概要
株式会社スパイク・チュンソフト(元:Spike)から発売されているゲームタイトルシリーズ。
ジャンルは「ハイスピード推理アクション」。「殺人事件が起こった後に捜査を行い、そのあと裁判を行い推理で真犯人を見つけ出す」 という点では逆転裁判シリーズにも似ているが、ジャンル名にもあるように、音ゲーやアクションゲームなどのさまざまなゲームのジャンルを内包していたり、独特の世界観や学級裁判と呼ばれる独自の裁判システムを持つ。
2010年に第一作『ダンガンロンパ』がPSPで発売され、2012年には続編『スーパーダンガンロンパ2』が同じくPSPで発売された。さらに2014年には外伝『絶対絶望少女』がPSVitaで発売されている。
また、2011年には第一作の前日譚を描いた小説、『ダンガンロンパ/ゼロ』が出版されている。
2016年には第1作から続くシリーズの最終章として『ダンガンロンパ3』がテレビアニメとして放映された。
そして2017年では、世界観が一新された第三作目の『ニューダンガンロンパV3』がPSVita、PS4で発売され、『ダンガンロンパ1・2 Reload』が2017年5月18日に、『絶対絶望少女』が2017年夏にPS4でも発売された。
2021年には『ダンガンロンパ トリロジーパック + ハッピーダンガンロンパS』がニンテンドースイッチで発売。個別のダウンロード販売も行われる。
《ネタバレに関する注意とお願い》
本作は「推理」を題材にした作品です。そのため、推理もの作品の性質上、本編の内容のネタバレは本作の持ち味を損なう行為であり、未プレイの方がゲームを遊ぶ上で致命的な行為となってしまいます。
作中のネタバレを含むイラストは、マンガ投稿機能を使い、サムネイルからネタバレが見えないようにするのが望ましいです。
また、本作および関連項目(登場キャラクター・用語・カップリング)の記事を新たに作成もしくは編集する際も、ネタバレを含む記述は出来る限り避けるようにお願いいたします。
また、公式ではプレイ動画に対して、第一作目の無印以外の作品は1章のみ許可しており2章以降のプレイ動画公開は自粛が求められています。(第一作目ダンガンロンパ(無印)のみ2022年12月24日から全章許可。)
その事を踏まえてイラスト公開を行ってください
(「ネタバレ」タグをマイナス検索すればある程度避けられます。が、新作イラストはその方法でネタバレ回避できません。ランクに載ればトップページに表示され、多くの人の目に触れます。そういったことから、漫画投稿機能でサムネイルから見えないようにすることが理想的です。)
ただし、編集または閲覧する方も、ネタバレ閲覧は自己責任です。
また、ダンガンロンパシリーズは世界観が共通しているシリーズであり、作中には過去作品の核心に迫るネタバレが含まれています。
そういったネタバレ防止の配慮により、あくまでシリーズの続品だけを扱っているイラストにはその作のタグのみを使用することを推奨します。
当百科事典内でのネタバレの取り扱いについて
各記事の編集も同様に、極力ネタバレを伏せる配慮が必要です。
ストーリーに直接関係ない、通信簿イベントなどで分かる情報なども人によってはネタバレとなりうるのであまり詳しく書きすぎないように心がけてください。既に詳しく書かれてしまった関連記事も幾つかございますので十分ご注意下さい。全シリーズを遊び(小説を読み)尽くした上で閲覧しましょう。また、記事編集中に未閲覧であるはずのネタバレを見て楽しみを削ぐう可能性もありますのでこちらにも注意。
ストーリーの核心に関わるネタバレについては「ダンガンロンパのネタバレ記事一覧」という専用の記事がありますので、こちらのリンク先にて記事名の内容のみ取り扱うようお願いします。
それ以外の登場人物等の記事においては、存在自体がネタバレにあたるもの(メイン画像が「ネタバレ注意!」になっているもの)の記事以外は他の作品記事のように大きく改行をしてその先にネタバレを記載するといったようなことも避けてください。
過去にはダンガンロンパと無関係な作品の登場人物の記事にダンガンロンパのネタバレが記載される繋がり荒らし行為が行われたこともありますが、他作品の記事であってもネタバレの記載はなるべくしないようお願いします。
プレイ前の注意
ダンガンロンパには希望ヶ峰学園を舞台とした希望ヶ峰学園シリーズ(ゲーム以外のメディアミックスも含め10作品以上)、希望ヶ峰学園シリーズから世界観が一新した新章才囚学園シリーズ『ニューダンガンロンパV3』、シリーズオールスターの番外編『ハッピーダンガンロンパS』等があります。
当作品に初めて触れる方は公式ホームページや動画、SNSなどでもネタバレをほぼ高確率で見てしまう可能性があるので、ネットを見ずにまずプレイすることをお勧めします。
プレイ・読破の順番について
希望ヶ峰学園シリーズをプレイ・読破する場合は、下記の順番を薦めます。
順番を間違うと、未プレイ作品のネタバレを先に見てしまい、面白くなくなってしまう可能性が高いので、ご注意ください。
ゲーム『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』
(アニメ版はストーリーに忠実なもののダイジェストに近いため、できればゲーム版を推奨)
