Sheriff Toadster says!
"Treat others how you would like to be treated! With respect!"
(自分がされて嬉しいことは相手にもしてあげよう!敬意を持とう!)
Find the Sheriff.
(シェリフを探せ)
概要
Sheriff ToadsterとはGARTEN OF BANBANに登場するキャラクターである。
Sheriffとは保安官のことであり、要するに"トードスター保安官"という意味である。
全体像はⅡでの壁のイラストにて判明し、満を持してチャプターⅣより登場。
容姿
左目の上に黒い帽子を被り、金色の星のバッジを身に着けたいかにも保安官といったいでたち。ずんぐりとして灰色のヒキガエルの特徴を持つ。
目の色は黄色と黒で、カエルを意識したカラーだと思われる。
背中には着ぐるみの刺繍のようなものがあり、背筋がすごい(一応、カエルという観点で見ればカエルの背中と共通する。背筋ではなく骨…かもしれない)。
イラストとのギャップが大きい。
GARTEN OF BANBANⅡ
壁絵と後述のレポート以外では触れられず、ChapterⅢにて彼の刑務所でアスレチックをすることになり、ビデオテープで彼と同じ色のヒキガエルが隔離された部屋で跳ねているというものがあるが本人は登場しなかった。
ちなみにこのパターン(部屋を訪れることができるが本人は登場しない)はスティンガーフリンと共通する。(彼の部屋はBANBANⅡの海岸·大砲エリアが該当する。)
GARTEN OF BANBANⅣ
「よく聞け犯罪者よ。気絶したフリをしていてもわかるからな」
「今のお前は囚人だ。質問はせずにただ答えろ。いいな?」
序盤にてタマタキ&チャマタキの追跡から逃げ切ったプレイヤーを罠で捕獲し、尋問室に連れて行く。どうやら主人公のことを犯罪者ではないかと疑っているらしく、高圧的な態度で『YES/NO』で答えられる質問を投げかけてくる。
(※この尋問は虚偽の回答をしても、トードスターの反応が変化するだけでストーリーには影響はない)
質問1「上の沼地にいる犯罪者を誰かが閉じ込めたが、お前の仕業か?」
質問2「掲示板の脅威に遭遇したか?」
質問3「掲示板の脅威に遭遇したか?」
質問5「掲示板の脅威に遭遇したか?」
質問6「掲示板の脅威(SheriffToadster)に遭遇したか?」
これらの質問を経て主人公を犯罪者ではないと判断したらしく、その後尋問室から解放し王国に連れて行く。そしてクイーン・バウンセリアとの謁見後、彼女の命により主人公…もとい「パートナー」を上層に戻すためエレベーターの部品を共に探し回る事になる。
かつてビダーギグルは友人だったが今は敵対関係にあるようで、バウンセリアは笑うと袋に入っている者により大惨事が起こるというのに、ビターギグル…別名Jesterは道化師として、バウンセリアにジョークを言い笑わせようと画策しているのだという。
ただギグルの裏切りの件があっても、事態を軽視している女王にはいささか辟易している模様。
パーツ集め中、自分が女王の護衛をしている成り行きを語る。
「君の戸惑いはわかるよ、相棒。大きな二足歩行のカエルが、巨大な紫色のカンガルーの女王を守るだなんてな。
簡潔にいえば絶望していた状態で発見され、受け入れられたんだ。
そこで私は自らを女王の究極の守護者と名乗った。戦う価値のある理念としてな。善良な人々は保護を受けるに値するからだ」
ギグルがプレイヤーに襲いかかった時は、胸につけている星型バッジのようなものを投擲して彼を撃退している。
1つ目のパーツを回収し、エレベーターに戻りパーツを設置後は、そこに残って作業するとのことで、中盤以降は別行動することになる。
また、バンバン達マスコットを王国内に保護または拘置しており、バンバンは暴走が収まって治療室に、他はそれぞれ個室にいる様子が確認できる(その後バンバンとは一度協力する事になる)。
その後もジャンボ・ジョッシュを罠で捕縛するなど、女王の護衛を担当してるだけあってかなり優秀である。
しかし、シェリフがエレベーターに移動している隙を狙ってビターギグルは行動を始めており……。
バウンセリアの袋から解き放たれたものたちにより王国が崩壊してしまったため、今まで捕まえたマスコット達を逃したのち、多くの情報を持っているフリンとプレイヤーの3人で事態を収拾できるであろう『王笏』を捜索するため下層に避難することとなった。
GARTEN OF BANBANⅥ
ギグルのジョークによって引き起こされた大惨事の解決に勤しむこととなる。
人間たちに廃棄され、バウンセリアに拾われる前に避難場所にしていた隠れ家にて「女王の王笏」を入手し、"いたずらっ子達"を再び封印する必要があると主人公に伝え、事態が振り出しに戻ってしまったと嘆く。
封印して以来、二度と使わないと思っていた王笏に頼らざるを得ない状況にはどこか憂いを帯びた表情であった。
他セクターへ安全に向かえるように主人公が捜索している最中、騒動により解放したバンバリーナと合流した際のあまりにナルシストなやり取りは必見である。
ト「なあ、相棒。人を騙して監禁するようなやつを知らないか?
