この記事は『崩壊3rd』ストーリーに関連する重大なネタバレを含みます!!
「あたしと…最後のダンスをしてくれない?」
概説
miHoYoのスマートフォン向けアプリ『崩壊3rd』のエリシアの真実。
前文明で最初に降臨した第零律者であり、唯一人間性を持っていた「起源の律者」でもある。
そしてエリシアのついた大きな嘘、「第十三律者」の正体でもある。
権能
「人間性」の律者。「人類」の律者。
崩壊の意志に接触されたこともなく、律者としての自覚もないまま人類として生きてきたエリシアは自身の能力を人の外見を持ち、人の品性を持ち、人と同じように息をして、人と同じように生きることだと結論づけた。
しかしエリシアの超変手術の記録の消失など不可解な現象も起きており、人間性以外の能力を持っている可能性もある。
エリシアは自分が経験してきたこと、思い出も約束も全てまやかしで消えてしまうのではないかと思い悩んでいた。
エリシアは死ぬことで人間性を自分が誕生した場所まで持っていき、次の世代の律者を人の律者にしようとしていた。
前文明において律者が人に戻ったことはなく、律者になることは死別と同義だった。
だからもし、すべての律者がエリシアのような存在になれたなら、人々はこんな難しい選択をしなくてもよくなる。
そしてエリシアの願いは叶うと信じ、メイ博士はある計画を実行する。
『くりこみ』を利用し、エリシアが切り開いた道を辿ることで律者が誕生するメカニズムにプロメテウス17号を潜り込ませ、メカニズムを人為的に操作する。
これは「現文明の律者の降臨する順番を前文明と同じにする」という前文明が仕掛けた人類が崩壊に勝利するための作戦であり、「崩壊の意思」と呼ばれる存在の誕生だった。
人物
無瑕の少女。『真我』の銘を持つ火を追う英傑第二位。
そして花のように美しい完璧に近い少女。
自分の容姿に自信を持ち、可愛い女の子に目が無く、可愛い女の子に出来ない事は無いと信じている。
第十三律者という存在は存在せず、実際には第十二の「侵蝕」から最後の「終焉」の間に発生した律者などいなかった。
律者は本来「崩壊」によって、人間が後天的に変化させられた存在。
だが彼女は親もなく、少女型の生命体としてこの世に降り立ち、世界を破壊するような衝動も一切持ち合わせてはいなかった。
五万年より昔の当時、律者という言葉すら無かった時。オストク-51という町で生まれた彼女は世界を回り人の中で人らしく生きた。世界や人々を愛し、世界も人々も彼女を愛し、様々な事を体験したが、自分が何者なのかだけは分からなかった。
火を追う蛾の一員として「律者」と名付けられた存在と戦っていくうちに、「自分も律者なのだろう」と気づくが、それと同時に「自分は一体何の律者なんだろう?」という疑問を持った。
そして彼女はこう結論付けた「私は人と何ら変わらない、なら私は"人の律者"だ」と。
エリシアは仲間のため、人類の未来のために自らを第十三律者と偽り、他の律者が人間らしさを得る事を願って死を迎えた。
「第十三律者」の真実
オストク-51という辺鄙な町のはずれにあるトネリコの木の下で、虚無から生まれた少女は目覚めた。
風が優しく頬を撫で、大地は少女を祝福する。
初めて世界を見た少女の泣き声は、彼女が世界に残した最初の声だった。
勤勉な庭師に拾われ、教会堂の隣の孤児院に預けられた可愛らしい少女はいつも明るく笑い、甘えん坊な少女のことを町の人々も愛していた
森からの贈り物かのような少女の無垢な笑顔には、どこか人の心を動かすものがあった。
だが残念なことに少女には名前が無い。町の人々は少女にふさわしい名前をつけようとするが、どれも完璧とは言えなかった。
それから1年が経ち、孤児院の院長は少女に一冊の絵本とケーキを贈った。
それは古い伝説をもとにしたおとぎ話。
物語の主人公は世界の果てにあるという楽園を求めて困難な旅に出た。
旅の終点、主人公が辿り着いた場所には何もなかった。
「楽園が存在しないなら、自分で作るまでだ!」
そう叫んだ主人公はそれまで以上の困難な旅を続け、多くの人々の助けを借りて同じ志を胸に夢をかなえる。
無瑕の楽園、永久の楽園、その楽園の名は――
「あたしの名前は……『エリシア!』」
ある時、火を追う蛾の前身の組織がオストク-51に調査に訪れた。
