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概要

エルヴァンディアストーリーは2007年4月26日にPS2で発売されたシミュレーションRPG。

ジャンルはヒロイティックファンタジーRPG


登場人物

  • アシュレイ

CV:結城比呂

本作の主人公。14歳という設定だがとてもそうは見えない。また、数年前に山賊を更生させたという無理のある設定がある。

カストール領主の息子だが、実際はエルヴァンディア国王の双子の息子の片割れ。

やや無鉄砲で冷静さに欠ける面はあるが誠実で心優しい少年…を目指したと思われるが、作中(特に闇ルート)ではとにかく自分が一番正しく悲劇や不幸は全て敵のせい、意義を唱える者には容赦しないという凄まじい暴君っぷりを見せている。

かといって発言・思想も一貫性がなく支離滅裂であるためダークヒーローとして成立しているとも言い難い。


  • サックス

CV:小林和矢

アシュレイの従者。17歳という設定だがとてもそうは見えない。糸目

無口で真面目な性格だが、それゆえに影が薄い。


  • スタンリー

CV:桑原敬一

アシュレイの親友。快活でお調子者。アシュレイと同時期にワイツのもとで剣を学んでいた。

美人を見かけると鼻の下を伸ばす軟派者だが、一方で闇ルートでは滅茶苦茶な言い分で闇に堕ちたアシュレイに異議を唱え毅然と立ち向かうなど、本作の数少ない常識人といえる。


  • モルデン

CV:坂口候一

アシュレイの養父。40歳。エルヴァンディアの重鎮として国政に参加し、国王グッドウッド3世を支えてきた傑物である。

反面、本人の性格はさっぱりしており誰にも分け隔てなく接する。

闇ルートではいつの間にか死んだことにされている


  • ランバント

CV:岡野浩介

モルデンの従者である近衛兵。大柄な兵士で、熱い性格。

いわゆるジェイガン枠であり、ワイツ、ヴァルモンと並んで序盤の強ユニットである。

本作は6章でルート分岐するのだが、その際彼が生き残ると「真ルート」になる。


  • ワイツ

CV:仁古泰

アシュレイやスタンリー、エミリアやフロロなど多くの教え子をもつ剣の師匠で教育係。モルデンとは親友。

ランバント、ヴァルモンと同様序盤の強ユニットのひとり。

誇り高く真面目な戦士であるが、アシュレイのストッパー係になれず増長させてしまうシーンが散見され教育係として適切とは言い難い。

6章で彼が生き残ると「光ルート」になる。

その他のルートでは敵の自爆による崖崩れに巻き込まれて死亡するのだが、なぜか後にアシュレイを庇って死亡したということにされている。


  • ブラン

CV:鈴木琢磨

アシュレイの説得によって更生した元山賊。とはいえ元から悪徳商人などから金を巻き上げる義賊だったらしい。

山賊にしては気障な容姿をしている優男。


  • テス

CV:清水こずえ

カストールの山岳地帯にある修道院のシスター。アシュレイ一行がラーパスへ向かう際に出会った。

ラーパスが彼女の生まれ故郷という理由だけで仲間入りする。

が、闇ルートではとある後半のマップの戦闘前のワンシーンで唐突に断末魔もなく殺されてしまう。


  • ブルーマントル

CV:金光宣明

ラーパスの国王。モルデンとは盟友。

アシュレイがエルヴァンディア王家の血を引くことはグッドウッドと彼とモルデンの3名のみの秘密であった。

闇ルートでは終盤唐突に死んだことにされている。アシュレイ曰く自身に異議を唱えたため殺したとのことだが、一切描写はない。


  • エミリア

CV:小清水亜美

ブルーマントルの娘。アシュレイとは幼馴染

本作のヒロインらしき人物だが、特にアシュレイとの恋愛フラグは立たない(そもそも本作はキャラ間の色恋沙汰が皆無に等しい)。

勝気なおてんば姫だが、自身の軽率な行いが原因で6章の悲劇が生じてしまい、それを悔いていると思しき台詞もある(もっともあの場面はアシュレイの非も多大にあるのだが)。


