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保安官

ほあんかん

アメリカの治安職・シェリフの訳。
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概要

 保安官はアメリカにおける法執行官(日本で言えば警察)の役職であるシェリフ(sheriff)やマーシャル(marshal)の訳語である。

シェリフ

 「保安官」という言葉はほとんどの場合アメリカのシェリフを指す。sheriffという語はイギリスでは州知事、郡代、代官といった地方行政のトップを指す語であり、アメリカでも大まかには自治体の警察長官や警察署長のことを指す。また、シェリフが管轄する警察人員がシェリフ補佐(deputy sheriff)という肩書になっている場合もあり、末端の警察人員も略してシェリフやデピュティと呼ぶことがある。

 アメリカは州の独立性が高く、保安官の法的地位は州ごとに異なる。アメリカの伝統ではシェリフは有資格者の中から選挙で選ぶ仕組みとしている自治体が多いが、知事や市長による任命制となっているところもある。警察全体が「シェリフ事務所」と呼ばれている自治体もあれば、選挙で選ばれた警察署長をはじめとする背広組がシェリフで現場の制服組の警察官がポリス(police)といった役割分担となっている自治体、あるいはシェリフが廃止されポリスだけとなっている自治体など、様々なケースがある。

 西部劇の時代には、フロンティアの地域では人口が少なく警察署というほどの規模が組めない自治体も多く、法執行官が選挙で選ばれたシェリフとその数名の補佐で構成されているといったケースも少ないものではなく、この時代の保安官はパトロールや逮捕劇まで自らこなすことも珍しくなかった。特に治安の悪い地域では強盗団やガンマンに対抗するために、同じような命知らずのゴロツキ、ガンマンが選挙で選ばれることもあった。ワイアット・アープやパット・ギャレットがその例である。このような西部劇のシェリフ像は一つの典型的イメージになっており、現代の保安官もパレード等では西部劇風のガンマンスタイルで姿を見せることがある(普段は警察官と変わらない制服姿である)。

マーシャル

 アメリカの司法省に所属する(州から独立した)連邦法執行官職の一つに連邦保安官局に属する連邦保安官(United States Marshal)がある。州から独立した法執行官としてはFBIが有名だが、FBIが逮捕するまでが仕事であるのに対して、連邦保安官は逮捕された被告人を扱う役割となっており、裁判中の監視、裁判所の警備などを行っている。また、証人保護プログラム、連邦令状の執行、連邦受刑者の移送、脱走犯の再逮捕なども行っている。映画「逃亡者(The Fugitive)」「追跡者(U.S. Marshals)」などに登場している。

関連タグ

警備員 自衛隊 自衛官 シェリフ カウボーイ ガンマン  ピストル
ワイアット・アープ パット・ギャレット
スティーブン・セガール(テキサス州西部ハズペス郡の保安官代理)

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