ゲームおよびアニメ「ダンガンロンパ」の、希望ヶ峰学園関連シリーズに登場するキャラクターである。
※本記事は『ダンガンロンパ』シリーズのネタバレを含みます。
ダンガンロンパ
プロフィール
人物像
世界屈指の巨大財閥として知られる「十神一族」の跡取り息子。
幼い頃より帝王学を叩き込まれ、数多の兄弟たちとの競争を勝ち抜いて財閥の跡取りの座を手に入れた、超高校級の御曹司である。
非常にプライドが高く傲慢な性格。自分本位で他者を徹底的に見下すエゴイストであり、人間の感情を軽視するリアリスト。
口癖は「十神の名にかけて」。
あらゆる分野において高い能力を持つ、自他共に認めるエリート中のエリート。十神家の力に頼らずとも、デイトレードで400億円以上もの個人資産を築き上げている。
容姿、頭脳、運動神経全てが超高校級であり、自らを「超高校級の完璧」と自称する程だが、それ故に簡単に結果が予想できてしまう世の中を退屈に感じている。
推理力も全生徒の中でもトップクラスに入るが、自らの推理に絶対の自信を持つが故に詰めが甘いところもある。そのせいかモノクマから「主人公っぽい雑魚キャラ」と言われることも。
前述のような性格ゆえか、学園内に閉じ込められた状況下でも動揺をほとんどみせず、「コロシアイ生活」の中で起こった殺人に対しても、冷静に状況判断を下すメンタルの強さを見せる。反面、高慢な態度が災いし、他の生徒と衝突することが多く、またコロシアイ生活や学級裁判をゲーム感覚で楽しんでいるかのような発言をするなど、やや危険な思想を垣間見せることもある。
彼のこの性格は、自身の壮絶な生い立ちに由来する努力に裏打ちされたものであり、自分が生まれつき恵まれた人間であると思われることを嫌っている。
主人公である苗木誠のことはそれなりに評価しているらしく、捜査に同行したり(させたり)、事件に関するヒントをくれることもある。
自由行動時間での交流で入手できるスキルは、ノンストップ議論及び閃きアナグラムで照準のブレが小さくなる「冷静沈着」と、学級裁判で苗木のHPとなる発言力ゲージの最大値を5増やす「羨望の発言力」。
とある裁判での自身や他キャラの発言より「かませメガネ」と呼ぶプレイヤーが多い。
※だがシリーズ初の作品であるせいか様々な場面での様子から続編に比べて粗のある部分が多い。
作中に登場するトリックや当人以外の他の人物の立ち回り、キャラクターの設定と乖離し一致しない描写が度々散見され、また主人公を活躍させるためか他の人物の活躍を減らされたり、今まで出来ていた全体への注意力や周到さや分析・洞察ある言動が出来なくなっていたりなど、ゲームの展開の都合上仕方なくであろうが明らかに設定されている能力より落とされた描写をされるといった制作側の事情が垣間見えることも多くあった。
以上のことから制作スタッフの技術がまだ未熟だったことによって登場人物の扱いが不十分な印象が見られることが多く、本編で描写された各人物の行動がその人物の能力と言い難いため、本編での登場人物の行動によるミスを実際の能力によるものであるとそのまま結び付けずあまり鵜呑みにしないように、またシリーズ初の作品であったために様々なノウハウをまだ確立できていない未熟であった制作側の都合によってできた活躍と描写だというのと初作品だったために難易度を始めてプレイするプレイヤーに合わせたものであるという可能性も留意して頂きたい。
なお、これは本編のストーリーや展開の魅力を登場人物が行ったこと全てを嘘だと否定するものではないとご理解いただきたい。
※ *これより小説「ダンガンロンパ十神」のネタバレを含みます* ※
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小説ダンガンロンパ十神にて判明した新事実として、端的に言えばダンガンロンパ全シリーズにおいて彼の才能は弱体化した状態だったということがわかる。
