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…我は汝、汝は我…

概要編集

ペルソナシリーズ」に登場する特殊能力の総称。

作中におけるペルソナとは心の底に潜む「もう一人の自分」が実体化したもの。

曰く「困難に立ち向かうための人格の鎧」。

神話に登場する悪魔、その他伝説や童話の生物・人物達の名前と性質を持つ(初期作では作中オリジナルのキャラクターもペルソナとして登場していた)。


ペルソナを発現させ、身に宿すことで魔法特殊能力を用いることができるようになる。

このようにペルソナを操ることができる者を「ペルソナ使い」と呼び、シャドウや悪魔に対して有効な戦力となり得る。


こうした要素は心理学用語における数多の外的側面を指す「ペルソナ」に由来し、各種コミュ・コープイベントで対応するアルカナを装着して行くのもまさにこの「ペルソナ」の特徴である。

また、各地域での伝承・信仰の差異がそうであるように、ペルソナシリーズを含めた女神転生作品では神々の様々な側面(※)が描かれる事が珍しくなく、そうした伝承の要素もまたペルソナの原義や本シリーズの世界観にマッチしており、歴代シリーズの中でも秀逸な概念の一つであると言えよう。

(※例えばアスラおうはメガテンシリーズではインド神話の阿修羅としての姿が有名であるが、『Ⅱ』やペルソナシリーズのペルソナ全書ではゾロアスター教の善神「アフラ・マズダ」との関連性が描写されていたり、クー・フーリンは成人時代と少年時代のセタンタが同じ作品に登場するといった例がある)


また、固有ペルソナ以外のペルソナは本家「女神転生」シリーズの悪魔と同じ姿で登場する事が多い(『P3』以降の傾向)。


※以下、各作品のネタバレを含む記述があります



特徴編集

基本的には人型である場合が多く、ペルソナ使いが男なら男性寄りの神や悪魔、女なら女性寄りの神や悪魔のペルソナが覚醒しやすい傾向がある(逆の性別や無性の場合もある)。

ただしシルエットは人型だが異形めいているモノもあれば、獣型・無機物型のペルソナも存在する。サイズも個体によってまちまちではあるが、人間よりふたまわりくらい大きいモノが多い。

また基本的にその神話に沿った外見であることが多いが、本体のイメージで猫になったりアフロになったりUFOになったりと本体の個性が出ることも。

作品によっては、ペルソナが負ったダメージがペルソナ使い本体に反映される描写がある。

本体から離れての使用は基本的に不可能であるが、長距離での活動を可能とするペルソナもいる。


作品やキャラによっては自由に様々なペルソナを付け替えることができるが、初期ペルソナのように発現させた本人にしか使用できない固有のペルソナも存在する。

また、伊織順平黒須淳のように同じ神格(二人とも初期ペルソナが「ヘルメス」)をモチーフとした固有ペルソナを持つ例もあるが、それでも姿や能力、アルカナ等は別々のものである(その後のシリーズで主人公が使用する際に「メガテン」版デザインとして登場するのもこの為)。 神取鷹久城戸玲司ニャルラトホテプは同作品の同じペルソナでありながら姿や能力が異なる(DLCで他作品の固有ペルソナを使える事もあるが、流石にこれは例外である)。

ただし、アッパー版の一部ペルソナDLC外伝作品においてはこの限りではなく、他者が固有ペルソナと全く同じ姿のペルソナを扱う事が往々にしてある。


P3』以降の主人公は日常でもペルソナを身につけている設定になっており、コミュニティ(略称「コミュ」、『P5』では「コープ」)に属する相手と交流する際に、その相手のアルカナと同じペルソナを身につけていると仲が深まりやすくなる。

ただしこの設定はアニメなどのメディアミックスでは無視されることも多い。


ユーザーからは初めて召喚したペルソナを「初期ペルソナ」、途中手に入れるペルソナを「後期ペルソナ」と呼ばれている。メディアミックスでは基本最後の戦いまで初期ペルソナであるか、後期ペルソナを手に入れても最終盤であることが多く、最終版本編の後でも初期ペルソナであることも多い。


ペルソナ発現に関して性別は関係なく、人間ではない者にも発現することも少なくない。ただ、『P3』以降の作品では覚醒者の大半が発現時に高校生であり、大人になってから発現する者は少ない。


基本的に「ペルソナ」初出のキャラクターは本家「メガテン」に登場することは滅多にないが、設定やデザインを変えて登場する事がある(女神トラソルテオトルなど)。また、固有ペルソナの中にはそのままのデザインでメガテンシリーズに登場した者も一定数確認されている(例えば、ドラマ版「デビルサマナー」には「ペルソナ」版のヴィシュヌが登場している)。


