概要
アクティブ(アクション)RPGの黎明期の1作。PC-88、PC-98、X1、MSXなどの機種用に全三作が発売された。一作目は言ってしまえば広大なマップの『ドルアーガの塔』。
同様のインターフェイス(体当たりによる戦闘)を持つ『イース』よりこちらのほうが先なので、間違えるとファンが怒るといわれている(またファミリーコンピュータの移植作である『ハイドライドスペシャル』は、第一作目をベースに『ハイドライドⅡ』の要素を取り入れたもので、自称とかアーケード移植を除くファミリーコンピュータで最初のRPGである)。
なお、PC-88版は発売後2年間はランキングに掲載され続けるという大ヒットとなっている。
ちなみに続編(『ハイドライドⅡ』や『ハイドライド3』)およびほかの機種への移植作品の関係はパラレルワールドという扱いである。これは、本来このゲームは一話完結という形という形で作成されたこと、ほかの機種への移植に関してはそのパソコンでできることとできないことがあるため、物語や設定が変更されることがあったからであるとされる。
関連イラスト
ちなみに
- このゲーム、実はT&Eソフト副社長の無茶振りから生まれたという説がある。いわく「絵の動かないゲームはやりたくない」「アクション要素のあるRPGを」と言われたとのこと。
- このタグで戦車のイラストが存在するが、これは砂漠のウサギという作品に登場するハイドライド巡航戦車という架空の戦車である。
- このゲームの続編とされる『ハイドライドⅡ』は家庭用ゲーム機への移植に恵まれていない。逆に『ハイドライド3』は家庭用移植に恵まれている(ファミリーコンピュータおよびメガドライブ)
- 2024年5月、X(旧twitter)上で突如として「ハイドライド」がトレンド入りする事態があったのだが、実際はスプラトゥーンに登場するブキのハイドラントが公式による誤植ポストでトレンド入りしたのが理由のようである。