Pixiv内では、「バンパイヤンキッズ」(区切り点がない)のタグが多く使われている。
概要
フジテレビ系で2001年10月13日から2002年3月30日まで放送された。全26話。
タツノコプロ設立者吉田竜夫の長女である吉田すずかがキャラクター原案を担当、作風もタツノコプロの作品を思わせるが、上記の通りプロダクションI.Gのオリジナル作品であり(そもそもプロダクションI.Gの生い立ちにはタツノコプロが絡んでいる)、同社初のファミリー・子供向け作品。
ナンチアーテ伯爵役の愛川欽也は、かつて1960年代から1970年代初期にかけて声優として活躍して以来、久々の声優復帰作であり、生涯唯一の主演作。
ストーリー
モンスターランドきってのバンパイヤンの名門の第13代ナンチアーテ伯爵は、大好きな発明に没頭してモンスターの本職である人間を驚かせることを全然していなかったので、一家揃って人間界に追放されてしまった。モンスター法廷で死神裁判官は、人間1,000人を驚かせたら一家をモンスターランドに帰す、という条件を付けたため、あの手この手で人間を驚かせようと奮闘する。
登場人物
- ナンチアーテ伯爵(CV:愛川欽也)
- スー(CV:小山茉美)
- 伯爵婦人(CV:鶴ひろみ)
- ロボゾー(CV:竹本英史)
- モリピョン(CV:釘宮理恵)
- コー(CV:竹内順子)
- マック(CV:山崎樹範)
- ショー/ピエール/ファイブ(CV:高橋広樹)
- キンタ(CV:山崎みちる)
- キンジ(CV:井関佳子)
- カナ(CV:水野理紗)
- ミエール(CV:長嶝高士)
- 風見鶏(CV:歌原仁美)
- バンシー(CV:近田英紀)
- ヘルヘル(CV:緒方賢一)
- ゴドー(CV:石井康嗣)
- レーダーハット(CV:石川耕作)
- グランパ(CV:楠見尚己)
- 幽霊船長(CV:小杉十郎太)
- フランケン(CV:岩崎征実)
- キュルン(CV:ゆかな)
- ドラママ(CV:尾小平志津香)
- ピー(CV:小桜エツ子)
- パペッタ(CV:真山亜子)
- パンプキン(CV:こおろぎさとみ)
- マシュー(CV:松本吉朗)
- カスタネット姫(CV:かかずゆみ)
- ドラネコ(CV:松山鷹志)
- ジュリエッチョ(CV:三橋加奈子)
- ロミヒョ(CV:下崎紘史)
- 死神裁判官(CV:青野武)
主題歌
オープニングテーマ「フラストレーション ミュージック」
作詞・作曲 - たくや / 編曲 - Hysteric Blue&MASAHIDE SAKUMA / 演奏・歌 - Hysteric Blue / レーベル - Sony Music Records
エンディングテーマ「LA★BOOO」
作詞・作曲・編曲・歌 - ダンス☆マン
余談
本作は残念ながら伝統と実績を誇ったフジテレビ系土曜日夕方6時台アニメ・特撮枠の最終作となってしまい、かつて同枠はかなりの局で同時ネットされていたが、本作の同時ネットはテレビ西日本のみとなり、かつての名枠の凋落ぶりを物語っている。(ついでに前番組『パラッパラッパー』もラスト数話は別枠で放送されていた)
土曜日夕方6時台後半の初作がタツノコプロの『タイムボカン』で、最終作の本作が関連会社のプロダクションI.G担当とは、何かしら因縁を感じる。
関連タグ
フジテレビ系土曜日夕方6時台アニメ・特撮枠 放送枠で同枠最終作となってしまった。