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たつきショック

たつきしょっく

たつき監督が突如自身の降板を伝えたことに端を発した、メディアミックス作品『けものフレンズ』に関する一連の騒動のこと。
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注意

本項目は騒動の長期化及び複雑化によって幾度となく編集が繰り返され、記事の煩雑化(時系列の交錯、記述内容の重複等)を招いたため、2018-10-21 20:42:21 バージョンの情報を基に白紙全面改訂したものです。
特に無名な第三者の意見(感想・憶測)を数多く盛り込んだことにより編集合戦に陥ったこともあるため、その類の記述は大幅にカットしてあります。
騒動自体も不明瞭な部分があるためこれから加筆される方も、第三者の意見を必要以上に記述することは控えてください
この記事を見て何かに攻撃したいという不快感や嫌悪感がある場合この記事をブラウザバックとタグ・ウィンドウを閉じてください。

概要

たつきショックとは2017年9月25日、アニメ「けものフレンズ」の監督たつき氏が突如Twitterに投下した衝撃発言、及びそれにまつわる一連の騒動に対する総称。「9.25けもフレ事件」、「たつき監督降板事件」等表記ゆれがあるが、pixiv上ではたつきショックタグの使用を推奨する。

発言の内容

突然ですが、けものフレンズのアニメから外れる事になりました。ざっくりカドカワさん方面よりのお達しみたいです。すみません、僕もとても残念です」※原文ママ

この発言は極めて大きな衝撃と混乱を持って受け入れられ、瞬く間に波及。たつき氏の監督続投を求める声が続出し、一部の過激なファンによってWikipediaが荒らされた他、一時期カドカワに対する署名活動が発生、カドカワの株価が値を下げるといった騒動にまで発展した。

KFPからの公式発表

9月27日、公式サイトのニュースリリースより以下の発表がなされた。

「けものフレンズ」に関しまして、すでに新規映像化プロジェクトの制作を発表させていただいておりますが、発表当初より同体制での継続か、新体制での新たな表現かも合わせて検討中で、現時点においてもまだ何も決定していない状況です。
そのような中、今年1月~3月に放送されたTVアニメーションと同様の体制を優先として、視聴者のご期待に沿えるべく調整をしておりましたが、アニメーション制作会社であるヤオヨロズ株式会社より8月に入った段階で辞退したい旨の話を受け、制作体制を一から模索することになっているのが現状です。
(中略)
しかし、アニメーション制作を担当していただきましたヤオヨロズ株式会社には、関係各所への情報共有や連絡がないままでの作品利用がありました。映像化プロジェクトとしては次回の制作を引き続きお願いしたかったため、情報は事前に共有してほしい旨の正常化を図る申し入れをさせていただきましたが、ヤオヨロズ株式会社からは、その条件は受け入れられないので辞退したい、とのお返事でございました。
(中略)
今後とも様々な「けものフレンズプロジェクト」をよろしくお願いします。

掻い摘んで言えば

  • ヤオヨロズ(たつき氏が作品契約という形で所属)側が8月に辞退を申し出た
  • ヤオヨロズが情報共有の連絡がないまま作品利用をしていたため、正常化してほしいという旨の申し入れをしたが、受け入れられなかった
というものであり、降板の対象がたつき氏個人ではなくヤオヨロズ全体であることが判明した。
見ての通り、たつき氏のツイートとは相反する内容であり、ファンの混乱は加速。動乱は収まるどころか更に拡大した。

交渉開始

10月3日、KADOKAWA代表取締役の井上氏とヤオヨロズ取締役の福原氏により、以下のツイートが投稿された。


この発表により騒動は一時終息。たつき氏も変わらずアニメを作っていくことを宣言して、自身が無事であることを公表し、実際に2019年1月クールに「ケムリクサ」が放送された。

交渉結果

しかし12月27日、福原氏により以下のツイートが投下された。

この報告によりヤオヨロズの降板は確定、事態が変わることはなかった。
また12月31日、ニコ生の年末生放送にてテレビ東京アニメPの細谷氏による(個人的見解ではあるが)発表がなされた。(※要点のみ抽出、全文は白紙改訂前版を参照)
  • 製作委員会一同、たつき監督の2期を見たいと思っていた
  • ビジネス的にはそっちの方が絶対上手くいくと分かっていた
  • しかし製作委員会で何があったのか突き詰めると個人攻撃になるから言えない
  • 9月27日の声明が我々の見解である
加えて自身のTwitter上にて
であると補足した。つまり、KFPとしては「ヤオヨロズ側が降板申し出た」というのが公式見解であり、それはテレ東Pの立場としても変わらないが、一方で福原氏は「(意味も分からず)降板を宣言された」と証言したため、改めて双方の意見の食い違いが発生することになった。

