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蒼黒の餓狼

そうこくのがろう

『蒼黒の餓狼 北斗の拳レイ外伝』とは、猫井ヤスユキによる日本の漫画。武論尊・原哲夫の漫画『北斗の拳』のスピンオフ作品。
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概要編集

原作にて、長く主人公ケンシロウ相棒として活躍した南斗水鳥拳の拳士レイに焦点を当てられたスピンオフ作品。


胸に七つの傷を持つ男」に両親を殺され、妹のアイリを連れ去られたレイは、彼女の行方を捜し求めて旅をしていた。ひょんなことから知り合った少年ユウから女の支配する街「アスガルズル」の情報を聞き、街の女王エバとの接触を試みる。


外伝シリーズの中でも女性の登場人物が多く、性的描写が多い作品。

Pixivでは、本編に登場したキャラクターのイラストの他、原作でも登場したキャラクター(ユダシュウなど)のオリジナルコスチュームのイラストにこのタグが付けられる。


登場人物編集

レイ

本作の主人公。南斗六聖拳のひとつ「南斗水鳥拳」の伝承者。

両親を殺された上に妹を連れ去られたその胸中は穏やかではなく、飢えた狼のように荒んでいる。


ユウ

原作のバットに近い役回りの少年。

女装で野盗を騙して食料を奪うまでは良かったが、詰めを誤り殺されかけたところをレイに助けられる。その後はレイを「兄貴」と呼び慕い、彼をアスガルズルまで案内する。また目的は不明だが、レイから南斗水鳥拳を教わろうとするがあしらわれてしまう。

実は正真正銘の女性であるとともに女王エバの義妹であることが後に明かされる。


エバ

アスガルズルの女王。世紀末の世界で女性たちの街「アズガルズル」を建国する。

過去に母親を失った幼きユウと出会い、彼女を自身の義妹に迎える。

レイと一夜を共にし彼の義星の宿命を予言するが、その翌朝、何者かの手で惨殺される。


フリーダ

女王エバを守護する女戦士の一軍「エバズ・ヴァルキリア」のリーダー。

一見美しい女性だが、性格は好戦的で男勝りな口調を用いる。

その正体は、世界崩壊前の戦時期に某国の科学者たちにより生み出された人間兵器であり、常人離れした身体能力と回復力を持ち合わせている。


ロフウ

南斗水鳥拳先代伝承者で、レイの師。

荒々しい斬撃を主体とする水鳥拳“男拳”の達人で、かつてはリンレイと伝承権を競い合う関係だったが、彼女がロフウを慕い伝承者争いから退いたことで正統継承者となった。核戦争により死亡したと思われていたが・・・


リンレイ

ロフウの妻で、南斗水鳥拳のかつての伝承者候補。

水鳥拳の優美な動きを極意とする“女拳”の使い手で、その実力はロフウにも負けじとも劣らぬと目されていたが、ロフウへの情愛から伝承権を辞退し、彼と結婚する。ロフウは軟弱な女拳を嫌いレイには男拳の極意しか伝えていなかったが、最後の試練でアミバの妨害を受けて転落したレイを救助し、女拳の極意を教授した。


関連タグ編集

猫井ヤスユキ猫井ミィ

北斗の拳

レイ(北斗の拳)

その他外伝作品編集

天の覇王ラオウ外伝)

銀の聖者トキ外伝)

極悪ノ華ジャギ外伝)

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