※ 他のリンについてはリンの記事を参照。
公式サイトでの解説
天帝の血を受け継ぐ人物で、ルイの双子の妹にあたる。生後ファルコの親類に預けられ、とある村でケンシロウと出会う。その後、バットとともにケンシロウの戦いを目撃。ケンシロウと別れてからは、北斗の軍の中心人物としてバットとともに帝都軍に反抗する。帝都軍壊滅後は修羅の国に連れ去られ、カイオウに拉致されてしまう。カイオウの死亡後は数奇な運命を経て、本当に愛すべき男はバットと気づきケンシロウに別れを告げる。
概要
バットと同じくケンシロウの後を追い旅を続けた少女。ラオウ編以降も成長した姿で登場。ユリアと並ぶ本作のもう一人のメインヒロインでもある。
少女期
「ケーーーン!! 来ちゃだめ~!!」
CV:鈴木富子(TVアニメ版・劇場版・他)
坂本真綾(真救世主伝説、リバイブ)
伊藤かな恵(北斗無双)
倖月美和(AC版格闘ゲーム)
あきやまかおる(DS版)
M・A・O(DD北斗の拳)
沖佳苗(スマートショック)
蒼井翔太(イチゴ味)
釘宮理恵(北斗が如く)
ケンシロウが行き倒れた村に住んでいた少女。目の前で両親を殺されたショックにより声が出せなくなっていたが、ケンシロウに「おまじない」として秘孔を押され、ジードに捕らえられた際に声を取り戻す。
(その際の「ケーン!」の叫び声は有名でいろいろとパロディされる)
その後、村を去ったケンシロウを追い一人村を飛び出すが、GOLANに捕らえられトラックで運ばれているところを再びケンシロウに救われる。それ以降、彼らの一行に加わることになる。
ケンシロウを慕う気持ちと人一倍優しい性格からたびたびピンチに陥るが、そのたびにケンシロウ・バットら仲間たちに救われている。
因みに、芦田豊雄が監督を務めた劇場版ではピンク髪に緑色の瞳であった。
成年期
「バット…かわらないのね。いつまでも…」
CV:冨永みーな(TVアニメ版・他)
伊藤かな恵(真北斗無双)
坂本真綾(リバイブ)
ラオウが天に帰りケンシロウとユリアが安住の地に旅立ってからは、バットとともに「北斗の軍」を結成し圧政を敷く帝都の奴隷解放のために戦った。
天帝軍との決戦時、帝都の地下にて双子の姉・ルイと再会し、己が天帝の血を引く人間であり、赤ん坊の頃、本来死ぬ運命にあった自分を帝都の将軍・ファルコが救ってくれたことを知る。
帝都陥落時、ジャスク(アニメではタイガ)によって「修羅の国」へ連れ去られてしまう。修羅の国に到達した矢先に「修羅の花嫁」として郡将・カイゼルの元で囚われの身となるが、リンを追って来たケンシロウと修羅及び羅将を戦わせようと企むシャチによって連れ出される。
羅将の一人・ハンの居城でついにケンシロウと再会を果たすものの、姉の元へ帰るように言ったケンシロウの言葉に逆らい修羅の国にとどまったせいで今度は天帝の血を欲しがったカイオウによってさらわれてしまった。(アニメでは、ケンシロウとの相討ちを画策してシャチが引き渡したことになっている)
彼女を助けようとしたケンシロウはカイオウに惨敗して捕らえられ、ケンシロウを助けるために修羅の国に上陸した赤鯱達はケンシロウの救出には成功したがカイオウに皆殺しにされてしまった。
更に、悪が情愛を支配できることをケンシロウに見せつける為にカイオウに破孔「死環白」を突かれた状態で馬と共に野に放たれてしまう。
(死環白は、それまでの一切の記憶を失い、次に目覚めた際に最初にみた人物を永遠に愛する破孔)
ヒョウの決死の救出劇によりリンは救われ、合流したバットによりケンシロウの元に届けられる。バットは幼い頃からのリンの願いを叶えるためにケンシロウと結ばせようとするが、逆にケンシロウから彼女を託される。
最初に見た相手であるバットを愛するようになり、故郷で結婚式を挙げるが、どうしてもその状況をよしとせぬバットにより式の最中、秘孔を突かれ再び記憶を失い、彼に連れられて三人の想い出をたどる旅に出ることになる。
その後、バットの命を捨てた奮闘もあって記憶が戻り、真に愛すべき者がバットである事を悟る。
死んだと思われていたバットが、ケンシロウが秘孔を押した事により蘇っていたため喜びの涙を流した。
DD北斗の拳
CV:M・A・O
核戦争で崩壊しなかった世界のリン。平和な現代日本の女子高生。
家はコンビニエンスストアを経営しており、大学生のバットがアルバイトをしている。
捨て猫に扮していたケンシロウを拾い、彼をコンビニで働かせることを決める。
ケンシロウたちと違い二頭身にデフォルメされておらず、原作より年齢を重ねている印象だが顔立ち・髪型は少女の頃に近い。また、性格も原作に比べてかなり活発で明るく、常識離れしたケンシロウ達の行動も大概受け入れてしまう。また、ユリアをライバル視している節があり、彼女に対して毒付くこともある。
北斗の拳イチゴ味
cv:蒼井翔太
原作とは別な意味で世紀末な本作の中でのツッコミ役をバットと共に担っている。姿は第一部の子供の姿。
初期では、サウザーの世紀末を無視したファンシーな格好や、彼の異常な我慢強さに「ケーン、逃げてーーっ!!」と叫ぶのがこの作品のお約束となっていた。
そのせいで鍛えられたのか原作よりもアグレッシブで毒舌。
天然ボケを発症するケンシロウの保護者をバットとともに引き受ける。なおケンシロウが破る革ジャンの調達は彼女がしているらしい。
双子の姉である天帝・ルイは、サウザーたちが原作を大幅に前倒しして帝都を陥落させてしまったため、失明せず子供のまま救出された。その後は特に接点は無かったが、シンに預けられたルイが外に連れ出されたときに偶然再会。互いの関係を知った。
普通の少女らしい性格をしており、まぎれもない女の子だが、ここで問題となるのが演じているのが男という事実である。くりかえすが、中の人は男である。大事なことなので2回言いました。
まるで某地球育ちのサイヤ人とは逆のパターンである。
世紀末ドラマ撮影伝
氷室さやかとして登場。彼女がリン役としてドラマ『北斗の拳』に出演する。
見た目に反して芸歴の長い子役であり、プロ意識が強い。
ぶっちゃけリンと似てるのはほぼ見た目だけでかなり頼もしい雰囲気のキャラクターとなっている。
天才アミバの異世界覇王伝説
スターシステムで「リリン」という名前で登場。
大魔導士に認められるほどの魔法の使い手で火炎弾を放つ「フレイムパーム」(ワイドレンジ版)という技を持っており、それに目を付けたアミバに教えを請われる。
性格はとても勇ましく、舐めた態度で掛かるアミバに対してはビンタや辛辣な発言も辞さない上に時々雰囲気がケンシロウに近くなるので、流石のアミバも頭が上がらない。
修行も魔法の修行というよりかは古典的な少年漫画の修行法のそれである鬼教官っぷりである。