チェンジ・ポセイドン!スイッチオン!!
ゲッターサイクロン!!
キャタピラオン!
概要
ゲッターロボGの水中戦用形態。身長(頭頂高)50m(キャタピラ走行時45m)、重量330t。出力は110万馬力。
初代ゲッターロボで言う所のゲッター3に当たる形態であり、三形態中最大のパワーを誇る。
パーソナルカラーはゲッター3から引き続き黄色となっており、体格はよりマッシブとなっているのが特徴。
ポセイドン号の機種部分がそのまま頭部となっている。
脚部が戦車状で機動力にやや難があったゲッター3と違い、通常時は普通の脚部であり、悪路や海底などの必要な場所に応じて「キャタピラオン!」とレバーアクションでキャタピラに変形させる事が可能である。
両目はサーチライトが搭載され、海底や暗い場所で活動も出来る仕様となっている。
ストロングミサイルはTNT爆薬3kt分(東京大空襲2回分)もの威力を有するという。
TV版のオープニングで描写されている、フィンガーネットで捕えた相手をゲッターサイクロンで吹き飛ばし、背中のストロングミサイルでトドメを刺すのが必殺パターン。
水中戦用だが、陸戦にも対応可能で、その気になればジェットブースターで空を飛ぶ事も可能である。
メインパイロットは車弁慶。
機体構成
ポセイドン号:頭部及び肩を構成
ドラゴン号 :腕部、胸部から腹部を構成
ライガー号 :下半身を構成
武装
- ゲッターサイクロン
首周りの装甲(カバー)を展開し、その中にあるファンを回転させる事で竜巻を発生させ、その中に敵を飲み込ませてフッ飛ばす大技。劇中では地底へ逃れようとする敵機めがけて放ち、掃除機のように地上へと吸い上げる変則技も見せている。
- ストロングミサイル
背中に装備している2基のミサイル。TV版のポセイドンは他の武装で相手の体勢を崩してからこれでトドメを刺す。また漫画版では各ゲットマシンを段階的に分離して敵の懐に飛び込んで発射する戦術を行っている。
- フィンガーネット
指先を変形させて放つ投網。1つに束ねられており空中で蜘蛛の巣の様に広がり相手を捕縛からのポセイドンの怪力で絡み取った相手を投げ飛ばす。両手に装備されている。
- 大輪鬼の車輪
敵の大輪鬼から奪取して両腕に装備した大型のスパイク付き車輪。
- バット
地面に刺さっていた金属の棒を引っこ抜いて、野球バットとして用いて、メカ半月鬼が出した球をピッチャー返しを行い相手を粉砕した。
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量産型ポセイドン
『真ゲッターロボ 世界最後の日』では量産型ゲッターロボGとして登場。
下半身のカラーリングが変更されており、大型化したストロングミサイルは投げてからミサイルの推進剤で補助する形になっている。
作中では、ストロングミサイルを至近距離から直接ぶつけて攻撃した事もある。
スパロボでは自身や真ドラゴンが分離しての攻撃時にとても可愛い動きをする。
また、量産型とメタルビーストでは細部が異なっている。
メタルビースト版はゲッターサイクロン発動時にカバーが展開するのだが、その際ネジの様なものが外れる描写がある。
左が量産型ゲッターポセイドン、右がメタルビースト・ポセイドン
余談
- フィンガーネットは一見するとギャグ技と感じるが、中世ローマ時代のコロッセオで戦っていたグラディエーターも網を用いて戦っていたりする。敵が絡まってる隙に攻撃するという流れ。
- スパロボでは作品によっては巴武蔵が搭乗し、大雪山おろしを振るう一面もある。『第4次スーパーロボット大戦』では弁慶が特訓の末に会得した(以降の作品では弁慶がいきなり大雪山おろしを使える場合もある)。
関連項目
真ポセイドン、ネオゲッター3:ゲッターポセイドンのデザインが取り入れられている後輩。
ポセイドン:名前の元ネタ。