このお嬢さんは何者かに誘拐されしばらく監禁されていたが、なんとか脱出できたと言っている」
バ「犯人はよく見えなかったわ」
ト「(犯人は)とても賢く優秀で、ハンサムな奴な気がする」
バ「そんなこと言ってないわよ…」
ト「ワタシの勘は外れないよ。『彼は』かなりハンサムだと思うな…」
イントロダクションセクターより帰還した主人公、並びにそこで合流し同行してきたビターギグルに対し、
「ギグル。ワタシがお前をここに入れるとでも思ったのか?立場を弁えろ」
「一緒に闘っていたはずの相棒(主人公)が、ワタシに隠れて指名手配犯と手を組んでいたとはな」
「最初に一目見たとき、嫌な予感はしてた。
他の犯罪者達の囮に使おうとも思ったが、女王からチャンスを与えるよう言われたんだ」
「いつもワタシは正しかった、直感に従うべきだった。早く出ていけ!
『リトルビーク』を見つけ、お前たちのような怪物を世界から一掃してやる!」
と、あからさまな敵意と罵詈雑言を浴びせ拒絶していた。
突然背後から出現したノーティワンズにバンバリーナ共々襲われ、バンバリーナが攫わてしまう。
トードスターは大至急彼女を追跡し、ここでフェードアウトとなる…。
GARTEN OF BANBANⅦ
シリンジョンが町長を勤める町「シティンジョン」のとあるバー裏口にて再会。
女王の護衛から一遍して、路地裏の賞金稼ぎに成り下がってしまったと屈辱をにじませる。
「役立たずな自分は裏路地に引きこもっているのがお似合いだろう」と、前作で素性を知っているプレイヤーからすれば別人かと思うほど悲観的になっている。
グリーンゴリラを利用し、ダダドゥー卿を迎撃しようとするシリンジョンの計画に加担する気はないようで、彼の居場所についての情報を知っている住民が住む"アパートのカードキー"を手渡すだけに留まる(ジョッシュを捕縛する際に使用した「偽ブロッコリー」を切らしていることも計画に消極的な要因だろう)。
「跳べ!ワタシが掴むから!」
洗脳されたビターギグルの追跡から逃げる主人公を助けるため、別の建物の屋上にて待ち構えていた(スロー中に彼の腕を掴まなければゲームオーバーになるので注意)。
主人公を救助したのち、扉の中に隠れるよう促す。
ジョッシュの目撃者に聞き込みを頼み、なぜか狂ったギグルに追われている主人公の状況に疑問を抱くも「音を立てないよう自分の後ろにいろ」と命じる。
扉を破壊し組みついてきたギグルに警告を発するが、彼に聞く意思がないとみなし保安官バッジを投擲し蹴り飛ばして鎮静化を図る。
反撃を喰い洗脳が解けたのか元の姿に戻ったビターギグル。
しかし当たり所が悪かったためか、ジバニウムが出血しているように流れ出ており、今にも息耐えそうであった…。
シ「こんなつもりじゃなかったんだ…」
ギ「いいんだよ。自業自得さ…。
いろいろ起きてる中、"一つ"のことしか考えられなかった…。
誰かを笑わせる為に…時間を使うことをもっと大事にすべきだった…。
最悪だけど、これほどの幸福感を味わったことがなかった…。
オレはいつもジョークを言っているけど…、誰もオレにジョークを言ってくれないんだよね…」
今にも涙をこぼしそうなトードスターに対し、ジョークを振るのであった…。
ギ「シェリフ、ジョークを言ってくれないか…」
シ「わかった、やってみるよ…。
なぜ動物は道化師を食べない?」
