ジャッカル「くそぉ、南斗爆殺拳!」
ケンシロウ「火薬に頼って何が拳法だ」
概要
『北斗の拳』に登場する盗賊・ジャッカル(アニメ版においてはKING配下)が、劇中で吐いたセリフの1つ。
実際はダイナマイトに火を付けて敵に向かって投げるだけであり、ケンシロウの口を借りてこの攻撃が拳法でない事を仄めかす、南斗人間砲弾にすら表示されたテロップが表示されないなど、製作者側もジョークとして扱っている戦法である。
ジャッカル自身が嘘吐きであることから、彼が口からでまかせを言っただけだとする意見・考察も存在する。アニメ北斗のKINGが南斗諸派の混成組織と化している事も考えると、箔を付けたかったのかも知れない…右腕も拳法家だし。
ちなみに(当然だが)ケンシロウには全く通用しなかった。
その後、ジャッカルは(アニメ版においてはKINGの側近ジョーカーの入れ知恵で)「弟分」の巨人デビルリバースを繰り出すも、「北斗七死星点」によりケンシロウに倒され助けを求めてきたデビルリバースの巨大な手で握り締められ身動きが取れなくなってしまう。
最期はケンシロウにダイナマイト1本を奪い取られて点火され、皮肉にも「兄弟」共々爆殺された。
一部のファンからは南斗爆殺拳が北斗神拳奥義水影心でコピーされてるじゃないかなどとネタにされていたりする。
- ジャッカルがダイナマイトを使用するシーン自体は原作漫画版にもあり、アニメオリジナル要素なのは、あくまで「南斗爆殺拳と名乗った」という点であるので、完全にアニメオリジナルである南斗列車砲や南斗人間砲弾などとは扱いが違う事には注意が必要。
- FC専用RPG『北斗の拳3 新世紀創造 凄拳列伝』ではジャッカルが必殺技としてダイナマイトを投げてくるが、こちらも特にこれと言って名称は無い。