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空モモラストショック

そらももらすとしょっく

空モモラストショックとは空モモ第一部の最終展開と、第二部の最終回で起きた出来事の事である。
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概要

空モモラストショックとは空モモ第一部の最終展開となった第42話から第46話の出来事と、第二部最終回で起きた出来事である。特に前者は当時の子供達やアニメファンに大きなショックを与えた。

発端

空モモは当初全52回の放送予定だったが、玩具の売上不振で全42話への短縮打ち切りが一度は決まったものの、読売広告社の働き掛けもあって第46話での終了が決定した。(この件で、自暴自棄に陥った首藤氏は核ミサイル阻止という骨子の42話で「核爆発で地球滅亡で終わらせちまうか!」と身もふたもないことを考えたという)

こうした経緯上、最終4話までの展開は最終回の伏線描写を兼ねた展開となっているため、それまでのコミカルな作風から一転してシリアスな展開が続いていく。
(以下ネタバレ注意!)

第一部最終4話あらすじ


第43話「いつか王子さまが」

とあるアニメーターの青年と出会ったモモは、ほのかな恋心を抱きつつ、彼の夢を魔法で叶えようとするが、失敗。他人の夢を魔法で叶えることはできないという現実を思い知る。

第44話「天使が降ってきた」

翼を失った天使がモモの家に迷い込み、モモは外科医に変身し天使を治そうとする。
そしてモモの里親であるペットショップのママが本物の子供が授かる知らせを受けるという夢を見る。

第45話「魔法が消えた日」

夢の力の消失によりグルメポッポが消えうせ、更に魔法のペンダントが破壊されたことによりモモは魔法の力を失ってしまう。

第46話「夢のフェナリナーサ」

極普通の人間の女の子として暮らすことを余儀なくされたモモは、現実を受け入れて日常を過ごしていくが、交通事故に合い帰らぬ人となってしまう。
フェナリナーサの両親と最後の会話を交わし、他人の夢でなく自分の夢を叶えると言い残し、モモはペットショップの両親の本当の子供として転生する。

モモが大人になって自分の夢を叶えた時、王冠に最後の宝石が出現しフェナリナーサが地上に降りてくるだろうと語られ、物語は一旦幕を下ろす。

本話の製作中に1クール放送延長が決まったため、2話の総集編を挟んで第2部へと続いていく。

第2部あらすじ(ネタバレ注意)


ある日、王様が庭で拾った宝石をドリームマシンにかけると、宝石はディスクに形を変えて不思議な映像を映し出す。そこには人間に生まれ変わったはずのモモが、死ぬ前と変わらぬ姿で魔法をふるい人助けを続けていたのである。

しかし、その中に姿を現した得体の知れない黒雲の影が徐々に世界をむしばみ、モモ自身をつけ狙っていく。そして、黒雲はその正体である悪夢の本性を現してモモに牙をむき、夢に破れ疲れ果ててしまった人々の姿を見せつけて絶望を煽るが、カジラが自らの正体を明かすとともにモモを励まし勇気づける。最後の魔法でモモは夢の戦士に変身し、同じく魔法で戦士の姿となったお供と共に、巨大化したカジラに載って悪夢に立ち向かう。そして見事に勝利する。

そしてこの光景がゆりかごの中に眠るモモのシーンにオーバーラップする。
実は全て人間の赤子になったモモの夢の中の出来事だった。

大人になっても決して諦めずに夢を持ち続けるとのモモの独白と共に物語は幕を閉じる。

第二部誕生の裏話

空モモが放送延長となったのは、バンダイが当時発売しようとしたステーショナリー玩具カジラのセールスを兼ねての事で、無理やり押し付けられたこのキャラクターの扱いについて首藤氏は頭を抱え、担当声優となった千葉繁氏も「俺、どう演じたら良いのかな?」と悩んでいたという。
最終的に「モモの死を知った人々の悲しみの涙の化身」という設定が与えられると同時に、ラスボスの「悪夢」も千葉氏が演じ、全く異なる性質のキャラクターを見事に演じ切った。

当初の構想

予定通り進んでいた場合の構想について首藤氏は次のように語っている。

「終盤、地球を支配する悪夢に地球は覆われ、空モモはお供と共に戦いを挑む。その悪夢にモモは勝利するも傷つき疲れ果てて1000年の眠りに就き、その夢の中でフェナリナーサがおりてくる光景を夢に見る、というラストにするつもりだった」

本作の原作となったミュージカル脚本「フィナリナーサから来た少年」の結末もまた、妖精の国を地上に戻すべく奮闘するも夢破れた妖精の少年が赤ん坊の笑顔の中にハッピーエンドの光景を見出すという物語だった。

つまり、どちらにしてもフェナリナーサがおりてくる展開はありえなかったのである。
この点は監督の湯山邦彦氏も「あ、フェナリナーサがおりてくることはないな、と途中で思った」と述懐している。

空モモ最終回の都市伝説

空モモ第一部最終回が放送された日と、第二部最終回は放送前に地震(後者は日本海中部地震)が起きた為、「ミンキーモモが最終回を迎えると地震が起きる」と言う、身も蓋もない噂が立ってしまい、一種の都市伝説と同時に風評被害を被る事になった。

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空モモ
魔法帝国-46話の結末をとんでもない解釈で描いたパロディ作品。

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打ち切り 放送延長 交通事故 夢オチ

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