン肉マン関連イベントにおいては、2019年に行われたキン肉マンスタンプラリーでは中野駅のキャラとして登場し、2023年に開催された『アニメ放送40周年記念「超キン肉マン展」』ではアデランスの協力をもとに再現されたヘアスタイルが展示された。