  • フロロ

CV:牧口真幸

アシュレイの幼馴染。現在は魔法を学ぶためラーパスで暮らしている。

腹が減って動けなくなっているところを偶然アシュレイたちに発見され仲間になる。


  • シャルル

CV:園崎未恵

エルヴァンディアの皇太子。少女のような風貌をしているがれっきとした男子である。

気弱で心優しく皆に慕われている。

アシュレイは彼に小姓として仕えていたが、後にシャルルの双子の弟であることを知る。

6章で敵の自爆と崖崩れに巻き込まれて死亡する(どのルートでも必ず死ぬ)が、死亡シーンのムービーが断末魔すら発さず棒立ちで静止画がスライドするように落ちていくというシュール極まりないものになっている。


  • ヴァルモン

CV:三宅健太

シャルルの従者の護衛隊長。ランバント、ワイツと並ぶ序盤の強ユニット。

首都ルーメンがゲネス軍に侵略された際にグッドウッド3世を救えなかったことを後悔しており、シャルルも死亡したことから以降アシュレイに忠誠を誓う。

しかし作中では守るべき人物が悉く死んでいたり、重要アイテムを盗まれたりとどうにも無能な描写が多い。

6章で彼が生き残ると「闇ルート」になる。


  • エルパランス

CV:糸博

大賢者。180歳にして身長190センチという大柄な老人。

現在は隠遁生活を送っている。自身のもとを訪れたアシュレイたちにグラセウムを集めるよう進言する。ルートによっては仲間にもなる。


  • マグダフ

CV:上別府仁資

ゲネスの皇帝で、かつてはエルパランスの弟子であった。世界征服を目論み、エルヴァンディアに侵攻を開始する。


CV:???

光の女神で、ギアランと対になる存在。

そしてある意味本作のクソっぷりを象徴する存在であり、主人公であるアシュレイたちを差し置いて知名度が高い。

詳しくは→こちら


  • ギアラン

CV:???

闇の神で、グウィンと対になる存在。

かつて些細なことでグウィンと言い争いになり戦争が勃発、飛び散った肉体の欠片が闇のグラセウムとなった。

グウィン同様大変特徴的なキャラクターボイスが魅力だが、彼女ほどのインパクトはない。


評価

本作はクソゲーとしても名高いが、その原因としては、


  • 発売される半年前にファミ通でネタバレされる。
  • 作中で挿入されるアニメーションムービーが80年代の出来で、作画も崩壊している。
  • 効果音がフリー素材以下。
  • 戦闘の難易度が低すぎて緊張感が無い(例:普通にプレイしていても主人公一人でラスボスを倒せる)
  • シナリオが超展開の連続でプレイヤー置いてけぼりで胸糞悪く、時々日本語もおかしい。
  • ゲーム中にボイスチェンジャーを使用したと思しき珍妙な声のキャラクターが登場する。
  • キャラの初期パラメータや成長率に同ジャンルの某RPGからの盗作疑惑がある。

※キャラデザ:藤原カムイ(代表作/ロトの紋章など)、音楽:岩垂徳行(代表作/グランディアシリーズ、グローランサー東京ディズニーリゾートパレードetc)、主題歌:米倉千尋という豪華キャストのせいで、クソゲーにもかかわらず初週で約1万本もの売り上げを出す。その詐欺っぷりとクソゲー度から「エルヴァンディアゴー!」の名言も生まれた。

ちなみに「エルヴァンディアゴー!」というフレーズはゲーム中には存在しない。


しかし2007年といえば

あの史上最悪のクソゲーとして知られる四八(仮)がある。しかも悪意を感じさせる内容だったことに対し、こちらは数々の超展開などから笑えるクソゲーとしてある意味評価された。

なかなかのクソゲーではあったがいかんせん相手が悪すぎたのだ。


関連タグ

SRPG クソゲー


グランディアエクストリーム…キャラデザと作曲家が同じRPG作品。

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