概要
四軒茶屋の路地中にひっそりとあるレトロな喫茶店。マスターは佐倉惣治郎。
常連客はそれなりにいるが、決して繁盛しているとは言い難い。
惣治郎にとっては半分道楽のようなものであり、客の長居もあまり気にしていない模様。
コーヒーとカレーが絶品であり、雑誌に掲載された過去も持つほど。
他にもパスタやオムライスなど喫茶店らしいメニューも一通り揃っている。
内装はカウンター席とテーブル席があり、奥には屋根裏部屋へつながる階段とトイレがあるオーソドックスなものになっている。店内には小さめのテレビも備えられており、お客さんや惣治郎がニュースを見ていることも。入り口付近のカウンターには黄色いダイヤル式電話が置いてあり、実際に使うこともできる。
メジエド編では主人公の自室である屋根裏が心の怪盗団のアジトとなり、中盤を過ぎたあたりでは一階の喫茶店もアジトに含まれるようになった。
また、定期テストに向けた勉強会もルブランで行われるのがお約束となっている。
惣治郎と双葉が暮らす自宅は別にあるが、ルブランから徒歩数分程度の距離であるためここで食事を取ることも少なくない。
ゲームでは主人公の家となる場所のため、主人公が外出できない場合はこのルブランで過ごすことになる。帰宅した際にお客さんが居る場合もあり、お客さんから噂話を聞ける。
物語が進むとマスターの惣治郎からルブランの鍵を渡され、自分で戸締まりするように言われる。その後は店内で本を読んだり、勉強したりすることができるようになる。
また、レシピを教えてもらっていれば自分でコーヒーをいれたり、カレーを作ることもできる。他にも店内の掃除をしたり、テーブル席に雑誌が置かれている場合はクロスワードに挑戦することもできる。
2階の屋根裏部屋は主人公が来た初日は物置と化しており、初日にベッド周りを、それ以外は物語が進むにつれて片付けられていき、部屋らしい部屋になっていく。
初期状態では怪盗道具の作成やトレーニングができるが、アイテムの購入でDVDの鑑賞やレトロゲームのプレイ、観葉植物の世話などが出来る。この点は前作の自室と似通っている。
店名の由来は、恐らく「怪盗アルセーヌ・ルパン」の作者モーリス・ルブランだろうか。
BGM
Beneath the Mask
作詞 | Rike Schmalz | 作曲 | 目黒将司 | 歌 | Lyn |
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意味は「マスクの下で」。
『ペルソナ3』の「巌戸台分寮」や『ペルソナ4』の「Signs Of Love」に相当する楽曲だが、それらとも違う落ち着いた曲調が特徴。歌詞から怪盗であることを隠して生活しているジョーカーを歌ったものだと推察できる。
雨天では「Beneath the Mask -rain-」に変更。こちらは外出時に「instrumental version」が流れる。
『ペルソナ5 ダンシング・スターナイト』ではKAIEN氏による「Beneath the Mask (KAIEN Remix)」、『ペルソナ5タクティカ』では「Beneath the Mask -Tactica-」、『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』ではACEによるアレンジが使用された。『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』のものは原作よりもハイテンポになっており、その他のアレンジ曲に先駆けて「Ver.3.0 アップデート 紹介映像」にて紹介された。