その結果は勘違いということになったが、少女の心に大きな変化を与えていた。
それは何らかの違和感と少しの恐怖、そして外の世界への期待だった。
大好きな町と人々を守るため、そしてあの絵本の主人公のように楽園を探すために、少女は旅に出る。
人々に別れを告げ、たくさんの祝福の声に送り出された少女は、町の外にある一番高い丘に辿り着く。
初めて見た景色に、少女は感嘆の声を上げた。
「じゃあ、次は……あたしの『楽園』を探さないと!」
終わりのない旅を続けた少女の足跡は世界中へと広がった。
見知らぬ人から善意を受け、感動して心が暖まったことがある。
理不尽な悪意を受け、騙され、利用され、裏切られたこともある。
光と影、その矛盾するモノがなぜ人々の心に共存できるのか少女にはまだ分からなかった。
結局、世界は丸く、そもそも世界に果てはなく、そして楽園もやっぱり存在しない
「楽園が存在しないなら、あたしが作るまでよ!」
綺麗な楽園を作り、自分の名前をつけるのだ。
もしかしたらそこでは自分の正体と、付いてきてくれる仲間が見つかるかもしれない。
ある日、ミュージカルを観に行ったことがきっかけで少女は親友を得た。
彼女の名はエデン。少女と同じく楽園の名を持つスーパースター。夜遅く、安ワインを開けた2人は美の本質について楽しく語り合った。
数年後、成長した少女は火を追う蛾に居た。
そこで少女は、自身の人生に濃い色を残す人々に出会う。
メビウス——周りを遠ざけようとするが本当はとても優しい女性。痕に押し付けられて文句を言いながらも新人のエリシアを案内してくれた。
ヴィルヴィ——様々な肩書を使い、一人で火を追う蛾に宣戦布告した「詐欺師」。彼女を捕らえ、火を追う蛾に引き入れたのはエリシアだった。
コズマ——1日でケビンに4回も泣かされた新入りの男の子。エリシアはケビンを焦らせたその「偉業」を宣伝するという任務をディストピアに任せた。
サクラ——エリシアと同じピンク色の髪を持つ女の子。彼女が妹と写真を撮ったときのような綺麗な笑顔を間近で見てみたい。
グレーシュ——お父さんに似なかったとてもかわいらしい女の子。メビウスの緑色だらけのところから連れ出して一緒に遊んだ。
アポニア——その異能から人々に恐れられている女性。しかし、綺麗な女の子が大好きなエリシアにとってそれは些細なことだった。
スウ——ケビンの親友のお医者さん。女の子の悩みという「病」を治すため、ケビンの弱点を聞き出そうとした。
千劫——会うのがとても大変だった男性。仮面の下の素顔を見せてほしい。
華——恥ずかしがり屋の女の子。勤務評定を担当するから舞踏会でちゃんとおめかしするように。
パルドフェリス——ちょっとした手違いで融合戦士になった少女。エリシアのヘアピンを盗もうとしたところを見つかり、水晶の花のブローチを売ることになった。
ケビン——『救世』の使命を背負う青年。『火を追う十三英傑』という名前は彼を満足されられるだろうか?
賑やかな思い出の中、少女はいつも笑っていた。まるで悲しみを知らない妖精のように。
そんな少女を見ているだけで誰しもが喜びと安心感を覚えてしまう。
その後も少女は仲間たちと共に火を追う旅を続けた。
そしてその果てに、少女は自分の正体を悟る。
メイ博士の疑いは、肝心なところは間違っていなかった。
「もしかしたら、あたしは本当に『律者』なのかもしれない……」
いつかこんな日が来ると分かっていた。これからどうするかも考えた。それでも、不安に思わずにはいられなかった。
今まで人々と共に経験してきた美しい思い出、約束、誓いたちは、律者の力によって作られたまやかしで、いつか消えてなくなってしまうのかもしれない。
そんな不安を受け止めたのは、少女の無二の親友、エデンだった。
この世界と人々を愛しているエリシアが、この選択を下すのにどれほど辛い思いをしたか。
『真相』はさほど重要ではない。エリシアは自分の親友であり、世界の美しさを愛し、守る人なのだから。
その想いは、エリシアにとって十分すぎるものだった
自分はきっと律者なのだろう。しかし、人から律者になったのではなく、急に現れた自分は『誰』からも律者としての力について教えられなかった。
少しだけ可愛らしくて、頭が良くて、完璧に近い以外自分は普通の人と大して違わない。
つまり……これが『答え』なのだろうか?
