ポケモンの技→いえき
概要
口から食道を通り、胃の入り口(噴門部)から胃内に入った食物を消化するための液体である。
胃の出口(幽門部)G細胞から放出されるホルモンであるガストリンの働きにより、胃の壁細胞から塩酸を主成分とする胃酸が放出される。ちなみに塩酸が直接放出されるわけではなく、塩化物イオンと水素イオンがそれぞれ別個に放出される。(じゃないと壁細胞自体焼けちゃうし)
同時に胃の主細胞からはたんぱく質消化酵素ペプシノーゲンが放出され、胃酸の強酸性によりペプシンへと変性する。ペプシノーゲンは消化作用を持たない。(ペプシンの状態で分泌したら主細胞自体が溶けちゃうし)
胃酸により殺菌され、ペプシンにより消化された食物は胃の幽門部を通り十二指腸へと運ばれる。
胃自体が胃酸で溶けないのは、表面に強力な粘膜があり保護しているから。故に、粘膜が弱くなったり、噴門部から胃液が逆流すると炎症を起こす。
嘔吐を繰り返すと食道が焼かれる上に、体内から酸が失われることにより体内成分がアルカリ性に傾くアルカローシスに陥る。
このタグが付いたイラストは腹パンを受けて嘔吐しているシチュエーションを描いたものが多い。