概要
「北斗の拳」天帝編以降の登場人物で、中央帝都を支配するジャコウ総督の長男。シーノという弟がいる。
天帝ルイを幽閉して人質にする事で彼女に仕える元斗皇拳伝承者ファルコを操り中央帝都を築き上げた父ジャコウの威光を笠に着て弟共々中央帝都で権勢をほしいままにしていたが、北斗神拳伝承者ケンシロウと共に北斗の軍が帝都に攻め込んで来た事により状況は一変。
北斗の軍を迎え撃とうとした弟シーノがケンシロウに殺され、自身は北斗の軍の一員となった賞金稼ぎアインに叩きのめされてしまった。
その後、北斗の軍を率いていたバット達の活躍で幽閉されていた天帝ルイは救出され、それにより自由の身となったファルコにジャコウは殺され中央帝都は事実上壊滅した。
生き残ったジャスクは怪我人を助けるため帝都に残った天帝の妹リンを怪我人に成りすまして不意をつき気絶させると、彼女を抱えてわずかに残った部下と共に修羅の国に上陸した。
上陸後は弁明の余地なく修羅達に襲撃されて致命傷を負い海岸に放置され、リンは連れ去られた。
しかし、今わの際の口ぶりからリンを拉致して修羅の国に渡ったのは修羅達に取り入る為ではなく、父親の仇であるケンシロウとファルコを修羅の国におびき寄せ修羅達に殺させる為だった事がうかがえる。
狙い通りファルコが修羅の国に渡って来た事を確かめて満足したのか、ファルコの死と北斗神拳
および元斗皇拳の滅亡を宣言し哄笑しながら息絶えた。
アニメ版では緑光のタイガと言うアニメオリジナルキャラクターが原作におけるジャスクの役割を担う為、ジャスク自身は登場しない。