なぜ悪魔と似通っているのか?編集

そもそも論としてペルソナシリーズにおいてペルソナも悪魔も普遍的無意識に渦巻く悪魔的原型が実体化したものである(詳細はシャドウの項目にて)。

ジョーカーはそれをタロットカードに封じ込めて仮面党員に下賜したり、主人公たちはフィレモンから与えられた力で降魔し、それを使役しているという設定であり、コンタクトで悪魔からペルソナ召喚に必要なカードを貰えるのもそうした理由からである。

(出典:『ペルソナ2罪公式ガイドブック完全版』(エンターブレイン)P30、『ペルソナ2罰公式ガイドブック完全版』(エンターブレイン)P38より)


おそらくではあるが、敵悪魔とペルソナに容姿と名前が同じものがいるのもそうした理由からであろう。


『ペルソナ2罪公式ガイドブック完全版』では『2罪』のために存在する設定であって、他のシリーズには当てはまらない旨のことわりが入っているが、『ペルソナ5』でのピクシー(初めて仲間になる敵シャドウ→ペルソナ)の発言からこの設定が現在でも形を変えて生き残っている可能性もある(ペルソナ5ではシャドウが歴代悪魔の姿を取っており、それを交渉でペルソナに変えて味方を増やして行くというシステムである)。


人格について編集

本人のもう一人の人格が発現したものというのが公式的な位置付けである。

この特性からペルソナ自身も主人公とは別個の人格を有する事があり、伝承などのイメージに則った口調であることが多く、必ずしも召喚者の口調や知能を反映しているわけではない(ちなみに固有ペルソナのCVは召喚者に準じている事が多い)。


ただし、召喚者に対して語りかける事は少なく、大抵が固有ペルソナの初召喚やペルソナ合体時の挨拶、シャドウとして立ち塞がった時ぐらい(ペルソナ合体時の演出は本家「真・女神転生」シリーズの伝統に則ったもの)。


一方で『ペルソナ5』に登場するアルセーヌはそれまでのシリーズから一転して主人公に語りかける描写(初合体で素材として選ばれた時など)が増えている。

なお、『P5R』でDLCペルソナの固有スキルの発動時に主人公が元の召喚者のセリフを発する仕様になっており、この事から召喚したペルソナが召喚者の人格に影響を及ぼしている可能性が考えられる(単なるファンサなのかもしれないが)。


覚醒・発動(召喚)方法編集

シリーズ毎にその扱いは大きく異なる。

なお作品内において「ペルソナッ!」と叫ぶ事が多いが、別に叫ぶ必要はない

この他にもペルソナの固有名詞を叫んだり、決め台詞(例:「奪え!アルセーヌ!!」など)を叫びながら召喚したりする事も。


女神異聞録ペルソナ、ペルソナ2編集

「ペルソナ様」という儀式を行い、夢の中に現れるフィレモンに名前を告げることで素質を得て、悪魔に襲われるなどの状況に陥って始めてペルソナ使いとなる。

感情が抑制できない者は暴走の危険があり、ペルソナがペルソナ使いの意思を離れ、独自に行動を開始する場合もある。

神話上繋がりがある悪魔相手だとペルソナが悪魔とトークをする。友好的だとカードをもらえる、敵対的だと決裂する。


『2』では敵悪魔は常人には見えず、ペルソナ使いのみに接触し襲い掛かってくる。

なお敵のペルソナ使いは、フィレモンと敵対するニャルラトホテプによって力を与えられた、もしくはニャルラトホテプ自身の化身による自作自演である。


ペルソナ3編集

センシティブな作品

『P3』におけるペルソナとは「死の恐怖を乗り越える心」。

先天的な素質を持った者が銃型の「召喚器」を急所に当てて引き金を引く、つまり自殺のシミュレーションを行うことでペルソナ能力を覚醒させる。

ゲーム本編における召喚器は「ペルソナを召喚するために用いる器具」としての印象が強いが、設定上は「確実に召喚するためにあった方がいい」程度のものでしかない。


ちなみに素質がない者でも、人体実験を受ければペルソナを覚醒させ、影時間にも適応できる。ただしそういった人物のペルソナは暴走しがちで大変危険である。また、稀に素質を持つ者でもペルソナが暴走する事がある

どちらの暴走も薬を使って抑制できるが、体温調節機能が無くなる等の身体的副作用を伴う。


またこの作品から戦闘に参加せず、サポートやバックアップをするペルソナが登場する。


ペルソナ4編集

P4 HERO

『P4』におけるペルソナとは「目を背けてきた自身の側面」。

テレビの中の世界で、自身から抜け出たシャドウを受け入れることでペルソナ使いとなる。先天的な素質は必要ない。またシャドウを受け入れた際に対応するアルカナカードを手に入れる。

