スルメッチ
するめっち
正式名称は「国際陰謀団・スルメッチ」である。スルメッチとは「空モモ」第21・22・31話に登場したゲストの悪の組織である。本編では3話しか登場していないが、本編の陰で世界各国で悪事を重ねており、圧倒的な科学力で空モモを苦しめた。
21・22話 特殊なエキスを開発したポワロ博士を拉致。空モモは里親から頼まれたお使いで巻き込まれ、スパイに変身。ポワロ博士を助けるため、ジュネーブ→ミラノ→パリと追跡。パリで博士を助けるも、エキスを含んだカプセルが壊れてセーヌ川を凍結させてしまい、エキスは失われ失敗する。
31話 籤引きで当たったホレホレ島のリゾート旅行へ行った先で、スルメッチの手先がホレホレ島の明け渡しを村長に要求するが村長は拒否。空母からの兵器や兵隊を使いホレホレ島を攻撃。空モモは兵隊へ変身するも歯が立たなかった。その時、実母からのテレパシーで、ホレホレ島には嘗て実母が使った兵器が隠匿されており、それを使うよう促す。その兵器こそ「合身人形・ミンキナーサ」に変形合体できるメカであり、空モモはそれでスルメッチに反撃。スルメッチ側も最終兵器ゴッドスルメッチを起動。激闘の末ミンキナーサに敗れる。これで実母が先代のミンキーモモであった事が判明する。
その後、スルメッチがどうなったかは不明であるが、組織は壊滅していなかったと思われる。
ゴッドスルメッチ 第31話に登場した空母と戦闘機が合体した70身合体！でスルメッチの切り札。ミンキナーサと戦いを繰り広げた。因みにガイキングLODの超魔竜ドボルザークの500体のパーツに抜かれるまで、最高記録だった。
悪の組織やスーパーロボット等を取り入れた事で、魔法少女モノの表現を広げた功績は、日常とシンクロさせた「ぴえろ魔法少女シリーズ」と共に大きかった。また、第31話のスタッフの悪ノリのお遊びも今や伝説と言える。
