※警告※
この記事は『崩壊3rd』ストーリーに関連する重大なネタバレを含みます!!
「あたしと…最後のダンスをしてくれない?」
概説
miHoYoのスマートフォンアプリ『崩壊3rd』のエリシアの律者としての姿。
下記の理由から「起源の律者」とも名乗っている。
第零律者「エリシア」
第十三の律者に覚醒したエリシア。
というのはウソで、実際には第十二の「侵蝕」から最後の「終焉」の間に発生した律者などいなかった。
律者は本来「崩壊の意思」なる何かによって、人間が後天的に変化させられたものとされる。
だが彼女は親もなく、超常の力を持った少女型の生命体としてこの世に降り立ち、世界を破壊するような衝動も一切持ち合わせてはいなかった。
五万年より昔の当時、律者という言葉すら無かった時代。そこで生まれた彼女は諸国を回っては人の中で人らしく生きた。世界や人々を愛し、世界も人々も彼女を愛し、様々な事を体験したが、自分が何者なのかだけは分からなかった。
後から自分と同じ存在が誕生し、「律者」と名前が付けられていく中で「自分もそうなのだろう」と気づくが、それと同時に「自分は一体何の律者なんだろう?」という疑問を持った。
そして彼女はこう結論付けた「私は人と何ら変わらない、なら私は"人の律者"だ」と。
エリシアは仲間のため、人類の未来のために自らを第13律者とし、他の律者が人間らしさを得る事を願って死を迎えた。
その後現代になり、古の楽園に侵入した侵蝕の律者を英傑と力を合わせ撃破。
それをもって、五万年保存されていた十三英傑の物語は結末を迎えた。
性格
通常のエリシアと同じ
自分の容姿に自信を持ち、可愛い女の子に目が無く、可愛い女の子に出来ない事は無いとのこと。
能力
人間らしさが私の力だと本人は考えている。
ゲームにおける性能
ver.6.0より実装。
異能タイプの氷弓アタッカー、人の律者形態と起源の律者形態を切り替えて戦う。
人の律者形態のチャージ攻撃は攻撃ボタンを長押しし続けると連続して出すことが出来る。これは敵を貫通するため一直線上にいる複数体いる敵を全部あてることができる。ある程度装備や聖痕が整っていればこれを撃つだけでなんとかなったりする。
チャージ攻撃をあてると「無瑕の花種」を一重付与し、三重付与すると敵は「無瑕の花房」状態となり、行動ができなくなる。その状態の敵に武器スキルを当てると氷範囲ダメージを与え、無瑕の花房を解除させる。
また「無瑕の花房」状態は極限回避スキル発動後にチャージ攻撃を三回当てずとも一発で「無瑕の花種」を三重当てることができる。また極限回避スキルは敵の攻撃を回避せずとも自分で発動できるので強力。
QTEでも「無瑕の花房」状態を付与し、氷ダメージを与え、極限回避スキルを発動する。
QTEは敵を凍結/時空減速状態にするか、チームメンバーがEPを一気に大量消費すると発動できる。
必殺技で起源の律者形態になると、フィールドを古の星海にし、「無瑕の花房」状態と凍結蓄積を付与する。この凍結蓄積は継続付与できる。
また古の星海中は氷特徴を持つチームメンバーのEPを回復し、さらにスリップダメージを与えることができる。
起源の律者形態の期間中は爆発状態となり、律者エネルギーを持続回復する。
攻撃も変化し、弓から杖に武器を変える。
通常攻撃は魔法で氷ダメージを与える。そして武器スキルは「星界のワルツ」を発動し、氷ダメージを与える。
律者エネルギーが満タンになると、律者エネルギーを全消費してチャージ攻撃を発動可能。その際、「無瑕の花房」状態を付与するほか、攻撃がヒットすると武器スキルのクールタイムがリセットされる。
また攻撃はチームメンバーのEP消費をもとにチャージすると、起源の律者形態中に与えるダメージを上げることができる。チャージ数が一定数を超えるとさらにダメージを上げることができる。
このチャージは起源の律者形態が終了するとリセットされる。
一定時間経過、期間中の任意のタイミングでもう一度必殺技ボタンを押すと氷元素攻撃の最後の一撃を与える。同時に人の律者形態に戻り、古の星海もなくなる。
非常に強力な氷元素アタッカー。
関連人物
共にエリシアと戦った仲間たち。
彼らの未来に託したかった思いと記憶を受け取り、彼らの結末を見届けた。
そして______(リンク先ネタバレ注意)
余談
最後は対ケビン武装タイプ666を使って楽園のデータごと侵蝕の律者を消したと思われる。
前文明では火を追う十三英傑が一緒に戦ったことが無かったらしい、楽園内の侵蝕の律者との戦いでようやく全員が集まって戦えたことになる。
前文明では会話すら出来なかったらしい律者だが、現文明では会話が出来るようになっているのは彼女の願いが通じた結果かもしれない。
言わば「終焉」ならぬ「起源の律者」だったといえるエリシアだが、彼女自身は「崩壊の意思」というものを感じたことが無いらしい。
では、現文明で語られる「崩壊の意思」とは一体何なのか。
これについては第32章の幕間で語られている。
エリシアの願いに便乗して律者が誕生するメカニズムに意識を潜り込ませ、潜り込んだ意識がこのメカニズムを人為的に操作することによって「現文明の律者の降臨する順番を前文明と同じにする」という前文明が仕掛けた人類が崩壊に勝利するための作戦であった。
この時潜り込んだ意識が「崩壊の意思」と言われているらしい。
公式PV「真我・人の律者」紹介動画では
「真剣に聞いてくれた貴方にもう1つ、私の秘密を教えてあげるわ。貴方と私はそう離れていないの。」
という語りだしから最後に月と地球が映し出されている。
心は常にそばにあるという意味なのか、現文明でも実は彼女は降臨していてどこかから様子を見ているのか。