概要
1975年から2002年まで放送されていた放送枠である。
1960年代後半に短期間ほど再放送枠としたのが起こりだが、本格的にアニメの放送枠となったのは1975年にタツノコプロ製作タイムボカンを導入したのがきっかけだった。 昭和はタイムボカンやタツノコプロの作品やゲゲゲの鬼太郎(第3期)、平成はスタジオぴえろ製作のアニメで親しまれていたが、少子化や視聴率低迷で2002年に27年の歴史に幕を降ろした。
なお、実はローカルセールス枠であり、地域によっては放送日時が差し替えられたり、放送そのものがなかった、ということもあった。
土曜日夕方6時台前半
特撮のXボンバーを除き、全てアニメ枠だった。
マッハGoGoGo(再放送):1968.10~1969.3
おらぁグズラだど(再放送):1969.4~1969.9
フランダースの犬(再放送):1977.1~6・・・金曜夜7時に放送されていた放送枠の時間帯移動
風船少女テンプルちゃん:1977.10~1978.3・・・同枠初の新作アニメだが単発に終わる
Xボンバー(特撮):1980.10~1981.3・・・同枠唯一の特撮番組にして、日本唯一のスーパーマリオネーション特撮番組。強力な裏番組達の前に玉砕。なお、イギリスではスターフリートに改題の上大ヒットした。福岡県ではこれから「ハニーハニーのすてきな冒険」までは福岡放送(日本テレビ系列局)で放送
めちゃっこドタコン:1981.4~9・・・Dr.スランプの向こうを張ったが…。
ハニーハニーのすてきな冒険:1981.10~1982.5
おちゃめ神物語コロコロポロン:1982.5~1983.3
ななこSOS:1983.4~12
スペースコブラ(再放送):1984.4~6・・・新番組が決まらなかった為、関東ローカルの穴埋め放送で、本放送も穴埋めで1ヶ月再延長となった。
ふしぎなコアラブリンキー:1984.7~9・・・2クール目は金曜夕方5時台に時間帯移動
あした天気になあれ:1984.10~1985.3・・・スーパータイム土曜版導入により金曜夜7時へ時間帯移動した最終作
土曜日夕方6時台後半
言わずと知れたタイムボカンシリーズが放送された枠
タイムボカン:1975.10~1976.12・・・当時の子供達を釘付けにした名作
ヤッターマン(第1作):1977.1~1979.1・・・タイムボカンシリーズ最長放送
ゼンダマン:1979.2~1980.1
タイムパトロール隊オタスケマン:1980.2~1981.1
ヤットデタマン:1981.2~1982.1
逆転イッパツマン:1982.2~1983.3・・・イタダキマンで時間帯移動が決まり、放送延長となったが…
未来警察ウラシマン:1983.4~12・・・日曜夕方6時から時間帯移動
OKAWARI-BOY スターザンS:1984.1~8
よろしくメカドック:1984.9~1985.3
炎のアルペンローゼ ジュディ&ランディ:1985.4~9・・・タツノコプロ制作はここまで
ゲゲゲの鬼太郎:1985.10~1988.2 本枠唯一の東映動画作品。地獄編は月曜夜7時台前半に移動
おそ松くん:1988.2~1989.12・・・本作から「烈火の炎」まではスタジオぴえろ製作
平成天才バカボン:1990.1~12
おれは直角:1991.1~9
バカボンおそ松のカレーをたずねて三千里:1991.9・・・おそ松くんと平成天才バカボンの2話(2週)連続コラボスペシャル。当初は東映アニメフェアの企画だった
丸出だめ夫:1991.10~1992.9
幽遊白書:1992.10~1995.1・・・平成の本枠最大のヒット作にして、実はヤッターマンやゲゲゲの鬼太郎を抜き同枠最長放送を記録している。
NINKU -忍空-1995.1~1996.1・・・原作と同様、アニメも諸事情に泣かされた
みどりのマキバオー:1996.2~1997.3
烈火の炎:1997.4~1998.3・・・唯一のサンデー原作アニメ。途中で放送日時移動を余儀なくされたうえアニメ枠そのものが一時休止に
花さか天使テンテンくん:1998.10~1999.9・・・半年のブランクを経て本作からアニメ枠が復活。
HUNTER×HUNTER旧TVアニメ(1999年):1999.10~2001.3
パラッパラッパー:2001.4~9 事情で10月から翌年1月は時間帯が移動した。
バンパイヤン・キッズ:2001.10~2002.3・・・同時ネット局はテレビ西日本のみ。土曜夕方6時台後半枠最終作