もとより彼の持つ「超高校級の御曹司」の才能の本質は、そこにいるだけで勝利してしまうというもので、小説に描かれている弱体化する前の彼はどんなハプニングや試練が訪れてもすべて華麗に勝利している。
弱体化前の性格としては、己の才能が弱体化してしまうにもかかわらず周りや人のためにこの先の未来を選択し、「俺は仲間を信じている」や「弱体化した俺はさぞ可愛げがあるだろう」など、いつもの姿からは想像もつかないほど仲間を信頼し、余裕のある性格をしている。
すなわち超高校級の御曹司十神白夜の本来の姿は、カリスマ性と優しさを兼ね備えた、まさに「超高校級の完璧」である。
容姿
金髪(もしくは薄い茶色)に碧眼。185㎝の長身と、どこか異邦人を彷彿とさせる外見をしており、
切れ長の目と、長い下まつげが印象的な、涼やかな顔立ちの美男子。
服装は黒いスーツを着用しており、白縁の眼鏡とクロスタイが特徴。
関連イラスト
関連タグ
コンビ・カップリング・トリオ等
ダンガンロンパシリーズ内
ソニア・ネヴァーマインド:次回作に登場する「超高校級の王女」。御曹司とは違いこちらは一国のリーダーである。
新月渚:外伝に登場する「超小学生級の社会の時間」。才能や境遇など共通点が多い。
スーパーダンガンロンパ2
「・・・咆えるな、愚民め。」
(公式サイト/CHARACTERより引用)
プロフィール
一人称 | 俺 |
---|---|
身長 | 185㎝ |
体重 | 130㎏ |
胸囲 | 128㎝ |
血液型 | B |
誕生日 | 5月5日 |
好きなもの | コーヒー |
嫌いなもの | 凡人 |
出身校 | グリーンヒルハイスクール |
特記 | 超高校級の御曹司 |
口癖 | 黙れ愚民が/十神の名に賭けて! |
育成計画 | インテリタイプ |
CV | 石田彰 |
舞台版 | 西洋亮 |
人物像・詳細など
2011年8月に発表された続編『スーパーダンガンロンパ2』のイメージ画像に、十神に似た謎の肥満体の姿が確認され、しかも前作の十神と同じセリフを喋っていた。
この事から十神家との関連性が色々と疑われ、「むしろ本人ではないか」との推測も出た。
そこで続報が出るまでこの肥満体は仮に「豚神」と呼ばれていたが、2012年5月の続報により、名前がまさかの「十神白夜」そのものであり、肩書きも「超高校級の御曹司」であることが発覚した。
設定資料の名前は「ブーデー十神くん」と載っている。
性格は前作と比べると(体型と同様に)丸くなっているが、尊大な態度自体は変わらない。
しかし、突然始まったコロシアイ修学旅行に混乱する生徒たちを積極的に纏め上げて導こうとするなど、責任感が強くリーダーシップのある心強い存在になっている。
見た目通り、食べることが好き。特に栄養豊富な豚肉が好きで、アナザーストーリーでは日向創に対して胸焼けするほど熱苦しい肉談義を展開した。
反対に電子生徒手帳に記載されている好きなものに「コーヒー」と載っているが、プレゼントにコーヒー類を贈ると、なぜか苦手意識を持たれてしまう。
自由行動時間での交流で入手できるスキルは、モノクマメダルの入手量が増える「スティング」。
アイランドモードのドット絵では、両手を使う生徒達と違い、片手で作業や掃除をしている。
容姿
髪型や眼鏡、涼やかな目元など、前作の特徴をおおよそ引き継いではいるが、
前述のとおり激太りしておりフォルムが全体的に丸い。
顔も口角が頬肉で押し潰されているほどもっちりとした顔立ちになっている。
また、本作ではスーツの色が白に変わっている。何故膨張色を選んだし。
関連イラスト
関連タグ
コンビ・カップリング・トリオ等
その他
「絶対絶望少女」「ダンガンロンパ3」にも登場している皆勤キャラの一人。
主人公となるノベライズに「ダンガンロンパ十神」シリーズがある。
注意事項
編集に際しまして、作品の根幹に関わるようなネタバレの記載はできるだけ避けて下さい。