汝、トリックスターよ･･･ 今こそ、この世の歪みの深淵に立ち向かうがいい。
概要
前作『ペルソナ4』からおよそ8年ぶりのナンバリングシリーズ作品。
公式の略称は「P5」。テーマカラーは「赤」。そして物語のテーマは「更生」。
劇中のアニメーションムービー制作はプロダクションI.Gが手掛けている。
今までのジュブナイルストーリーにピカレスクロマンの要素を加えた「ピカレスク・ジュブナイル」。
前作「ペルソナ4」が殺人事件と異世界の謎を追う「捜査隊」だったのに対し、異世界の謎を追うと言う点では同じだが、今作では逆に追われる身である「怪盗」となり不正を犯す大人や歪んだ社会への「世直し」を行う。
また、ペルソナシリーズでは人々の「噂」が重要なテーマとなるが、本作では町の人々の噂の存在となる。
今作の初期ペルソナの名前モチーフは架空の人物もいるが歴史上にその名をとどろかせた義賊や反逆者、クトゥルフ神話などがモチーフである。
ディレクター＆プロデューサー、橋野桂のコメント【｢公式サイト｣より】
2019年3月23日、ティザーサイトがオープンしていた続編(P4Gと同じくストーリー＆新規キャラ追加のアッパーバージョン)のタイトルが『ペルソナ5ザ・ロイヤル』に決定。
発売日は2019年10月31日、プラットフォームがPS4と発表され、同時に第一弾PVも公開された。
メディアミックス
スピンオフゲーム
ペルソナ5 ダンシング・スターナイト
2018年5月24日に発売されたサウンドアクションゲーム。対応機種はPS vitaとPS4。
2017年8月2日に横浜アリーナで行われた「PERSONA SUPER LIVE P-SOUND BOMB !!!! 2017 ～港の犯行を目撃せよ！～」にて初公表。
「ペルソナ3 ダンシング・ムーンナイト」とは同時発売となっている。
ペルソナQ2
2018年11月29日発売のクロスオーバーゲーム第二弾。対応機種はニンテンドー3DS。
「心の怪盗団」を主軸に、前作のP3・P4メンバーに加え新たにP3P女主人公も交えた、総勢28名にも及ぶセルフマッピングダンジョンRPG。
ペルソナ5 スクランブル -ザ・ファントム ストライカーズ-
2020年2月20日発売のペルソナシリーズ初となるアクションRPG。PS4とNintendo Switchに対応。
P5本編から半年後の夏休みを舞台に、全国で起こった異常現象を解決すべく心の怪盗団が日本中を旅する。
ペルソナ5 タクティカ
2023年11月17日に発売されたペルソナシリーズ初となるシミュレーションRPG。
テレビアニメ
PERSONA5 the Animation -THE DAY BREAKERS-
2016年9月に放送された単独特番。
最速放送は3日でTOKYOMXと群馬テレビの2局、4日にとちぎテレビ、5日に毎日放送とBS11。
制作はA-1 Pictures。
ストーリーはアニメオリジナルの書き下ろし。
本編ゲーム内の｢ある｣サブエピソードとリンクし、若き怪盗団の活躍が描かれるプロローグストーリー。
通称「P5A」。2018年4月から9月まで2クール放送。
放送局は全て「THE DAY BREAKERS」と同じ。制作も同様、A-1 Picturesが手掛けるが、クレジット名義がCloverWorksに変更され(制作担当の高円寺スタジオがブランド化したため、この名義となっている)、スタッフ陣も単独特番から総入替となっている。
放送局のうちTOKYOMXと毎日放送では連動データ放送を実施。公式アプリ「PERSONA O.A.」のポイントが手に入るQRコードが表示されている。
こちらは多少のアレンジはあるがゲームストーリー準拠の話となっており、主人公の名は「雨宮蓮（あまみや れん）」と設定されている。
通常放送の後、続編として2018年の年末特番『Dark Sun...』と2019年3月の特番『Stars and Ours』がそれぞれ放送された。