2018年カドカワ株主総会

参照元:https://togetter.com/li/1239109
株主総会にて何件か降板に関する質問があり、それについての回答を列記する。

  • KADOKAWAは製作委員会出資13社の1社に過ぎず、主導権はない。その上で各社に意見を伺ったが、最終的には制作会社との折り合いがつかず、全社一致で降板という決定に至った
  • KADOKAWAは批判の矢面に立たされたが、特にドワンゴとしては事故に巻き込まれたという認識。尽力したが意見の不一致を埋め合わせることができなかった
  • それを声高々に「僕たちは悪くない」と宣言するのも違うと思い、敢えて釈明はしなかった
またTwitter上にて、ドワンゴ執行役員(当時)の栗田氏が「たつき氏とカドカワに認識の違いがあったのか?」という質問に対して「その認識で合っています」と回答した。
9月27日の発表よりは踏み込んだ問答がなされたものの、“意見の不一致”について具体的な内容は一切明かされず(企業間の守秘義務があるため仕方のないことではあるが。これは栗田氏が「言えるなら株主総会で答えてる」と反応している)、騒動を終息させるには至らなかった。

降板の原因について

はっきりとした原因は現在も明かされていない。KFPとしては9月27日の見解が全てであり、KADOKAWAも「委員会とヤオヨロズの意見の不一致」が原因であると説明したがその内容は不明である。またヤオヨロズ側の説明は殆どなく、福原氏が「突然降板を宣言されたと認識している」とツイートした以外はこれといった否定も肯定もしていない。
一方で、ヤオヨロズという会社自体が

  • 福原Pが武勇伝として「いちいち確認を取ったらスピード感が無くなる」と語る
  • 12.1話を事後承認という形で楽曲の使用許諾を得た
  • コミティア及びコミケ(後者は吉崎氏の許諾有)でけものフレンズ関連の同人誌を出す
等、良く言えばフットワークの軽い、悪く言えば同人的な感覚が強い企業であり、脚本印税の件を含めて様々な認識の違いの積み重ねが最終的にヤオヨロズの降板、曳いては事実上所属しているたつき氏の降板に至ったという説が有力である。福原氏は製作委員会方式についてメリットを挙げつつも度々問題点を指摘しており、この点がより意見の不一致が原因であるということを補足している。
更にこの説を補足する要因として、Twitterのけものフレンズ公式アカウント声優や主題歌に対する受賞に祝福の言葉を送っているのに対し、アニメそのものに対する受賞に関しては一切反応を示していないことや、後述の“第二次たつきショック”にてたつき氏が「しんどい」「けもの」といった言葉遣いをしていることからも、KFPとヤオヨロズの関係が決して良好なものではなかったということが伺える。

第二次たつきショック

注:第二次たつきショックの名称は本記事執筆の為、便宜上付与したものです。

2018年9月14日20:08、先の台本盗用に関連して、たつき監督による衝撃的なツイートが再び投下された

台本無断使用のお話教えてもらいましたが、台本作者さんへの言及の無さに創作への蔑視が見えて…うーん…
同じ文字まわりで脚本費全話と脚本印税いまだ1円もお支払いいただけてないんですよね。けもの。しんどいので忘れるようにしてたんですが、やっぱりこういうのも声をあげた方がいいのかなー…」(原文ママ)

ツイートの内容からして先のオーディション台本盗用の件について言及しているのは明らかであるが、それにかける形で
けものフレンズ1期の為に書いた脚本費・脚本印税が自身に1円も支払われていない
という内容の声を上げたのである。この発言はKFPが本来払うべき金をたつき氏に支払っていないという意味に取れ、そのセンセーショナルな憶測に9.25と同様ネットは大きく反応し、ネットニュースでも即座に配信された。(ねとらぼ)(ライブドア)この時点ではネット上では「KFPがたつき氏に金を払っていない」という予測の声が大きく、KFPに対する批判が展開された。

