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ジード(北斗の拳)
3
ジード(Z-666)とは、漫画『北斗の拳』の登場人物にして、悪役第1号である。

CV∶蟹江栄司(旧テレビアニメ版)

   柴田秀勝(旧劇場版)

   田中大文(PS1版)

   金光宣明(ケンシロウ伝)

   宮坂俊蔵北斗無双シリーズ)

   森嶋秀太DD北斗の拳2

   土田大(リバイブ)



概要

 バイクを駆り、略奪と殺戮を重ねる凶悪な野盗集団『Z』のリーダー。3m位の巨漢に見えるが、作者が「悪役はデカ目に描いている」と後に語っているので実際はもっと小さい可能性もある。

左の額には不吉な獣の数字「Z−666」の刺青がある。


 リンの村を襲撃し、リンを人質に取って食料を要求するが、その前にケンシロウが立ちはだかる。

北斗神拳奥義北斗百裂拳を食らって尻餅をつくも全くダメージはなく、「貴様の拳など蚊ほども効かんわー!」と吠えてケンシロウの背後から襲い掛かろうとした。

だが、お前はもう死んでいる……」と言うケンシロウの台詞を訝しんだ次の瞬間、突然内部から破裂し吹き飛んで絶命した。

 世紀末救世主伝説が幕を開けた瞬間である。


 暴力が支配する世界の象徴として、水や食料を求めて殺戮を行い、「今の時代に時限爆弾のような精巧な武器が残っているわけがない」というセリフで、文明が後退してしまったことを暗示するなど、「北斗の拳」の世界観を端的に表現する役割を十二分に果たした人物の一人

なにより動機が水と食料=生きる為の手段だったことは、彼らも核戦争の被害者であることの証左である。


 同時に、物語の開幕を飾る悪役として様々な意味で機能した人物でもある。

世紀末という常人が生きるには過酷過ぎる環境を容易く生き抜ける体力と暴力、それに反して自身より小柄な主人公にあっさりと倒される以上の役回りを貰っていないこと、その大きさが主人公ケンシロウの強さをより強調する結果になったこと、いずれも一度見たら忘れられない印象を読者に残している。


 手下には呼び捨てされ些かリーダーとしての威厳には欠けているが非常に仲間想い。

ケンシロウに殺された仲間の死体を発見した時と、ケンシロウの北斗神拳で仲間が殺される様を目の当たりにしたときの二度に渡り怒りを爆発させていた。


 漫画トキ外伝 銀の聖者では本エピソードの前日譚が描かれており、この時は大剣を携えていた。更に、本編より率いている手下が多かった。


派生作品

旧テレビアニメ版

 北斗百裂拳を受けて倒れた後、北斗神拳の解説をする長老の声を背に、目をつむって「あぁ、やられた…」という感じの表情を見せるが、顔をさすって鼻血一滴すら流れていないことに気づくと、「脅かしやがって!」と言わんばかりに起き上がるという、細かい反応を取っている。

しかしもちろん結末は同じ。原作では「なにィ~!?い!?」で絶命したが、こちらでは「おわだぐでぃびひでぶぅ!!」と、ハート様を差し置き「ひでぶ」第1号となった。


劇場版

 身長が周囲のチンピラの倍くらいありそうな超巨漢として描かれている。

アニメ同様にリンを人質に取ろうとするも部下はケンシロウに殲滅され、北斗百裂拳を受けたあげく額がめり込むほど殴られて地面に叩きつけられる。

そして、自力で額を圧し戻し、何故かやられる前の数倍の巨体になってしぶとく起き上がって来たものの、当然ながら「お前はもう死んでいる」と吐き捨てられ、「ひぇぇ~、どぉ、ばああ!」と叫び絶命した。


北斗無双シリーズ

 どういう訳か斧ではなく金棒の二刀流で戦う。地面をぶん叩いて土砂を打ち上げ前面の敵を攻撃してくる。

こちらではラオウくらいの体格で描かれているので、誇張表現を抜きにすればその程度の身長だったのかもしれない。


世紀末ドラマ撮影伝

 北斗の拳が1980年代のアクションドラマという設定の本作では、プロレスラーの木村正が演じる。

ドラマ開始前の構想では北斗神拳は喰らった敵が吐血して倒れる発勁のような技であり、第1話のボスであるジードは顔中の穴という穴から血を吹き出すための人形が用意されていた。

しかしコンプレッサーで血糊を送るためのホースが内部で絡まったことで逃げ場の無くなった圧力により人形は破裂(木村は「俺が爆発したぁ!?」と驚愕している)。このいざこざで監督の原口勝夫は敵の肉体がド派手に弾け飛ぶ着想を得るのだった。

演者の木村は後に特殊メイクを施しデビルリバースの役で再度出演している。


可動フィギュア

海洋堂からのリボルテック北斗の拳EVOLUTION」ではケンシロウと同時発売。

その商品名は何と、


「爆裂!!ジード団」


である。商品名の通り、北斗百裂拳を食らって爆発四散するモーションを完全変形にて再現しており、これがリボルテック初の完全変形フィギュアともなった。


関連項目

CV∶蟹江栄司(旧テレビアニメ版)