舞台
『PERSONA5 the Stage』として、2019年から2022年にかけて全4弾を開催。
コミカライズ
PERSONA5
9月15日より小学館のアプリ「マンガワン」と9月22日より「裏サンデー」にて連載中。
1話は常時無料で配信されている。画を担当するのは村崎久都(むらさきひさと)氏。
主人公の名は「来栖暁（くるす あきら）」と設定されている。
公式サイト→裏サンデー
PERSONA5 mementos mission
10月25日より電撃マオウにて連載開始。作者はP4U2コミカライズも担当した斉藤ロクロ氏。
タイトルの通り、メメントスミッションとコープキャラクターをメインにしたサブストーリー。
主人公の名前はアニメ版に準じた「雨宮蓮」となっている。
コラボレーション
本作の主人公が“ジョーカー”名義でファイターとして参戦。ほかの怪盗団メンバーやキャラクターも、ステージギミックやスピリットなどで登場する。
こちら側のDLCでキャサリンコスチュームが販売されており、リメイク作キャサリン・フルボディにて主人公がプレイアブル参戦し、ほかのメンバーも実況として追加。
協奏「双魂の絆と虚ろの傀儡子」としてコラボイベントが全2弾開催。
メインシナリオ第1部の13章までクリアするとプレイ可能になり、ゲームの性質上期間限定ではない。
第1弾のストーリー進行でジョーカーとモルガナ、第2弾でヴァイオレット、クリア後のアナザーダンジョンでスカルを仲間にできる。ほかの怪盗団メンバーもNPCで登場。
ストーリー開始条件さえ満たせば序盤から強制ゲスト加入してくれるため戦力としても頼れる。
2020年2月に『メモリー・デフラグ』と『インテグラル・ファクター』にて「P5R」とのコラボイベントを実施。
2022年11月にコラボイベントを実施。
2018年7月にゲーム内のイベントとガチャでAfterglowとペルソナ5のコラボを実施。
また、ペルソナシリーズとのコラボカバー楽曲を3曲を追加。こちらはペルソナ5だけでなくペルソナ3、ペルソナ4から1曲ずつ各バンドがカバーしている。
2020年1月では共同製作の縁で蒼井樹専用の新コスチュームにジョーカーの衣装「リベリアスジョーカー」が貰える。
2021年6月にこちらも“ジョーカー”名義でヒーロー参戦。カラーリングはコラボ経験のスマブラ(P4カラーは何故か未収録)を逆輸入してるあたりATLUS(+スマブラ)。
「Life Will Change」がジョーカーのテーマ曲として扱う。
ストーリー
暴漢から女性を助けるも、逆に暴行罪を着せられたことで保護監察となった主人公。
彼は謎のアプリ「イセカイナビ」で心の世界へと侵入し、ペルソナ使いへと覚醒する。
様々な理由により社会から抑圧・爪はじきにされた少年少女たちは、封じ込めていた怒りと共にペルソナを解放し、歪んだ欲望を持つ悪人の心を「盗む」ことで「改心」させることを決意した。
我等、正義の義賊「心の怪盗団」。今宵、あなたの心を頂戴する───。
登場人物
CVは担当声優、演は舞台版演者
心の怪盗団
表記は「氏名(主人公を除く) / 怪盗としてのコードネーム」の順。
喜多川祐介 / フォックス (CV：杉田智和 / 演：小南光司)
ベルベットルームの住人
コープ人物
※松来未祐氏は2015年に逝去された為、この作品が遺作。TVアニメ版及びP5Rでは照井春佳氏が担当。
その他の人物
特捜部長 (CV:麻生智久)
※田中一成氏は2016年に逝去されているため、TVアニメ版及びP5Rでは藤本たかひろ氏が担当。
P5Rより登場
主題歌
オープニング曲
「Wake Up, Get Up, Get Out There」
作詞：Benjamin Franklin / 作曲：目黒将司 / 歌：Lyn
エンディング曲
「星と僕らと」
作詞：小森成雄 / 作曲：目黒将司 / 歌：Lyn
関連動画
