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新島冴

にいじまさえ

新島冴とは、ゲーム『ペルソナ5』に登場するキャラクターである。
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プロフィール編集

趣味ツーリング(最近は忙しくて乗れていない)
特技キックボクシング
クセアゴに手をあてて考え込む
食の好み食にこだわりは無いが、強いて言うなら真の作ってくれるお味噌汁。特に好きな具材は茄子。仕事が忙しい時期でもこれが恋しくなって帰ってくることもある。
アルカナ・コープ審判
CV甲斐田裕子
舞台版演者茉莉邑薫

概要編集

尋問室の女検事


灰色の長髪に黒いスーツ姿の女性検察官。若くして地検特捜部というキャリアで活躍するエリート

近年頻繁に起こる「精神暴走事件」について、悪党を改心させる怪盗団が関連していると考え、独自に怪盗団を追っている。本作のシナリオは捜査機関に捕まり、彼女からの尋問を受ける主人公の回想という形で進行していく。


怪盗団の一員である新島真とは姉妹の関係。刑事だった父が亡くなってからは苦労しながらも妹をひとりで育て、検事界でも必死にのし上がってきた。しかしそれ故に出世欲と合理性の強い性格となっており、妹の真は育ててくれた感謝を抱きながらもすれ違いを感じ始めている。

「探偵王子」こと明智吾郎とも知り合いで、よく仕事の相談をしている。


主人公とは行きつけの喫茶店「ルブラン」で知り合っており、逮捕された主人公と面会した際には「……君だったとはね」とやや驚いたように呟いていた。「このままでは、貴方は終わり」と主人公を心配しているかのようにとれる発言もしているが…?


続編『ペルソナ5スクランブル』の時点では検察を辞めて弁護士に転身しており(いわゆる「ヤメ検」)、物語の中盤に真の頼みを受けて京都府警まで出向き、拘束されていた長谷川善吉の釈放と、凶悪犯の濡れ衣を着せられた怪盗団の逮捕執行阻止のため尽力した。

なお、画面上には彼女の姿は現れず(怪盗団とも電話でのやり取りのみ)、セリフとアイコンのみの登場になっている。


余談編集

作中では『どうなの!?』という台詞が頻繁に登場し、ファンからは代名詞扱いされ、『どうなのおばさん』や『どうなの新島というあだ名を戴いている。しかし、実際のところ作中では「どうなの!?」とそこまで言ったわけでもなければ、正式な年齢が公開されていないため、おばさんと呼ばれる程の年齢であるかも謎である。


一般的には大学の法学部と法科大学院を修了したのちに司法試験に合格し、そこから更に司法修習という研修を1年かけて受け、最後にもう一度試験に合格することで、晴れて法曹となる。

全てストレートで通過したとすると、法学部4年制を現役卒業(22歳)→法科大学院2年間を現役卒業(24)※→司法試験一発合格(25)→1年程度司法修習後、最終試験合格し、採用内定(26)となり、そこから検察として働き始めたと考えられる。

捜査やその指揮、尋問への慣れっぷりや、出世欲にまつわる苦労の台詞から察するに、検察として働き始めて1年2年とは考えづらく、妹の真(18)との年齢差を一回り程度と仮定すると、検察として採用されてから4、5年目程度であり、31、2歳の可能性が高い。

おばさんと呼ぶにはやはり早すぎるといえる。


※なお、2023年からは司法試験の受験資格である法科大学院卒業(修了)が緩和され、在学中でも試験の受験が可能となっている。



なお、ペルソナ5、及び完全版であるRにおいても恋愛コープが用意されていないため、俗に言う9股の内には入らない。逆を言えば、(恋愛こそできないが)浮気せずに合法的に彼女を推せるという事である。それってどうなの!?


ちなみに演じた甲斐田裕子氏はアニメ版「ペルソナ4」では山野真由美を演じている。


関連イラスト編集

新島 冴新島冴

InterrogationPERSONA5——新島 冴


関連タグ編集

ペルソナ5 検察官 公安

主人公(ペルソナ5) 新島真 明智吾郎

ペルソナ5スクランブル 弁護士


アレイン:冴と同じく、アゴに手を当てて考え込む癖を持つ別のATLUS作品のキャラクター。余談だが彼の母親は冴と中の人繋がりである。


以下ネタバレ編集




























作中ではとある理由から彼女のパレスに潜入する事となる。

センシティブな作品

パレスはラスベガスを思わせる「カジノ」をイメージしており、シャドウ冴はそこの支配人という位置付けである。オタカラはどうやら「警察手帳」の模様。

シャドウ冴は初戦では黄色い薔薇に彩られた女優帽を被った露出度の高いドレス姿で登場、「ルール」を破った者や賭けに失敗した者に様々なペナルティを課してくる。

第二戦ではチェーンソーと機関銃で武装した見るからに世紀末「ニイジマ・レビアタン・サエ」に変貌、冴の面影は髪の毛と目ぐらいしか残っていない(妹が世紀末覇者先輩と呼ばれていた辺り、流石は姉妹と言った所か…)。


見た目からはレヴィアタン要素をイマイチ見出し辛いが、冴が司法関係者である事から恐らくこのチョイスはホッブズの著書である「リヴァイアサン」(1651)が由来であると思われる(余談だが、リヴァイアサンは鎧のような鱗を持つとされる為、これが全身を鎧で武装した姿に繋がっているのかもしれない)。


コトダマン』参戦時には「ニイジマ・レビアタン・サエ」の姿で登場している。如何にも一体のペルソナとしても通用しそうなデザインなので参戦も納得か(地味に主要ペルソナの特徴である「仮面」も着用していたりする)。


また、冴のパレス内ではユニコーンが出現するが、もしかして…。

尤も、学生時代は真の親代わりを務めつつ法曹になるために勉学に邁進し、検察官になったらなったで他の検察官たちに負けないよう出世のため職務に励んでいたと考えられるため、恋人を作る精神的かつ時間的な余裕が無かったとしても無理はないといえる。

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