ゼンダマンとは、『タイムボカンシリーズ』の第3作目。
不老長寿をもたらすという”命のもと”を手に入れようとする三悪アクダマンのムージョ・トボッケー・ドンジューロー。その野望を砕くため、紋者博士の孫のさくらちゃんと鉄ちゃんはゼンダマンに変身し、タイムトラベルを繰り返し悪玉たちを懲らしめる!
声優を山本正之がつとめるゼンダライオンと視聴者ののど自慢、ムージョのお色気ポーズなどの定番のギャグが視聴者を楽しませた。
演出に一回押井守が抜擢され、「超徳太子だよ ゼンダマン」の回を担当した。
先輩方から「押井君のギャグは面白いねー」と言われる程度の好評価を得たが、押井は「自分のギャグはアニメに向かない」として、これ以降、アニメでのギャグ路線を極力抑えることになる。
「命のもと」がもたらした三悪達の結末はあまりにも皮肉である事も有名。
作品スタッフ
原作 | タツノコプロ企画室 | |
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製作 | 吉田健二 | |
企画 | 九里一平 鳥海尽三 柳川茂 酒井あきよし | |
総監督 | 笹川ひろし | |
キャラクターデザイン | 天野嘉孝 | |
メカニックデザイン | 大河原邦男 | |
脚本 | 小山高男 山本優 佐藤和男 他 | |
演出 | 大貫信夫 笹川ひろし 他 | |
作画監督 | 芦田豊雄 平山則雄 他 | |
音楽 | 神保正明 山本正之 | |
プロデューサー | 永井昌嗣 横尾潔 | |
制作 | タツノコプロ フジテレビ | |
放映期間 | 昭和54年(1979年)2月3日~昭和55年(1980年)1月26日 | |
放送回数 | 52回(全52話) | |
声の出演 |