人物
1939年東京生まれ。2歳の時に、満州国奉天に渡り同地で育つ。敗戦後の混乱の中知り合いの中国人一家に助けられて日本に引き上げる。
高校時代に貸本漫画でデビューし、後に活動の領域を少女漫画・少年漫画・青年漫画へと広げた。
代表作には『あしたのジョー』(高森朝雄=梶原一騎原作)など。初期には繊細な心理描写に定評があり、後年には王道のスポーツものを得意とした。映像化されている作品も多い。
1984年に心臓疾患と網膜剥離を患って入院中に妻がプロダクションを解散させた後は短編作品をもっぱらとし、大人数を雇うプロダクション形式での長期連載作品は手がけていない。2012年にはやなせたかしの跡をついで日本漫画家協会理事長に就任した。
2015年12月『ビッグコミック』2016年1号より『ハネ太』以来17年ぶりとなる連載『ひねもすのたり日記』の連載を開始。2021年現在も同誌にて連載中。
野球漫画の名作『キャプテン』『プレイボール』、『風光る〜甲子園〜』などを手掛けた、漫画家のちばあきお氏・七三太朗氏は実の弟。
2024年には漫画家としては初めて文化勲章を受章した。
主な作品
- あした天気になあれ
- あしたのジョー(高森朝雄=梶原一騎原作)
- 1・2・3と4・5・ロク
- おれは鉄兵
- 紫電改のタカ
- ちかいの魔球
- のたり松太郎
- ハリスの旋風
- みそっかす
- アニ×パラ (第五弾の車いすラグビーを担当)
- ひねもすのたり日記
ちばてつや賞
氏が審査員を務める新人漫画賞。青年漫画の登竜門として知られている。
関連イラスト
関連タグ
外部リンク
公式ブログ『ぐずてつ日記』