人の外見を持ち、人の品性を持ち、人と同じように息をして、人と同じように生きる。
時に喜び、時に悲しみ、時に落ち込み、時に元気になる
昨日との別れが寂しいとしても、それよりも未来を選ぶ。
少女の持つ人間性こそが律者の能力。
「だったら、あたしの名前は『人の律者』というべきかしら?」
鏡の前で、エリシアは人生初めての化粧に四苦八苦していた。
用意した招待状は12通。それは火を追う十三英傑に宛てた『第十三律者』討伐任務。
人類の美しさである人間性の美しさで構成された『エリシア』の物語を最後まで美しくするため、最後のパーティーを開くのだ。
そしてその舞台裏で、彼女は真のエンディングを綴ることになる。
もし全ての律者に人間性を取り戻せる可能性があったら、律者になることが死別と同義でなくなれば、人々はこんなに難しい選択に直面しなくて済む。
その希望は、人々にとって勝利よりもずっと貴重なものになる。
だからもし、『人間性』が少女の力なら、物語の最後に、それらを少女の誕生した場所に持って帰らせてほしい。
「この世界があたしを育てたなら、きっとあたしだってもう一度……」
「……無瑕で永久の花を咲かせられるはず」
少女はメイ博士と話していた。
彼女は既に崩壊に身体を蝕まれておりエリシアの『開花』に立ち会うことはできないが、何もかも終わる前に話さなければならないことがあった。
崩壊を統べる神は存在しない。少なくとも、エリシアにはそのような存在は現れなかった。
エリシアが感じられるのは一種の混沌。新生を静かに待つ『繭』のようなもの。
崩壊は試練や審判ではなく、むしろ人類を子供として庇護し地球にとどめようとする抱擁だった。
ならその繭を破って羽化し広い宇宙へ羽ばたいていくことこそ火を追う蛾の使命、そして人類の未来なのかもしれない、とメイ博士は答えた。
未来を想い、笑い合った2人は1つの約束を交わす。
もし『最悪』である『聖痕』が必ず成功する計画だとしても、『最善』である『火種』は手放さないでほしい。
「最初の律者、『起源の律者』を……」
「美しいおとぎ話に変えましょ?」
かくして、『第十三律者』は『降臨』した。
エリシアに協力したプロメテウス17号が基地中の計器を誤作動させたことで火を追う蛾は律者が降臨したと誤認し、新たな脅威を前に人々は再び団結した。
しかし、予想外なことに『パーティー』に参加したのは4人だけだった。
最初に出席したのはヴィルヴィ。
十分なサプライズを用意するため、彼女は時間よりもだいぶ早く訪れた。
次に着いたのはフォーマルドレスを着たアポニア。
「運命が憎い、あなたを連れ去るから。だけど、運命に感謝する。あなたと出会わせてくれたから」
そう言ったアポニアは、エリシアのしたいことに付き合った。
次に出席したのは正装のエデン。
「一緒に風に当たりましょう」
そう誘ったエデンは初めて人為的崩落を使い、エリシアを乗せて夜を泳いだ。
最後に来たのはクールに見えて実は熱いケビン。
「律者などここには居ない。いるのは真我の銘を持つ英傑だけだ」
真実を知らなくても、彼は戦友のことを深く信用していた。
出席しなかった人はエリシアを信じているから討伐を拒み、出席した人はエリシアを信じているからパーティーに参加した。
出席しなかったメビウスは、他の人に泣き顔を見せたくなかったのかもしれない。
パーティーの最後、エリシアは出席者に水晶の花を渡した。これからはこの花たちが『エリシア』としてそばにいる。
ヴィルヴィは世界や歴史を騙し、『第十三律者』の真相を守ると誓った。
アポニアは楽園でエリシアの全てを銘記し、彼女と同じ意志を持つ来訪者を待ち続けると誓った。
エデンはどこにいても、どんな姿になってもエリシアのために歌い続けると誓った。
ケビンはエリシアのために氷の涙を流した。
「この時間がずっと続けばいいのに」
それでも、この演目にピリオドを打たねばならない。
どうか、次の世代の律者が、自分のような人の律者になりますように。
「あたしの名はエリシア……」
「最初の律者、人の律者よ」
こうして、ステージの下にいる人たちに見送られ、『エリシア』の物語はフィナーレを迎えた。
少女の嘘は秘密となり、出席者はパーティーの記憶を水晶の花に記した。
そして5万年後、少女の願いはケビンによって証明される。
幕引き
