概要
OpilaBirdはホラーゲーム『GARTEN OF BANBAN』に登場するモンスターの一体。
ちなみにChapte4時点でジャンボ・ジョッシュと並んで皆勤賞であったが、Chapter6にて彼が登場しなかったことにより唯一の皆勤賞となった。
マスコットキャラクターとして
彼女の座右の銘は、「Laughter is the best medicine, so be sure to SMILE!」
「笑いは最高の薬だから、笑顔でいよう!」
このときの彼女のイラストは目が閉じており、目が開いているパターンもあるため、BANBANⅢ時点で唯一イラストが複数パターン用意されているキャラクターでもある。
(※一応Ⅱに作業着を着たバンバリーナ&ジャンボジョッシュ、Ⅲにサングラスを付けたジャンボジョッシュのイラストがあるが、目など体の一部に変化があるのは彼女だけ)
GARTEN OF BANBANⅠでは
ストーリーでは
ゲーム開始時に拾える子供が書いたと思しきメモには「クレア(人名)を襲うモンスター」として描かれており、いきなりイラストとは正反対な不穏な空気を醸し出してくる。
その後最初の扉を開けるとこちらを向いて覗いているが、近づくとオピラバードが元々いたと思われる定位置に戻っている。この時のOpilaBirdは近付いても全く動かない。
ネタバレ·考察
謎解きをクリアして幼稚園の1階の奥へ進み、地下を跨ぐ巨大な吹き抜けを越えオレンジのカードキーを入手すると静止していたはずのオピラバードがゴンドラに乗って主人公に迫ってくる。
オピラバードに追いかけられながら足場の緊急停止ボタンを押すとオピラバードは悲鳴をあげながら地下へ落下。主人公は一旦はこれで彼女の撃退に成功するのだった。
しかし、壁に奴の足跡があることから登ってくる可能性も…?
ちなみにオレンジのカードキーを取る前に近くの7個目の卵を見つけてオピラバードに食べさせると紫のカードキーを口から出す。
紫のカードキーで扉を開くとWeverly Masonという人物の航空券を拾う。恐らくMasonはボールビットの出入り口を板で塞いだ後、ボールビットから登ってきたOpilaBirdに攻撃され、負傷した状態で地下へ降りて行ったと思われる。
GARTEN OF BANBANⅡでは
第二章では、testing sector(試験場)の廊下の先にあるドアを開けると暗闇で目を光らせており、数秒すると奇声を上げながらプレイヤー目掛けて追いかけてくる。よく見ると右目を負傷している。
ここではバンバリーナに助けられ、無事に逃げ切れるが......
これだけでは終わらない。
二度目の登場
バンバリーナの授業から逃げた後、廊下を進むと大量の木と小さいベビーオピラ(オピラバードの子供)が6匹わちゃわちゃしているエリアに着く。
ベビーオピラを無視して扉前にあるカードキーを拾い扉を開けるとオピラバードが現れ、そのままプレイヤーに襲い掛かりゲームオーバーとなる。(ドアの外に出さえすれば勝手に閉じるため無視して進むことも可能ではある。)
ただしベビーオピラを廊下の先の赤いゴムプール(オピラバードの巣?)に全匹集めていた場合、オピラバードは主人公を無視し子供たちの世話に行ってしまうという、これまでのオピラバードとは思えないような母性にあふれる姿を見ることができる。
(なお近づいても見向きもされないが、触れてしまうとさすがにアウトである。これを試してベビーオピラを集め直すことになった人は少なくないはず。)
ゲーム内で拾えるレポートには彼女の性格について書かれたものが存在する。
それによるとオピラバードは「遺伝子改造を繰り返した結果、小柄・高い声・子供っぽいもの等の特徴を持つ人間及びオピラチックにのみ母性を発揮するようになった」と書かれているが、これは1の最初で拾える子供のメモの内容と一致せず不可解である。(もっとも、遺伝子改造をする以前に襲われた可能性や、子供が勝手に襲われたと勘違いしている可能性も捨てきれないが)
また、このレポートと先述のベビーオピラ集めのミッションを考えると、オピラバードは"大人に攻撃的"という性質よりも"子供の面倒を見る"という性質が優先されるようである。
ベビーオピラについて、母であるOオピラバードがピンクで、父であるタルタバードが 水色であることから、水色がオスでピンク色がメスだと思われる。
GARTEN OF BANBANⅢでは
第三章でも当たり前のように登場。
一度目はスティンガーフリンの幻覚(?)の中で、彼が運転する車の助手席に座って登場。
これまで同様言葉を発する事は無いが、バンバンの問いかけに鳴き声で反応している。
二度目は終盤にて登場。
夫(?)であるタルタバードと共にベビーオピラを監視している(タルタバードの反対側にいる)が、子供に近づかない限りじっと見てくるだけで襲ってはこない。
その後に会うときはタルタバードに乗っている主人公がオピラチックを掴んでいるにもかかわらず襲ってこない。(それどころか見向きもしない)
前回の子供集めの件もあってか今回はどこか主人公に対して甘くなっているように思える。
その後凶暴化したバンバンからプレイヤーと共に逃げるイベントが発生する。この際に手懐けたタルタバードと(子供を乗せた)ベビーオピラを利用したギミックがあり、ライトが水色の場合は主人公が乗っているタルタバードを先頭に、ピンクの場合はオピラバードを先頭に行かせればクリアとなる(ライトがピンクの時に主人公が扉の前に進んでしまった場合、扉は開かず襲われる)。
最後はタルタバード、プレイヤーと共に上層階に逃げ込むが、バンバンと乱入してきたジャンボ・ジョッシュ、スティンガーフリンの乱闘に巻き込まれ、バランスを崩したタルタバードは落下。オピラバードも追いかけるように飛び降り、ここで3のストーリーは終了する。
