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概要編集

1975年夏の東映まんがまつりで公開されたアニメ映画。正式名称は『グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激突』勿論ゲッターとグレートは戦わない。

同時上映は『UFOロボグレンダイザー』のプロトタイプと言える『宇宙円盤大戦争』。その他『ちびっ子レミと名犬カピより 家なき子』『野生のエルザ』『秘密戦隊ゴレンジャー』『がんばれ!!ロボコン ゆかいな仲間』『仮面ライダーストロンガー』も併映された。


本作は同年5月に始まったばかりの『ゲッターロボG』と、佳境に差し掛かっていた『グレートマジンガー』のクロスオーバー映画である。『ゲッター』のTV版とはパラレル設定で、序盤で武蔵が死亡、ベアー号粉砕につき初代ゲッターロボは戦闘不能になるという展開を取っている。また、ゲッタードラゴン以外の形態は尺の都合で登場しない。(ただし、漫画版では少しだが、ゲッターライガーゲッターポセイドンも登場している。)

一方マジンガー陣営においても、TVに先駆けてグレートブースターが実装されている。


なお、現在の公式設定においては、本作の敵である異星人は前作『グレートマジンガー対ゲッターロボ』に登場したギルギルガンを操っていた個体の同族である。また、『グレンダイザー』の後日談である『マジンガーZ/INFINITY』のOP映像においても、映画版に登場するギルギルガン、ピグドロン、ドラゴノザウルスが一瞬だけマジンガー三部作の悪役に交じってカメオ出演している。


あらすじ編集

突如として地球に襲来した異星人のUFO早乙女研究所は猛攻の前に壊滅し、かろうじて出撃したゲッターロボも空魔獣グランゲンと相打ちになり、武蔵は絶命した。このままでは、地球は異星人の繰り出す魔獣に蹂躙されてしまう。ゲッターチームに残された竜馬隼人は、新たな仲間・弁慶と、新たなるゲッターロボ・Gに乗り込み、剣鉄也のグレートマジンガーと共に魔獣を迎え撃つ。


登場メカ編集




派生作品編集

例によって石川賢によるコミカライズが行われている他、赤星政尚脚本・Moo.念平作画の『マジンカイザー対真ゲッターロボ』は事実上本作の後日談となっている。


スーパーロボット大戦シリーズ』では話の再現こそされたためしがないが、ピクドロンは初代からよく敵キャラとして登場する。ボングとグランゲンも『MX』で登場した。もっとも、黒幕の異星人は今の所未登場であるが(ゲーム内ではあるキャラに立ち位置が置き換わっておりさらに前作関連敵も使役している)。

α』においてはジオン軍ソーラ・レイのエネルギー目当てにピクドロンが襲い掛かるというクロスオーバーもあった。


ロボットガールズZ+』においても、本作に登場した三大魔獣は中盤の敵として登場した。



関連項目編集

夢のコラボ 永井豪 ダイナミックプロ 東映アニメーション


グレートマジンガー対ゲッターロボ ⇒ グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激突 ⇒ UFOロボグレンダイザー対グレートマジンガー

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