   柴田秀勝(旧劇場版)

   田中大文(PS1版)

   金光宣明(ケンシロウ伝)

   宮坂俊蔵北斗無双シリーズ)

   森嶋秀太DD北斗の拳2

   土田大(リバイブ)



概要

 バイクを駆り、略奪と殺戮を重ねる凶悪な野盗集団『Z』のリーダー。3m位の巨漢に見えるが、作者が「悪役はデカ目に描いている」と後に語っているので実際はもっと小さい可能性もある。

左の額には不吉な獣の数字「Z−666」の刺青がある。


 リンの村を襲撃し、リンを人質に取って食料を要求するが、その前にケンシロウが立ちはだかる。

北斗神拳奥義北斗百裂拳を食らって尻餅をつくも全くダメージはなく、「貴様の拳など蚊ほども効かんわー!」と吠えてケンシロウの背後から襲い掛かろうとした。

だが、お前はもう死んでいる……」と言うケンシロウの台詞を訝しんだ次の瞬間、突然内部から破裂し吹き飛んで絶命した。

 世紀末救世主伝説が幕を開けた瞬間である。


 暴力が支配する世界の象徴として、水や食料を求めて殺戮を行い、「今の時代に時限爆弾のような精巧な武器が残っているわけがない」というセリフで、文明が後退してしまったことを暗示するなど、「北斗の拳」の世界観を端的に表現する役割を十二分に果たした人物の一人

なにより動機が水と食料=生きる為の手段だったことは、彼らも核戦争の被害者であることの証左である。


 同時に、物語の開幕を飾る悪役として様々な意味で機能した人物でもある。

世紀末という常人が生きるには過酷過ぎる環境を容易く生き抜ける体力と暴力、それに反して自身より小柄な主人公にあっさりと倒される以上の役回りを貰っていないこと、その大きさが主人公ケンシロウの強さをより強調する結果になったこと、いずれも一度見たら忘れられない印象を読者に残している。


 手下には呼び捨てされ些かリーダーとしての威厳には欠けているが非常に仲間想い。

ケンシロウに殺された仲間の死体を発見した時と、ケンシロウの北斗神拳で仲間が殺される様を目の当たりにしたときの二度に渡り怒りを爆発させていた。


 漫画トキ外伝 銀の聖者では本エピソードの前日譚が描かれており、この時は大剣を携えていた。更に、本編より率いている手下が多かった。


派生作品

旧テレビアニメ版

 北斗百裂拳を受けて倒れた後、北斗神拳の解説をする長老の声を背に、目をつむって「あぁ、やられた…」という感じの表情を見せるが、顔をさすって鼻血一滴すら流れていないことに気づくと、「脅かしやがって!」と言わんばかりに起き上がるという、細かい反応を取っている。

しかしもちろん結末は同じ。原作では「なにィ~!?い!?」で絶命したが、こちらでは「おわだぐでぃびひでぶぅ!!」と、ハート様を差し置き「ひでぶ」第1号となった。


劇場版

 身長が周囲のチンピラの倍くらいありそうな超巨漢として描かれている。

アニメ同様にリンを人質に取ろうとするも部下はケンシロウに殲滅され、北斗百裂拳を受けたあげく額がめり込むほど殴られて地面に叩きつけられる。

そして、自力で額を圧し戻し、何故かやられる前の数倍の巨体になってしぶとく起き上がって来たものの、当然ながら「お前はもう死んでいる」と吐き捨てられ、「ひぇぇ~、どぉ、ばああ!」と叫び絶命した。


北斗無双シリーズ

 どういう訳か斧ではなく金棒の二刀流で戦う。地面をぶん叩いて土砂を打ち上げ前面の敵を攻撃してくる。

こちらではラオウくらいの体格で描かれているので、誇張表現を抜きにすればその程度の身長だったのかもしれない。


世紀末ドラマ撮影伝

 北斗の拳が1980年代のアクションドラマという設定の本作では、プロレスラーの木村正が演じる。

ドラマ開始前の構想では北斗神拳は喰らった敵が吐血して倒れる発勁のような技であり、第1話のボスであるジードは顔中の穴という穴から血を吹き出すための人形が用意されていた。

しかしコンプレッサーで血糊を送るためのホースが内部で絡まったことで逃げ場の無くなった圧力により人形は破裂(木村は「俺が爆発したぁ!?」と驚愕している)。このいざこざで監督の原口勝夫は敵の肉体がド派手に弾け飛ぶ着想を得るのだった。

演者の木村は後に特殊メイクを施しデビルリバースの役で再度出演している。


可動フィギュア

海洋堂からのリボルテック北斗の拳EVOLUTION」ではケンシロウと同時発売。

その商品名は何と、


「爆裂!!ジード団」


である。商品名の通り、北斗百裂拳を食らって爆発四散するモーションを完全変形にて再現しており、これがリボルテック初の完全変形フィギュアともなった。


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