古の楽園に律者の来訪者が訪れた。
それはエリシアにとって、自身の願いが叶った何よりの証拠だった。
彼女はその高潔さと意志の強さを証明し、英傑たちに認められた。
運命にすら立ち向かう彼女の姿を見て、『第十三律者』の真実を托すに足る人物か確かめたエリシアは彼女を永久の楽園に招待する。
しかし何者かによってエリシアは消去され、他の英傑たちも犠牲になっていく。
ついに姿を現した黒幕の正体は現文明の第十二律者「侵蝕の律者」。
侵蝕の律者の目的は英傑たちのデータを取り込み、自分自身がエリシアとなることで楽園を永遠にすることだった。
古の楽園で絶対的な力を持つ侵蝕の律者を倒すには、エリシアを復活させて対ケビン武装タイプ666を使うしかない。
その代価は記憶体、そして古の楽園の消滅。
それでも、英傑たちは迷うことなく侵蝕の律者へ挑みかかっていく。
彼らの猛攻で侵蝕の律者がエリシアの姿を維持できなくなった裏で、芽衣はエリシアの再構築を行っていた。
呼び起こされたエリシアの『一片』は妖精エリのフリをして芽衣とともに『エリシア』という絵本を読み進めていく。
しかし芽衣には最初から正体がバレており、その心も見透かされていた。
「芽衣は真実を受け入れてくれるのか」
そんな恐怖を抱えながらも、エリシアは惜しみなく自分の過去を芽衣に見せた。
妖精エリの姿を借りて、ドキドキしながら芽衣の反応を確認していたのだ。
「どこが律者なのよ。普通の女の子じゃない」
芽衣がそう言ってくれたお陰で、安心して芽衣の一部になることができる。
でも、別れを告げるならもっといい言葉を、例えば妖精エリのスリープワードを言ってほしい。
「またね……愛しきエリシア」
「ふふっ、またね!」
最後のパーティーの参加者がたった4人だけだったのは、エリシアの小さな心残りだったのかもしれない。
それなら、自分の記憶を使って完璧なパーティーを作ろう。
そう決意した芽衣は最後の階段に足をかける。
この扉の先で、エリシアが待っている。
この物語の最後、少女は人類の敵対者として世を去り、舞台を最愛の人たちに残す――そのはずだった。
なのになぜ、最後の最後みんなに囲まれながらスポットライトの下に立っているのが……自分なのだろうか?
少女の出自、足跡、人生にあったあらゆる出来事は、少女の愛する人々の心に刻まれ、数万年の時を越えてずっと記憶されているから。
「私たちの命は混ざり合っている。そして、記憶も繋がっている」
「彼女の姿は私たちの命に刻み込まれてるし、その名前は今も呼ばれ続けてるのさ」
「でもいい名前だよね!すごいお客さんになってくれる気がする!」
「僕たちはその名前で結びつけられた。たとえ認めてもらえなくても、その事実は疑いようがない」
「自身がそう認めれば、私たちは一つの運命共同体となるのです」
「だから、どんな姿になっても、俺は全力を尽くす。俺たちの名に懸けて――」
永久に続く無瑕の楽園。燦然と輝く人の時代。
少女はちゃんと、楽園を作り上げることが出来たのだ。
だからもう一度、少女が始めた物語を見てほしい。
「昔みたいに、もう一度私の声に応えて……」
「……エリシア!」
「ハーイ、あたしに会いたくなった?」
少女を愛する者たちの記憶は混ざり合い、記憶の中の少女は微笑みかける。
人の律者、『真我』の英傑、あのパーティーの記憶を持ってエリシアは復活した。
再会を喜ぶ芽衣の「傍観者ではなく、経験者としてエリシアと十三英傑の全てを心に刻みたい」という思いに応え、エリシアは彼女をパーティーに招き、あの日と同じゲームをする。
人間クレーンゲーム、射的、ジェットコースター……そしてクライマックスを飾かるダンス。
楽しい時間ははあっという間に過ぎ、お別れの時はやってくる。
十三英傑の物語は終わり、物語と少女の笑顔を心に刻んだ来訪者は未来へと進む。
そうして、彼らが作れなかった未来を切り開くことで、英傑たちの物語は人々の心に痕跡を残すことができる。
でも、進みたくないときは足を止めてもいい。
そして、そばを見て、後ろを見て……
「ほら……あたしたちはずっとここにいる」
二人は涙をこらえ、笑顔で別れた。
楽園の廃棄データが集まり、一つの都市を形成した場所。
そこで侵蝕の律者はタイプ666で無ずすべなく削除される、そのはずだった。
どうして、彼女がここにいる?
