概要
原作は1981年42号から1991年25号まで『週刊少年マガジン』(講談社)で連載された。
ゴルフ漫画の草分け的存在で、主人公・向太陽の発する「チャー・シュー・メン!」の掛け声は子供の間で流行語となった。
土田プロダクションの手によってテレビアニメ化された。1983年10月から1984年9月にかけて、フジテレビ、北海道文化放送、山形テレビ、テレビ静岡、石川テレビ、岡山放送、サガテレビ、沖縄テレビ、テレビ山梨、テレビ高知などで放送されている。
放送時間帯が土曜18時台前半→金曜19時台前半の、いわゆるローカルセールスだったため、基幹局でも放送しなかった局がほとんどであった一方、フジテレビ系列ではない局でも放送されたことがある(例えばここで記した2局はTBS系列局だったりする)。
あらすじ
東京の下町に住む中学生・向太陽(むかい たいよう)は朝は実家の食堂を手伝い、夜はゴルフ練習場でアルバイトをしながらプロゴルファーを目指している。最終的にセント・アンドルーズで開催された全英オープンゴルフに出場することになる。
余談
黎明期の作品で、プロを目指す段階も多く描かれているため
後継のゴルフマンガによくあるホールインワンやアルバトロス連発といった必殺技的スーパーショットは少なめ。
ボギーはもちろん、ダブルボギー等も積極的に描写されている。
またウォーターハザードのペナルティなどルールに則った題材も多かった。
※2019年現在からの新ルールではウォーターハザードのルール(池ポチャ/池打ち)は廃止され、ペナルティエリア内でのソールも罰則無しになるなど当時と違うルールも多数ある。
2019年の新ルール以降ではアマチュアは旗(ピン)を抜かずパットするのがセオリーで、プロでもピンを指したままの事があるため
本作のようなピン抜きルール時代とはグリーン上の戦略が大きく異なっている。
アマチュアの場合旗竿にぶつけるように打てば、多少強くても従来より高確率でパットが成功しやすい。
※この漫画の連載当時はグリーンパットでピンを抜かないとペナルティであった。