最後にはプレイヤーとオピラチックだけが取り残されてしまった。
タルタバードを追って落ちる際、彼女は主人公のほうをじっと見つめてから下へ降りる。fandomでは"主人公にオピラチックを託した"という解釈がされているが、果たしてどうなのだろうか.....。
GARTEN OF BANBANⅣでは
今Chapterから彼女(及びタルタバード)の出番は激減。
その代わりに彼女の娘(?)のオピラチックが行動を共にしてくれる。
共にエレベーターから降りた事により物語序盤から行動を共に。
彼女を利用して一緒にボタンを押したり、トードスターの尋問から解放されると直ぐに寄ってきたりと、かなり懐いている様子。
その後エレベーター修理のために一つ目の部品を取りに行く際に大活躍。
大量の通気口がある部屋で三つある道の内、二つの道に面する通気口に内にナブナブが潜んでおり、主人公が前を通ると襲い掛かりゲームオーバーとなる。
これを回避する為には、オピラチックをナブナブの潜む通気口に近づけると、危険を察知し鳴いて教えてくれる。
良い子だ
部品入手後はエレベーターを修理するトードスターの側に付き添い同行は此処までとなった。
その頃オピラバードは、フリンの精神世界で再登場。
しかし終始眠っている状態だった。
本人に関しては二つ目のエレベーターの部品入手後、王国内の牢獄内にタルタバードと共に収監される。
トードスターのアーカイブによると、王国内に無断で侵入して居たところを捕らえたと事、また彼女らは何かを必死に探しているとの事。
前回飛び降りた後、離れ離れとなったオピラチックとプレイヤーを探し回るうちに、このエリアに到着したのだと思われるのだが…残念なことに再開することは出来なかった。
更に三つ目の部品入手後悲劇が起こる。
王国内に裏切り者のビターギグルとキティーサウルスに乗り込まれる。
その際の事故でオピラチックがジバニウムの缶の中に落っこちてしまう。
次に缶から飛び出してきたのは、可愛らしく小さかった姿から遠く離れた、白目で巨翼へと成長しバウンセリアに負けない程の大きさへと変貌。
そのまま目の前に居たキティーサウルスと衝突、二人揃ってエリア外へとバトルとなった。
時同じ頃、オピラバードとタルタバードはこの事件の際にトードスター判断で他の囚われていた者共解放されたと明かされたが、その後の安否は不明である…。
GARTEN OF BANBANⅥでは
これまで同様、オピラバードはフリンの精神世界にて登場するも、前回に続き寝ている状態でバンバンによると「何日も起きない」との事
終盤には前回凶暴化したオピラチックが登場。
三つ目のスイッチを探しにきた主人公とバンバンの前に姿を現す。
四方の木を飛び移りながら主人公を襲いかかる為、中央の木に隠れながら、何故か居るカバブマンやジバニウムの缶を囮にし、エリアの隅のテント内にあるバッテリーを回収する。
それを中央の機械にセット、電気のトラップが発動し大ダメージを与える事に成功。
しかし、それでも起き上がってきた彼女だが、そこをバンバンの作戦によって巨大な壁で押し潰すと言う強引な方法で治療。
大量のジバニウムが抜け元の姿へと戻ったものの、驚いたのかそのまま何処かに去っていった。
さらに最終盤にてオピラバードとタルタバードも再登場。
安否が不明だったが無事だったようだ…しかし…
ネタバレ
なんと、ダダドゥ卿によってタルタバードともども洗脳されてしまっていた。
他の洗脳されたモンスターと同様に体色はモノクロに変わっており、パッと見ではどちらがオピラバードでどちらがタルタバードなのか区別がつきづらい。
GARTEN OF BANBANⅦでは
例によって、フリンの精神世界に登場。
今回はGARTEN OF BANBANⅢぶりに目を覚ましており、凶暴化したバンバンからフリンを守るように立ち塞がる。
しかし止められるはずもなく、タックルを受けてフリンもろとも飛行機の外へ吹き飛ばされてしまった。
次の出番は劇場でのこと。
主人公はジャンボ・ジョッシュに反応する首輪を手に入れるために演劇好きの市民の手伝いをする必要があり、巨大なタルタバードを模したタイヤ付きの像をホールへと搬入する必要がある。
この際、主人公は途中までは普通に押して運ぶのだが、ホールにたどり着くと唐突に階段から落下させてしまう。
小道具の運び方としては明らかに乱暴すぎるが、演劇好きの市民から特に何か言われることはない。
この幼稚園は大雑把な奴が多すぎやしないだろうか。
何はともあれ運び終えると、演劇好きの市民から舞台を観賞していくよう誘われる。
しかし、観ている途中でタルタバード像が振動し始め……
「走れ!」
演者の1人がそう叫ぶと、タルタバード像の中から洗脳されたオピラバードとタルタバードが登場。即座にこちらを追いかけてくる。
とはいえ、来た道を戻って劇場の外に脱出すれば問題なく撒くことができる。
なお、ホールの前にあるポスターを見るかぎり、この演劇のタイトルは「Trojan Tarta(トロイのタルタ)」……どうやら主人公は最初から嵌められていたようだ。
さらに終盤、ダダドゥ卿が洗脳したモンスターを集結させた際にも登場。
無双するジャンボ・ジョッシュ相手に果敢に攻撃を試みるも、連続パンチでタルタバード共々ノックアウトされた。
ダダドゥ卿がジャンボ・ジョッシュに倒されたことで洗脳は解けたようで、ラストシーンでは元の色に戻った姿を見ることができる。
関連タグ
タルタバード…彼女の夫。
ジャンボ・ジョッシュ…オピラバードと同じくChapter1から登場するモンスター。