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小説『ダンガンロンパ/ゼロ』
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ゲーム『絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode』
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(漫画『ダンガンロンパ害伝 キラーキラー』)
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アニメ『ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園- 未来編』&『- 絶望編』
(※放映順にそれぞれを交互に見るのを推奨)
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アニメ『ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園- 希望編』
外伝にあたる小説『ダンガンロンパ霧切』は1クリア後、小説『ダンガンロンパ十神』は1&2クリア後にそれぞれ購読するのを薦めします。
アニメ『ダンガンロンパ3』については、未来編⇔絶望編を放映順に交互に見て、最後に希望編を見ると楽しめるのでこの順番をおすすめします。
また、Blu-ray BOX IIIの特典ゲーム『霧切草』についてもアニメ『3』と同様の事前知識を持っていた方がいいでしょう。
ゲーム『ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期』では世界観が一新されていますが、これまでの希望ヶ峰学園シリーズ(最低限でも『1』『2』、少々『3』要素もあり)のネタバレを含んでいるので、今までのシリーズを先にプレイしていた方がいいです。
ゲーム『ハッピーダンガンロンパS 超高校級の南国サイコロ合宿』もパラレルワールドではありますが、少なくとも希望ヶ峰学園シリーズの『1』『2』『絶女』、そして『V3』本編のネタバレを含むため、最低でもこれらの作品をやっていることが前提となっています。
楽しんで遊ぶ上で上記の順序がご参考になれば幸いです。
シリーズ一覧
タイトル | ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 |
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イラスト | |
発売形態 | PSP、アニメ、スマホアプリ、Windows、Switch |
(発売当時の社名:Spike)
ナンバリング第一作。全てはここから始まった。ジャンルは「ハイスピード推理アクション」。
「超高校級」と称される優れた能力を持つ高校生ばかりが集められた「希望ヶ峰学園」に入学した生徒達が、「卒業するためには仲間を殺すこと」というルールの元に次々と発生する殺人事件を「学級裁判」で解決していく、推理アドベンチャーゲームを主体にアクションゲームの要素を加えたゲーム作品。
作品のコンセプトを「サイコポップ」と称しており、少年少女の殺し合いという重く壮絶な内容のシナリオでありながら、画風・キャラクター・音楽などを軽めの雰囲気でまとめている。
タイトル | ダンガンロンパ/ゼロ |
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イラスト | |
発売形態 | 小説 |
ダンガンロンパ担当シナリオライターである小高和剛が小説化した、本編の前日譚。
希望ヶ峰学園における『コロシアイ学園生活』の発端と、そこから始まる未来の中間点となる物語。
本編は上巻・下巻に分かれており、上巻の内容はwebサイト上でも読むことが可能。
ただし最初のページから初代本編のネタバレ丸出しな超展開であるため、真相暴露に絶望したくないならば初代クリア後の購読をオススメする。
タイトル | スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園 |
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イラスト | |
発売形態 | PSP、Windows、Switch |
(発売当時以降の社名:スパイク・チュンソフト)
ナンバリング第二作。
青い空、白い雲…煌めく海、広がる砂浜。
リゾート地として有名な南の島・ジャバウォック島に修学旅行で訪れた希望ヶ峰学園の生徒達だったが、学園長の悪だくみによって島に閉じ込められてしまう。島の脱出を条件に、生徒達はコロシアイ、そして犯人を探し出す学級裁判を強いられる。
テーマは「サイコトロピカル」で前作よりも色彩が明るくなっている、
また新要素が増えゲーム性も増している。
タイトル | ダンガンロンパ1・2Reload |
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発売形態 | PSVita、PS4 |