「Because they taste funny.」(※変な味(taste funny)と面白い(funny)をかけたジョーク)
「り、理解できないなァ…。
けど待てよ…、それって実際"全然悪くないな"…。
へ、へ…へへへ…」
満足そうに笑い、シェリフの腕の中で事切れる…。
自分たちに仇なす指名手配犯と犯罪者を取り締まる保安官としてではなく同じ主に使えたものとして、なにより友として、最後まで笑いを追求する道化師を看取ることとなった…。
シ「さらばだ…、友よ…」
シ「頼む、放っておいてくれ…」
レポート、Gv関連の深い内容
ウスマンアダムのオフィスのレポートによると、コストの問題から実験台の数を減らす時に、"平和な場所に保安官は必要ない"としてナブナブ、スローセリーヌとともにバンバンファミリーから除外された。
ナブナブを「見ただけでゾッとする」と評していたり、スローセリーヌを普通に「犯罪者」として捕らえていることから、2体に対しては特別な仲間意識や関係はない模様。
4の移動中で混乱している主人公に対する声掛けの中に、自身のことを「『紫のカンガルーの女王』を護る『巨大な二足歩行のカエル』」と表現しているほか、最初の尋問でも自身のことを「脅威」と言うなど、自身が非人間であることを自覚している。
セリーヌの囚人情報のレコードにて、彼女が苛まれている苦痛に関して「王国の環境に慣れていないからだ」という間違った仮説を立ててしまっている(本当はGvによって誕生した生命体が感じる激痛)。
彼は痛みが軽い個体だったのか、セリーヌのみ激痛がより激しい個体だったのかは不明だが、同じGv生物であるのに、セリーヌの激痛には共感できないようだ。
Chapter4にて入手できるレポートによると、Case番号は#9。
使用ゲノムはヒキガエル、ヒト、ジバニウム。
最初のころは西部劇が登場する漫画、アニメ、映画、その他あらゆるメディアをひたすら鑑賞させ「保安官」を教え込んでいたらしく、しばらくして保安官として動いてくれるようになったらしい。
彼にはこれを記念して保安官バッジと用意された三つの帽子の中から気に入ったものを選び、賞与された。
ところがのちのレポートでは、保安官が登場する作品鑑賞に時間を掛けすぎたらしく、「保安官」は「悪人」をとらえるという固定観念から、幼稚園のマスコットキャラクターを守護対象とし他のあらゆるもの(人型のものやおそらく子供たちを含む)を「悪人」と認識するようになってしまった。
「悪人」と見做したものを捕らえる方法はあまりにも暴力的過ぎるらしく、彼の周辺にいて安全に過ごせる従業員は一人もいなくなったと書かれている。
先の出来事で指示をあまり聞かなくなった彼を、どういうわけかCase#6と面会させた記録が他レポートに残っている(内容からしてウスマンアダムとの面会後だと思われる)。
Case6はシェリフに危険な指示をしたらしいが、指示を聞く前に退出を命じると、数カ月ぶりに大人しく指示に従ったらしい。
最後のレポートは、
彼は本物の西部の保安官になってしまった。
永久にこのケースの発表の準備が整うことはない。
という言葉で終わっている。
関連イラスト
Sheriff Toadster に関するイラストを紹介してください。
関連タグ
BitterGiggle…元友人にして、現在は主人にあだなす敵。
QueenBouncelia…命の恩人(?)にして主人。