概要
自分の才能・容貌などが人よりすぐれていると思い上がって、人を見下すこと。また、そのさま。
また、自惚れが強く高ぶっている様子も意味する。
類義語の傲慢と異なり、相手に対して無礼な態度を取るとは限らない。
創作物では支配や独占、保身等と並んで悪のイメージが強く、人間讃歌の逆鱗に触れる行為として死亡フラグや負けフラグを成立させて「こうなりますから他人の意見や価値観を考えて尊重しましょうね」と視聴者や読者に警告を発するシーンが当たり前のように展開される。
一例
学歴の場合
『俺はOO大学の人間だから、お前らみたいなのとは違うんだよ!』
と自身が在籍している学び舎を言い、それ以外の学び舎にいる人間を見下す。
『私、OO高校の受験をするから忙しいのよ。 成績が低めのあなた方が羨ましいわ~』
と自身が目指している学校を言い、それ以外の場所を目指す者を見下す。
会社の場合
『俺は、これだけ業績を短期間で上げた。 お前らとは違うんだ。』
と自身の才能や実績を言って、相手を見下す。
『あんたみたいな不細工なのが、OOさんとお付き合いするのは不釣り合いよ。 私の方が、あんたの何千倍も見てくれがいいんだから』
と自身の容貌を言い、相手の容貌を見下す。
創作物などの場合
『私は、権力もあるし財産もたくさん持っているのだ。 君達みたいな貧乏人とは違ってね』
と自身が所有しているものを言って、相手を見下す。
『あなた達みたいな品性もレベルも低いような輩と高貴で優れた能力を持っているワタクシと一緒にしないでくださる? ワタクシというブランドに傷がついてしまいますわ』
と自身の方が相手よりも遥かに優れていることを言って、相手を見下す。
気を付けるべきこと
- 自身が所持しているものや自身が挙げた成果を自慢しない
こういった行為は好印象を貰えない。 そうすれば相手は黙ったり、相手は距離をおいたりしてくれるが度が過ぎれば周囲には誰もいなくなる。 最初は『身軽でいいや!』なんて感じるだろうが、誰一人寄って来てくれなくなったり、救いの手も茶会を始めとしたイベントへのお誘いも来なくなり やがて孤独になってしまう。
- 話の引き合いに出さない
何度も、何度も話の引き合いに出せば(この人ってこれしか取り柄がないのか?)と思われたり(この人・・・なんだか可哀そう)と思われてしまう。
回数を重ねれば重ねるほど、適当にあしらわれることになり 最終的には愛想を尽かされてしまう。
- 慎ましくあれ
目覚ましい成果を上げても、他の人間にないものを所持していようとも見せびらかしたりしない。
相手が挑発してきたりしても『あたしだけじゃないわ、チーム全体で出来たことだから』とか『運が味方してくれたおかげさ』などの心構えを持とう。 そうすると、周囲の人間は寄ってきてくれるし 救いの手も差し伸べてくれたり、『もし、よろしければご一緒しませんか?』とイベントへのお誘いをしてくれる。