OPアニメーション
ティザー映像
『ペルソナ5 ティザー映像』(アトラス公式チャンネル『ATLUS Tube』より)
トレーラー
『お前は奴隷だ。解放を望むか？』
『「ペルソナ5」トレーラー映像 / PERSONA5 』(アトラスyoutube公式チャンネル『ATLUS Tube』より)
余談
- 前作「ペルソナ4」から数年後の話であることを示唆する要素が多い。久慈川りせがニューシングルの告知で駅前広場のディスプレイ広告に登場している他、「探偵王子」の再来と呼ばれるキャラや「ネオフェザーマン」なども登場。テレビ番組のテキストでは一部登場人物のその後を見られる。4ほどでは無いが、「ペルソナ3」のネタも登場している。
- ATLUSがセガゲームス傘下に入ってから初めてのナンバリングタイトルであり(外伝では「ペルソナQ」が初)、一部の海外版の発売元となっている。またテレビアニメ版ではセガが提供枠で参加している。
- 偶然か否か、パーティーメンバーの声優は反逆や革命、復讐がテーマの作品で主人公を演じた、あるいはアウトローや自身の運命と戦うタイプのキャラを演じた人物で構成されている。悪役の声優の方も歪んだ悪意を抱えたキャラを演じた経験のある人物が少なくない。
- DLCとして外伝作品を含む初代ペルソナからペルソナ4までのペルソナシリーズ、ifやDEEP STRANGE JOURNEY、Ⅳ、葛葉ライドウといった本家・派生を含む真・女神転生シリーズ、キャサリンシリーズのコスチュームが登場している。
- ゲームゲノム第2回で本作が特集された。ゲストMCは野田クリスタル、関係者ゲストはプロデューサー＆ディレクターの橋野桂。
タグ使用上の注意
いつからかは不明だが、日本語が読めない海外ユーザーの方々が、pixivからのオススメのタグと勘違いをしてしまい、投稿するイラストの内容に関係なく「ペルソナ5」のタグを付加してしまう事案が時々発生してしている。
悪意はないと信じたいが、検索妨害となり得る行為であり、心当たりのあるユーザーには自重を促したいところであり、もしそのような投稿を見かけたら、検索サイト等でその事を和訳して、コメント欄等に書き込んで注意を促してもらいたいところである。
（もちろん、イラスト内容やキャプション等で、ペルソナ5を意識している事が明白な場合はその限りではない）
※詳しくは、※作者は海外ユーザーの記事を参照。
関連イラスト
本作は過去のシリーズと同様に公式からネタバレが全面的に禁止されているため、投稿時には注意。
関連タグ
| 分類 | タグ名 |
|---|---|
| 総合 | ATLUS/ペルソナ |
| 表記揺れ | P5 PERSONA5 |
| ジャンル | RPG 学園伝奇ジュブナイル ピカレスクロマン |
| アニメ | P5A |
| 派生 | P5R P5D ペルソナQ2 P5S P5T P5X |
| 用語 | ペルソナ能力/ペルソナ使い ベルベットルーム 心の怪盗団 イセカイナビ 秀尽学園高校 純喫茶ルブラン |
| ネタ(外伝含む) | 今日はもう寝ようぜ 世紀末覇者先輩 美少女怪盗 屋根裏のゴミ お仕置きコップステータス(ペルソナ) |
| ネタバレ注意 | もう一人のトリックスター |
| カップリングタグ | ペルソナ5のカップリング一覧 |
| ブックマーク数タグ | ペルソナ100users入り→ペルソナ500users入り→ペルソナ1000users入り→ペルソナ5000users入り→ペルソナ10000users入り |
| 公式企画 | ペルソナシリーズイラコン |
外部リンク
個別
- 公式サイト(無印)
- 公式サイト(ザ・ロイヤル)
- 公式サイト(SCRAMBLE The Phantom Strikers)
- ペルソナ5のネタバレについて
- テレビアニメ版公式サイト
- 舞台公式サイト
- 舞台公式Twitter
