概要
この会社は1981年に「横山俊朗」と「横山英二」の兄弟により興された。
(『T&E』は二人のイニシャルよりとられた)
T&E SOFT (旧)
当初はPC6001というマイコンのプログラムを雑誌に掲載し、そのプログラムのパッケージを販売する形をとっていたが、後にパッケージ販売のみに移行し、会社は複数機種のパソコンにソフトを提供する戦術により多くのユーザーを得た。
また当社の代表作は(ゴルフゲーム、ハイドライド、遙かなるオーガスタなど)であるが、そのほかにもユーザーの心に残るゲームを発売している。あのバーチャルボーイに参入した数少ないメーカーでもある。
経営難であったクリスタルソフト(夢幻の心臓など、RPGに定評があった会社)を救済合併したりしていたが、1997年に経営難によりスクウェアが親会社となる。
2001年にディズニー(オリエンタルランド)と資本提携、2002年に傘下となり、ゲーム事業は分離独立する形で撤退した。
2019年3月4日、D4エンタープライズは大黒屋グローバルホールディング株式会社が所有していたティーアンドイーソフトゲームコンテンツの知的財産権を取得したことを発表した。
T&E SOFT (新)
横山兄弟の兄である横山俊朗が2003年(平成15年)1月に設立した株式会社デジタルゴルフが、2006年(平成18年)1月1日に株式会社ディープを吸収合併し、名古屋支社を設立。
株式会社デジタルゴルフが正式にティーアンドイーソフトのブランド名でゲーム開発をしていた。
2008年(平成20年)1月21日に名古屋支社の開発部門を株式会社ティーアンドイーソフトとして分社化し、1月30日に株式会社ドワンゴの子会社ゲームズアリーナが株式会社ティーアンドイーソフトの発行済み全株式を取得することを発表、ゲームズアリーナの子会社化(ドワンゴの孫会社化)されることになった。
2010年(平成22年)8月にはゲームズアリーナ子会社のチュンソフト(現・スパイク・チュンソフト)がティーアンドイーソフト所在地に名古屋オフィスを開設。一部スタッフもチュンソフト(2012年4月現在はスパイク・チュンソフト第三開発グループ)所属となった。
2013年(平成25年)1月に株式会社スパイク・チュンソフトに吸収合併し解散となった。
作品一覧
遙かなるオーガスタシリーズ
ペブルビーチの波濤シリーズ
ワイアラエの奇蹟シリーズ
ソード・ワールドPC/SFC/SFC2
クオンパSFC/PS