それは英傑たちの決死の抵抗を無為にしてしまう危険さえある、彼女だってわかっているはずだ。
それでも、エリシアは同じ律者として彼女の意思を確かめるために、古の楽園に盛大な幕引きを与えるために訪れた。
理解できない。それでも、生き続けるために侵蝕の律者は「人の律者」の挑戦に受けて立つ。
黒い霧に姿が溶け込む直前、侵蝕の律者は悲しげな笑みを浮かべて呟いた。
「最初に、この姿になると決めたのは……」
「あなたがとても『綺麗』だったから、本当にそれだけだった……」
都市と一体化した侵蝕の律者はエリシアを取り込み、永遠に存在するべく彼女を圧倒する。
しかし、エリシアは一人ではなかった。
前文明では実現しなかった光景。
火を追う十三英傑は一堂に介し、未来のために戦う。
これは英傑と呼ばれた人々の話。
十三人の火追者が経験した未完の旅。
そしてその閉幕は、盛大で美しくなければならない。
対ケビン武装タイプ666は発動され、侵蝕の律者、そして古の楽園は完全に消滅した。
火を追う十三英傑に捧げる
古の楽園 ここにて閉幕
ゲームにおける性能
モチーフ武器:真我の鍵→真我の境・無瑕の帰還
モチーフ聖痕:エリシア・無瑕の人
ver.6.0より実装。
異能タイプの氷弓アタッカー。人の律者形態と起源の律者形態を切り替えて戦う非常に強力な氷元素アタッカー。
人の律者形態のチャージ攻撃は攻撃ボタンを長押しし続けると連続して出すことが出来る。これは敵を貫通するため一直線上にいる複数体いる敵を全部あてることができる。ある程度装備や聖痕が整っていればこれを撃つだけでなんとかなったりする。
チャージ攻撃をあてると「無瑕の花種」を一重付与し、三重付与すると敵は「無瑕の花房」状態となり、行動ができなくなる。その状態の敵に武器スキルを当てると氷範囲ダメージを与え、無瑕の花房を解除させる。
また「無瑕の花房」状態は極限回避スキル発動後にチャージ攻撃を三回当てずとも一発で「無瑕の花種」を三重当てることができる。また極限回避スキルは敵の攻撃を回避せずとも自分で発動できるので強力。
QTEでも「無瑕の花房」状態を付与し、氷ダメージを与え、極限回避スキルを発動する。
QTEは敵を凍結/時空減速状態にするか、チームメンバーがEPを一気に大量消費すると発動できる。
必殺技で起源の律者形態になると、フィールドを古の星海にし、「無瑕の花房」状態と凍結蓄積を付与する。この凍結蓄積は継続付与できる。
また古の星海中は氷特徴を持つチームメンバーのEPを回復し、さらにスリップダメージを与えることができる。
起源の律者形態の期間中は爆発状態となり、律者エネルギーを持続回復する。
攻撃も変化し、弓から杖に武器を変える。
通常攻撃は魔法で氷ダメージを与える。そして武器スキルは「星界のワルツ」を発動し、氷ダメージを与える。
律者エネルギーが満タンになると、律者エネルギーを全消費してチャージ攻撃を発動可能。その際、「無瑕の花房」状態を付与するほか、攻撃がヒットすると武器スキルのクールタイムがリセットされる。
また攻撃はチームメンバーのEP消費をもとにチャージすると、起源の律者形態中に与えるダメージを上げることができる。チャージ数が一定数を超えるとさらにダメージを上げることができる。
このチャージは起源の律者形態が終了するとリセットされる。
一定時間経過、期間中の任意のタイミングでもう一度必殺技ボタンを押すと氷元素攻撃の最後の一撃を与える。同時に人の律者形態に戻り、古の星海もなくなる。
新モチーフ武器の追加が決定。
装備するとアストラルリングが使用でき、必殺技モーションも変化する。
関連人物
共に戦った仲間。
『第十三律者』をでっち上げた共犯。
足跡を辿り、火を追った旅を見届けた来訪者。
そしてエリシアの願いの成果。
彼らの未来に託したかった思いと記憶を受け取り、彼らの結末を見届けた。
そして______(リンク先ネタバレ注意)
余談
- メイ博士の計算によると、エリシアのような律者が降臨する確率は[10^(-30),10^(-35)]%らしい。
- 下記の情報も合わせると人の律者の誕生には何らかの意志の介在があった可能性がある。
- 最終章にてAI・ハイペリオンΛが「起源が終焉を裏切ったことで聖痕計画は最悪の計画になった」と話しているが一体何が起きたのかは不明。
- 少なくともエリシアの行動は聖痕計画に影響を与えていないはずなので起源の繭的なものでもあるのかもしれない。
- ケビンが芽衣を楽園へ入れたのはエリシアに人の律者を合わせるためでもあった。
- 英傑離れできない艦長も多いが実は一番引きずっているのは公式。