東映アニメフェア
とうえいあにめふぇあ
『東映アニメフェア』とは『東映まんがまつり』を前身とするアニメ映画の興行名である。
それまでアニメ・特撮の再編集版などを交えた興行形態から特撮・旧作を外し、東映動画制作によるテレビアニメの劇場新作のみによる興行形態となった。
区分けされた特撮の方は1993年から1995年までの3年間『東映スーパーヒーローフェア』と題打って公開された。
1990年3月10日に『東映アニメまつり』の名称で開始、同年7月7日は鳥山明原作のみのアニメとなったため『東映アニメフェア'90夏 鳥山明 THE WORLD』という名称が付けられ、以降は年代と季節をタイトルに付けた『東映アニメフェア』の名称が定着した。
1993年3月6日は再び鳥山明原作のみとなったため『'93春東映アニメフェア 鳥山明 THE WORLD 2』という名称が使われている。
週刊少年ジャンプの連載作品が多かったこともあり、同誌での『東映アニメフェア』紹介記事では『東映・東映動画・集英社提携作品』と表記されることが少なくなかった。
1997年夏を最後に一度は終了したものの1999年春に復活。その後、2002年夏で再び終了することになり、以降の東映夏映画は仮面ライダー&スーパー戦隊が本格的に担うようになった。
- 『ドラゴンボールZ』
初回となる『東映アニメまつり』にて「この世で一番強いヤツ」が公開、続く『東映アニメフェア'90夏 鳥山明 THE WORLD』の「地球まるごと超決戦」から『'96春東映アニメフェア』の「最強への道」まで休むことなく劇場版が公開され続け、長らく『アニメフェア』のメインプログラムとして君臨した。
劇場映画3作品を公開した。1作目はテレビアニメ(TBS版)が開始する前に公開された。
- 『スラムダンク』
劇場映画4作品を公開した。
劇場映画3作品を公開した。
- 『地獄先生ぬ~べ~』
劇場映画3作品を公開した。
Dr.スランプアラレちゃんと、ドクタースランプ名義で、計5作品を公開した。
- 『デジモンシリーズ』
「デジモンアドベンチャー」~「デジモンフロンティア」まで(「デジモンセイバーズ」に関しては名称廃止後に製作・公開)。
- 『ONEPIECE』
「ONEPIECE(2000)」「ねじまき島の冒険」「珍獣島のチョッパー王国」の3作品は『アニメフェア』で公開され、「デッドエンドの冒険」以降は単独上映となった。