QueenBouncelia
くいーんばうんせりあ
Queen Bouncelia Says!
Jump as much as you like,but never to conclusions!
(好きなだけ飛び跳ねて構わないけれど、決して結論は出さないように!)
Queen Bounceliaとは、ホラーゲームGARTEN_OF_BANBANに登場するキャラクター。
chapter3から登場が示唆されたキャラクターの一体。chapter3では名前と全体像が判明したのみで、本格的な登場はchapter4から。
王冠を被り、ハートの杖を持った紫色の巨大なカンガルーのような姿をしている。名前からして分かる通り、「女王」の肩書きを持つ。
Finish your homework and be nice if you don't want to join us!
(僕たちの仲間になりたくないなら宿題を終わらせよう!)
クイーン・バウンセリアのお腹の袋の中にいるキャラクター。イラストからは目しか確認できないが、複数体存在しているらしい。
どうやらこいつらが袋から飛び出すととんでもないことになるらしいが…?
ゲーム開始時に訪れる部屋のイラストでの登場なため、この時点では直接的な絡みはない。ただ、ストーリーの終盤でボードに「王国を探せ」と書かれており、今後の登場が示唆されていた。
「心配している親は、1マイル離れたとこからでも他の心配している親を見つけられるのです。
子供を探しにここへ来たのでしょうが、残念ながらここにはいませんよ」
シェリフ・トードスターの尋問を終えたのち、今後の方針を定めるために訪れた王国にて邂逅を果たす。
ジバニウム缶が大量に置かれた部屋の玉座に座っているが、イラストで携えていたハートの杖は所持していない。これまでのキャラクターたちとは例外的に最初から主人公に優しく接してくれる。
パーツ集め中の会話によれば、バウンセリアにとってお腹の袋は重要なものであるらしい。
曰く「彼女が笑ってしまうと、お腹の袋の中身が飛び出してみんな死んでしまう」という。
従者のトードスターからは"少し前に同じく従者だった道化師の裏切りの件があったのに、自分たちの置かれている現状をかなり軽視している"と苦言を呈されてしまっている。
そのため、バウンセリアを笑わせようと暗躍するギグルに目を光らせているようだ。
プレイヤーの子供探しの邪魔にならないように配慮しているのか、基本的には主人公を引き留めたりせずに動向を見守っている。
「貴方の旅が有意義であり、エレベーターが少しでも使い物になるよう祈っていますよ」
パーツ集めを進めると、子供のために自分よりも強いモンスターに挑む主人公の勇敢な姿に敬意を示し、信頼の証として青いカードキーを授けてくれる。
主人公を王国の一員として認めたり、子供を取り戻した後も好きなだけ滞在してくれて構わないと宣言する。
「王国は今、誇りをもって人口が5人になったことを発表しましょう!」
さらに、主人公を探しに訪れたとある友人が怪我を負っていたため保健室で待っているとの知らせを入れてくれる。
ストーリー終盤にて、護衛がいなくなった隙を突いて王国の裏切り者であり自身を笑わせようとするビターギグルの来訪を許してしまう。
ギ「陛下、ワタシが作られた目的…つまりジョークを献上するために参りました。
最高のバッチですよォ!」
バ「ジョークを言わずにここから立ち去りなさい!」
(着地の衝撃でオピラチックがジバニウム缶に落下)
「なんてこと!御覧なさい、あなたがしでかしたことを!」
ギ「あぁ~、なんとも成長が早い。残念ながら彼女は完全に(ジバニウムに)押し潰されそうだ」
(暴走したオピラチックがキティーザウルスを突き飛ばし、取っ組み合いながらフェードアウト)
バ「メチャクチャだわ!」
ギ「ワタシは貴方の命令に忠実でした。何故最後にもう一度満足させてくれないのです?
ただ貴方を笑わせたいだけだというのに」
バ「私が笑ったら何が起きるか知っているでしょう!」
ギ「もちろんでございます。笑いよりも大切な事があると何度も自分にそう言い聞かせてきました。
しかしもう我慢できません。ホンの少しでもアナタを笑わせたいのです。
楽しませる主がいなければ、ワタシは何者でもいられないのですよォ!!」
ギ「申し訳ありません。教えてください陛下。
電車の運転手はカンガルーになんと言ったんです?」
「Hop on!」(※跳ねる"Hop"と飛び乗る"Hop on"を掛けたジョーク)
バ「なっ、なんて…酷いの……っ!」
ギグルに立ち去るよう命令するが、道化師としての矜持を我慢できない彼はついに渾身のジョークを言い放つ。
恐れていた通り、ついにバウンセリアはギグルのジョークにうっかり笑ってしまうのであった。
そしてついに自らの袋に封じ込めていた中身が解き放たれてしまう…。
残念ながらこのchapter4ではピンク色の光に包まれており全貌などは確認できず、彼らの姿はchapter6までお預けとなる。
登場こそしないものの、邂逅したギグルの発言からして死亡した可能性が示唆された。
また、敵対者であるダダドゥー卿も最終盤にて「女王が"成し遂げられなかった"ことを我々が成し遂げる」と、既にこの世にいないかのような表現をしている。
本当に死亡していた場合、今までに登場したマスコットキャラクターの中で死者が出るのは現在発売しているチャプターまでだと初である。
モンスター達の症例が記されているレポートは、「case#14」について書かれているものが彼女のものではないかと考察されている。
case#14にはジバニウムとカンガルー、ヒトのゲノムが含まれており、これはcase#14が高い知能を持つ裏付けとなっている。
case#14に関するレポートはchapter4時点で二枚存在しており、内容としては
- casse#14は下の階層に移動することになり、そこに行けばお腹の袋を活かせるかどうかを聞いた。
- 所持している杖には不思議な力があるらしく(少なくともCase14はそう信じ込んでいる)、杖は後に返却すると伝えたうえで調査のために持ち去られた。
- お腹の袋は、ジバニウムで成長した個体を出られなくする作用がある。
- 何らかの反射作用があった場合、お腹の袋は緩む。
ということが挙げられる。