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苗木誠

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なえぎまこと

『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』『ダンガンロンパ3 The End of 希望ヶ峰学園 未来編 』『ダンガンロンパ3 The End of 希望ヶ峰学園 希望編 』の登場人物。

プロフィール

身長160㎝
体重52㎏
胸囲75㎝
血液型A型
誕生日2月5日
出身校中学:根黒六中、高校:夕闇高校
特記超高校級の幸運
育成計画バラエティタイプ
CV緒方恵美
舞台版キャスト本郷奏多 / 西銘駿(ダンガンロンパ3 THE STAGE 2018)

人物像

本作の主人公

容姿も成績も特筆すべきところがなく、趣味や好きなものはメジャーなものばかりと、ごくごく平凡な少年

家族構成は両親と妹のこまる、4人家族。

本来なら才能溢れる高校生しか入学出来ない「希望ヶ峰学園」に、平凡な学生の中から抽選で選ばれた超高校級の幸運として入学の権利を得た。そのため、事前に入学者の情報が集まるスレッドでは当然名前が上がらなかった。

「幸運」という肩書きを持っているが、作中ではとにかく酷い目にあってばかりで、とても運に恵まれているとは言えない。

作中SSを含めた描写を見る限り、1年につき1人だけの枠に選ばれる、1つしかないシャワーが壊れた部屋に割り当てられる、ガチャ1発で1個だけ入れられた大当たりを引き当てるなど、実在すると仮定した場合、発揮した状況において最も確率が低い事象を呼び込むというものだと考えられる。ただし、上記の状況は全て、何らかの一品要素に当たると意識していない状態で発揮しているため、狛枝とは違って意識的な発動はできない可能性が高い(ガチャの大当たりはモノクマが洒落で入れた完全シークレット枠)。

そもそもコロシアイ学園生活に巻き込まれた時点で幸運とは言い難い。

その生活においても、十神大和田の口論に割って入るが、とばっちりを喰らってあえなく殴られ気絶したり、用意された自室のシャワールームの扉の建付けが悪いなど、むしろ不運な事ばかりが続くとモノクマから笑われる始末。

周囲から、果てには登録されている電子手帳プロフィールには「超高校級の不運」とからかわれていて、自分でもその侮蔑な名称に反論できないでいる。

一人称は「ボク」。お人好しで心優しい性格の、平和主義な常識人。

強いて取り柄をあげるとするならば「人よりもすこしだけ前向きなこと」(本人談)。

…なのだが1作目ゲーム当初では、学園内の異様な雰囲気や、コロシアイ学園生活巻き込まれてしまい、疑心暗鬼になり根暗な言動や場面が多く、ノベル系のアダルトゲームなどに出てくる主人公みたいな表現や口ぶりが多かったが、中学時代の同級生だった舞園さやかと再会したことにより、次第に明るさを取り戻している。

アニメ版では落ち着いていたり、周囲には明るく振る舞う場面が加えられている。

基本的に物腰は低く頼りないものの、温厚で仲間意識が強く、一貫して生徒同士協力し「モノクマに立ち向かうべきだ」と考え、仲間を思いやり信じる姿勢をとる。

仲間達に不和が起こった際も中立的な立場に身を置き、しどろもどろながらも解決策を模索する。

そのため余程のことが無い限り誰かを責めたりしないが、仲間を傷付けるモノクマには怒りを露にする。

好物に関してはお菓子や肉、ファーストフードを好んでいたが、学園生活により食事の制限が強いられてしまい、野菜や飲み物には不満をこぼしている。

良くも悪くも一般的な感性を持つ常識人で、物事を割り切れず、合理的なメンバーから諌められることも多い。しかし、自身の特徴としている「前向きさ」からは芯の通った力強さ、決して諦めない意志の強さを秘めており、有事の際は毅然とした態度で臨む。

学級裁判では、現場の状況や他の生徒の証言などから事件の真相を追求する高い推理力を発揮する。

誰を相手取っても臆することなく「それは違うよ!」「これがボクの答えだ!」と力強く真実を突きつける。

容姿

大神さくら曰く「筋肉の量と質は普通の高校生並みの平均的なもの」らしいが、

年頃の男子にしては小柄なほうで本人も少し気にしている。

(作中の登場人物の中で苗木より背が低いのは不二咲千尋のみ)

髪は薄い茶色。頭頂部に左曲がりのアンテナ(アホ毛)が伸びているのが特徴。

服装は黒いブレザータイプの学生服で、下にスカル柄のパーカーを着込んでいる。

一応、設定上は「すべてにおいて平凡」をコンセプトに考えられたキャラクターだが、

低身長で童顔、中性的な声質などから、ファンの間ではショタ属性として扱われることも少なくない。

キャラクターソング

アニメ版のDVD及びBlu-ray第四巻の初回生産限定版には、彼のキャラクターソング「希望のダンガン」を収録した特典CDがついている。

余談

プロローグで各生徒が自己紹介をする際に、苗木は希望ヶ峰入学前に掲示板の情報を丹念に調べていたという設定になっていたが、そのせいで苗木はささやかながら2ちゃんねらーという属性を付与されてしまっている。

小高和剛によればこれは自己紹介のテンポを良くするための措置であったとのことである。

後継作の『2』と『V3』では自己紹介時に主人公に相棒役が就くというアイディアにより、ねらーにする必要が無くなったが、『V3』では結局文量が伸びてしまった(2023年10月23日のXのスペースでの発言にて)。

注意事項

編集に際しまして、作品の根幹に関わるようなネタバレの記載はできるだけ避けて下さい。

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