9月15日、この件について細谷氏がTwitter上にコメントを発表。

製作委員会としてたつき監督を含んだヤオヨロズさんとの契約、発注なのでそこから先のお金の流れは我々にはなんとも言えないです。恐縮ですがこれ以上のことはお答えできません。すみません。

この発言により、たつき氏の方に誤解があるのではないかという声が上がり始め、次第に憶測(という名の中傷)合戦が発生する事態となった。
9月16日、たつき氏により以下のツイートが投下された。

台本無断使用の件、その後の進展教えていただきました。細部やタイミング等々えっ?と思うところあるのですが、一区切りして作者さんが納得されているならば良かったのと、こちらでふれる事ではなくなったかと思います
こちらの事もお騒がせしました。便乗になってしまいすみません。実状知っていただけたので、今後世の何かしらが良くなったり、似た事が起きる率が少しなり減ったならそれで…とも思います。もし何か動きありましたらご報告します+必要あれば詳細もご説明しますが、しばらく本懐の制作に集中します

台本盗用騒動において加藤氏による謝罪が行われている事と併せて本件も一応は幕引きとなった。しかし、本件に関する報告は現在もなされておらず、真相は不明である(この当時ケムリクサが放送中であったことも留意)。

炎上の要因

元々けものフレンズというプロジェクト(KFP)は、アニメやゲームを交えたメディアミックス企画であったが、アニメの放送を待たずして原作スマホゲームは終了、漫画版も放送中に連載終了し、非常に悪い言い方をすれば、アニメ放送による知名度の向上がなければマイナーなコンテンツとして終わっていたかもしれないシリーズであった。

以上のような経緯もあり、当時は単純に「けものフレンズの魅力=たつき監督によって齎された、たつき監督に依存するもの」という認識を持つ人間が多かった。そのような層からすれば「たつき監督の降板による作風の変化はコンテンツの魅力の喪失に直結する重大事」と受け取られ、そうでない層からも「アニメから入った層が離れる」とコンテンツ自体の存続が危惧されることとなる。

更にアニメ二期の制作決定が発表されていたことと、たつき監督が「2」のロゴを含んだビジュアルを発表していたこととを合わせ、「二期もたつき監督が製作するもの」という意識は広く行き渡っていた。そこへ突然の降板発表であり、その落差もパニックを助長したと思われる。
こうした衝撃・驚愕はKFPに対する疑惑という形で爆発し、長く続く炎上の主原動力となってしまった。

KFPの対応の遅れ

たつき氏が最初のツイートした直後にKFPがファンを落ち着かせるような対応を取っていれば、あるいはこの時点で「大きな認識の相違がある」ことを発信していれば、ファンに冷静な判断を促し、炎上も小規模ですんだ可能性が指摘される。
しかし実際にKFPが発表を行ったのは上記のとおり2日後であり、「認識の相違」が明言されたのは2018年に入ってからである。KFP内での意思疎通など察すべき事情はあるものの、少なくともパニックに陥ったファンを落ち着かせるには遅すぎた対応と言えるだろう。

この間にファンのやり場のない感情ははけ口を求め、分かりやすい「悪者」を求めて「KFPという悪者がたつき監督をのけものにした」という疑惑を固めてしまう。事実9/27の発表に対して、(KFPとたつき氏に意見対立があるのなら、双方の意見に矛盾が出たりするのは当たり前であるにも関わらず)KFPの発表だけが一方的に怪文書のレッテルを貼られる結果となった。たつき監督降板の真実が明らかにならないだけにこの疑惑も付きまとい、炎上長期化の原因となっている。

また、対応の遅れとは関係ないが、この騒動の前後にKFPの信頼度を削ぐような事案も(一部真偽不明もあるが)多発している。構成会社であるKADOKAWAコンテンツ潰しとしての黒い噂や二期声優オーディションの台本盗用騒動などがそれにあたり、間接的に炎上の燃料になったのは間違いない。

関連タグ・関連リンク

けものフレンズ(アニメ版) けものフレンズプロジェクト 真フレ
震源地:テレビ東京 KADOKAWA ヤオヨロズ株式会社

9.25けもフレ事件とは - ニコニコ大百科


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