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空モモ

そらもも

「空モモ」とは、アニメシリーズ「魔法のプリンセス ミンキーモモ」の第1作目に関連したイラストにつけられるタグ。
目次 [非表示]

「サンクスフレンズ」

「もし戻れるなら、あたしは、あたしの夢を見たいわ…」


1作目の主人公の出身地が空に浮かぶ夢の国であったことから、海の底に沈んだ夢の国の出身である第2作目の主人公と区別して「空モモ」と表記することがファンの間で通例となっている。


キャラクター概要

声 - 小山茉美(2作共通)

第1作

空に浮かぶ夢の国「フェナリナーサ」出身の12歳の王女で、地球に夢を取り戻し、フェナリナーサを再び地球に降ろすため、お供の3匹(シンドブック・モチャー・ピピル)と共に地球へと派遣されてきた。その際に「どこかの国のどこかの町」に住む、子供のできない夫婦の記憶を操作し、夫婦の子供に成り代わって地球での行動を開始する。


性格は前向きかつ楽観的で、「なるようになる」が信条。


魔法の呪文は「ピピルマ ピピルマ プリリンパ パパレホ パパレホ ドリミンパ アダルトタッチで○○になれ」。


魔法のペンダントの力で18歳の大人の姿に変身し、他人の夢を叶えようと奔走する。他人の夢に貢献する善行を4回起こすとハッピーティアが1個出現する。ハッピーティアを12個集めるとフェナリナーサが再び地球に降りてくるとされる。





終盤(46話)のネタバレ

しかし、物語終盤で魔法で人の夢を叶えることはできないという現実に直面し、魔法の力を失った挙句に交通事故で死亡するという悲劇に見舞われる。

その後、自分自身の夢を見るために人間に生まれ変わるという道を選んだ。


第2作

作中での通称は「初代モモ」。前作から12年が経過し、前作と同程度の年齢の人間の少女に成長している。ロンドン在住。


夢は自分で見るものであり自分の力で叶えるもの」という信念を持ち、自分の夢の実現のために日々を力強く生きている。


マリンナーサのプリンセス(海モモ)と出会い、魔法ではどうにもならない現実にぶち当たり苦悩する彼女の支えになっていく。


最終回では、第46話を連想させる展開を披露し、前作のファンをやきもきさせた。


第46話の悲劇の真意(ネタバレ注意)

主人公の交通事故死がことさら強調されることが多いが、氏が生前に連載していたwebコラム「えーだば創作術」においては「打ち切りに備えて予めいくつか用意して置いた結末の1つであり、打ち切りを迎えるにあたり結末はあの形にするのが最善だと判断したからだ」という趣旨の文章を残している。

また、肝心な流れは「交通事故死したモモが人間に生まれ変わって、自分自身の夢を見出す=モモが自分の夢をかなえることでいつかフェナリナーサが地上に戻って来られるかもしれないという希望を示す」というところまで含めてが正式な結末であり、モモの死そのものに大きな意味があることはもちろんである一方で、モモの死だけが大きく取りざたされることは製作者の本意ではないことに留意しなくてはならない。



空モモが交通事故で死去した真意は、「現実の諸問題から逃避せず、向き合って欲しい」と言う意味であり、「最初の打ち切りに対する放送局スポンサーロリコンファンへの報復」と言う意味だけではない事をご理解願いたい。(故・首藤剛志氏が生前書いたブログより引用)


なお、物語のベースとなった首藤氏の創作ミュージカル「フィナリナーサから来た少年」も、主人公が妖精の国を人間の世界に呼び戻す胸にしつつ挫折し、気落ちする中でふと見た赤ん坊の中に希望に満ちた未来のビジョンを見出すという筋立てであった。


そして空モモが予定通りに終わっていた場合の展開についても

「悪夢と戦って勝利するも傷を負い、永い眠りについたモモがフェナリナーサが地上に戻ってくる夢を見る」

という決してハッピーエンドとは言えない形で閉じられる予定だったということは付け加えておく。


裏話

  • 空モモは第42話で打ち切られる予定だったが、番組担当PDだった大野実読売広告社PDの尽力と交渉の結果、46話が最終回となった。
    • しかしスポンサー側の都合で打ち切り決定直後に再延長が決まったため更に話数が増え、最終的に全63話となった。そこからさらに再延長の話しもあったが、監督の湯山氏が反対したため、それ以降は作られなかった。

パロディ

民田直原作のパロディー漫画『魔法帝国』では、魔法帝国を率いる教祖として登場。魔法帝国版ではフェナリナーサから来るも事故死したモモが長女で、人間に転生したモモが次女となっている。原作とは逆に人間の可能性を否定しており、「地球を救うには魔法による統治制御が必要」と主張しており、原作へのアンチ&バッドアンサーの役割も兼ねている。


またカセットブック版『BASTARD!!』ではアーシェス・ネイ役を小山茉美が演じている関係でパロディ寸劇が挿入されている。

(なおカルが大真面目でモノローグを流している最中のことである)

「ダーシュ、この前覚えた呪文なんだが……」「あぁ、あれな? ピピルマピピルマ……」「ちょっと待て! ペペロマじゃないのか!?」「いや、ピピルマ」


2001年に放送されたアニメ『バンパイヤン・キッズ』の主人公の1人・スー役を小山氏が演じており、魔法を使用する際の詠唱呪文が「パルルン・ピルルン・プルルン・ポン!」と、中の人ネタなのかモモの呪文にそっくり。


スーパーロボット大戦X-Ω

まさかのコラボ。


ミネバに道を尋ねた際、変身が解けてしまい彼女に驚かれる。その上で自身の素性を話さざるを得なくなり、別世界の住人であること、魔法の存在などを話すも、ミネバには受け入れてもらえた。ハマーンにも言おうとしたが、ミネバに(ハマーンがモモの魔法を悪用する可能性を恐れたのか)口止めされる。「ミネバの夢」を質問して、その夢を大切にするように促したことでミネバの笑顔を取り戻した。


邪悪なミンキーモモの項目も参照。


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