『1』『2』をvitaに移植し高画質化したもの。
新要素として、2のおまけ要素であるアイランドモードを1にも同様に実装した「スクールモード」も搭載されている(後の1単体移植版にも実装)。
PS4版が2017年5月18日に発売された。
タイトル | 絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode |
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イラスト | |
発売形態 | PSVita、PS4、Windows |
シリーズ外伝作。本作のみ、TPS風のアクションゲームとなっている。
時系列は『1』と『2』の間に位置し、両作品に関するネタバレがある。
テーマは「サイコポップホラー」で他の作品に比べて血生臭い描写が多いのが特徴。
PS4版が2017年夏に発売された。
タイトル | ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園-未来編 |
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イラスト | |
発売形態 | アニメ |
時系列は『2』の後日談に位置する。
希望ヶ峰学園シリーズ、最終章。全12話。
今までのシリーズのネタバレがあります
タイトル | ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園-絶望編 |
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イラスト | |
発売形態 | アニメ |
時系列は『1』の前日談に位置する。
希望ヶ峰学園シリーズ、最終章。全11話。
今までのシリーズのネタバレがあります
第1話の初っ端からダンガンロンパ未来編第1話のネタバレがあります。
タイトル | ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園-希望編 |
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イラスト | |
発売形態 | アニメ |
時系列は『3』~未来編~の後日談に位置する。
希望ヶ峰学園シリーズ、完全完結。全1話。
また、ナンバリング第三作のニューダンガンロンパV3の数量限定『みんなのコロシアイ新学期超高校級の限定BOX』に付属される特典アニメ、狛枝凪斗を主人公とした希望編の前日譚『スーパーダンガンロンパ2.5 狛枝凪斗と世界の破壊者』もある。こちらも全1話。
『1』のヒロイン霧切響子をメインに据えたWindows用サウンドノベル『霧切草』も特典ソフトとして付属。
タイトル | ダンガンロンパ害伝キラーキラー |
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イラスト | |
発売形態 | 漫画 |
『ダンガンロンパ3 未来編』の前日譚。
当初は本作の外伝である事が伏せられていた。
タイトル | ダンガンロンパ霧切 |
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発売形態 | 小説 |
『1』のヒロイン霧切響子の中学時代を舞台としたスピンオフ作品。主人公は探偵の五月雨結。
タイトル | ダンガンロンパ十神 |
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発売形態 | 小説 |
『1』に登場する十神白夜の過去のエピソードを舞台にしたスピンオフ作品。主人公は十神の書記で同じく希望ヶ峰学園に通う超高校級の書記、通称『青インク』。
タイトル | ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期 |
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発売形態 | PSVITA、PS4、Windows、Switch |
シリーズ新章。ゲーム版におけるナンバリング第三作。
「サイコクール」をテーマに、新たに「才囚学園」を舞台にコロシアイが繰り広げられる。
発売当初から据え置き機でも発売されるのはシリーズ初となる。
新章突入だが、おまけモード含め過去作のネタバレがあるため注意
タイトル | ハッピーダンガンロンパS 超高校級の南国サイコロ合宿 |
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発売形態 | Switch、PS4、Windows |
『V3』のおまけモードの育成ボードゲーム+ダンジョンRPGをパワーアップした実質続編。
そちらと同じく、コロシアイの起きていない平和なパラレルワールドを舞台にしたオールスター作品。
『1』『2』『V3』に加え、『絶女』のキャラも参戦している。
パラレルではあるものの、容赦なく過去作の怒涛のネタバレがあるため注意
上記以外にも、コラボ登場やリアル謎解きゲーム企画など複数存在する。