概要
『ダンガンロンパ霧切』に登場する人物であり語り手である。
茶髪ショートに前髪に白のメッシュが入っている。赤眼鏡を着用している。
とある女子高校の制服を着ているが探偵の活動のためスカートではなくキュロットを普段着用している。
絶望のシリウス天文台にて中学生の霧切と出会う。
甘いものが好きだったり、霧切に「結お姉さま」と呼ばれて恥ずかしがったりする(しかしそもそも最初にその呼び方を提案したのは結の方だったりする)。
二巻以降の、ともすれば百合百合しいほどの霧切との仲のよさは必見。霧切を慈しみ、普通の女の子としての部分を大事にしつつ、探偵としての姿勢を尊敬し、霧切もまた、結の真っ直ぐな思いに触れてどんどん可愛くゲフンゲフン、家の呪縛から開放されていく。霧切が髪を片側だけ三つ編みにしてることや、とあるアイテムをプレゼントすると妙に喜ぶことにもどうやら関係しているようである。
身体能力が恐ろしく高く、その跳躍力は、中学生時とはいえ、あの霧切が「すごいすごい!」と飛び跳ねて絶賛するほど。探偵業ではなく陸上競技に力を注いでいれば希望ヶ峰学園にも手が届いたかもしれないと自負している。
推理小説における語り部、「ホームズ」におけるワトスン役であり、探偵ではあるが頭の回転はあまりよくない。霧切に「ここまでいえばわかるわね?」まで言ってもらったが分からなかった、といえば、そのおつむのほどはご理解いただけるであろう。
しかし、彼女の魅力はそのどこか抜けた優しい性格とお姉さん力、それに愚直なまでの探偵であることへの誇りと信念である。
そんな明るく力強い人物ではあるのだが、ダンロン恒例というべきか、彼女にも辛く暗い過去があり、そこから連綿と既刊三巻までの時点で死亡フラグを確実に立ててきている怖い人でもある。世界観が世界観だけに、そして作品内容が作品内容だけに、さらに霧切の手の件もあるしで、本当もう勘弁してください。
スピンオフキャラということでPIXIVでの人気はいまひとつといった印象である。増えろ。