また、発現する可能性がある状況になっても、対象が精神がまだ未熟で無垢な子供の場合は目覚めないようである。


契約後の召喚は、自身のアルカナカードを破壊することでペルソナを召喚。

破壊の仕方はなんでも良く、握りつぶしたり、蹴り砕いたり、銃で撃つなどの方法がある。

ワイルドの能力を持つ主人公のみ、召喚するペルソナよってカードの絵柄が変わる。


なお主要キャラがかけている眼鏡はテレビの中に立ち込める霧を見通すためのアイテムであり、ペルソナ能力には一切関係が無い(霧が晴れた『P4U』以降かけていないのはそのため)。


漫画版では自身の本心と向き合う事で覚醒するという流れは同じであるが、必ずしもシャドウがペルソナに変化するわけではない。

ペルソナを覚醒させて自身のシャドウと戦う者(例:陽介、完二)、シャドウを自身の力で倒してペルソナを覚醒させる者(例:千枝)、原作と同じようにシャドウと和解してペルソナに変化させる者(例:雪子、りせ)と原作を踏襲しつつも、アレンジを効かせたものが多い。


ペルソナ5編集

ペルソナ5アニメーション

『P5』におけるペルソナとは「理不尽に対する怒り、叛逆の精神」。

認知世界にいる状態で己の秘めた義憤・激情を爆発させ受け入れた時に現れる「仮面」を剥がすことでペルソナ使いとなる。『P4』同様、先天的な素質は必要ない(強いて言えばあるアプリが必要)。

この時、立っていられなくなる程の強烈な頭痛を発症(同時に瞳が金色に変化)、ペルソナからの契約が持ちかけられ、受諾と共に現れた仮面を皮膚もろとも引っぺがすことで青い炎に包まれながらペルソナ使いとして覚醒する。

契約後は仮面が自動で青く燃え上がりペルソナになる。

(つまり自分で剥がす必要がない。カッコつけるために威勢よく外して変化させるシーンはあるが)

ちなみに、契約後の仮面はメガネのように頭に掛けたり、着け直したりできる仕様であり、引っ剥がす時に痛みが走るのは固有ペルソナの覚醒時に限られる。


また覚醒時に身にまとう「怪盗服」はペルソナ使いそれぞれの「叛逆の意思」が反映されており、認知世界においてシャドウに警戒される(=パレスを荒らす賊と認識される)と勝手にこの衣装へと変更される(DLCの追加で3や4、メガテンシリーズに登場した学校の制服から水着やサンタコスに至るまで様々な着せ替えができるようになった)。


ただし、己の意思が揺いだ場合、元の服へ戻り、一時的にペルソナが召喚できなくなる(第三者の能力で無理矢理召喚することはできる)。


パレス内にいるシャドウは主人公との交渉によって、真名を思い出して彼のペルソナとなる事がある。


なお、モルガナ曰く、パレスの持ち主にはペルソナがいないとの事だが…。


ワイルド編集

『P3』以降の主人公が持つ特殊能力。

簡単に言うと「複数のペルソナを所持し、自由に使い分ける力」。

また、ベルベットルームへ客人として招かれることがある。


主人公のみの能力という訳ではなく、通常のペルソナ使いがワイルドに覚醒する場合もある。

なおベルベットルームの住人はペルソナ全書を通して召喚しているため、厳密にはワイルドではない。


詳細はワイルド(ペルソナ)を参照。


ペルソナの進化編集

『女神異聞録ペルソナ』では特定のダンジョンで手に入る封神具を用いた合体で生成できるようになる。

『ペルソナ2』では選択肢により、もしくはストーリーの進行で解禁される。

『ペルソナ3』ではストーリーの進行で、『ペルソナ4』『ペルソナ5』ではコミュニティ・コープの進行で仲間のペルソナが『転生』もしくは『超覚醒』によって進化する(一部ペルソナを除く)。


ペルソナ4ザ・ゴールデン』に関しては、仲間のペルソナはもう一段階「転生」することも…?

ペルソナ5 ザ・ロイヤル』では、特定の条件を満たすと初期ペルソナと後期ペルソナが合体し新たなペルソナへと生まれ変わる。


それ以外の方法では悪魔と交渉しカードを貰い、ベルベットルームで合体・召喚することで新しいペルソナを手に入れる。

『2』では手持ちのペルソナと交換する形で召喚できるペルソナも存在する。


能力編集

ペルソナは、物理攻撃または以下の魔法攻撃で戦闘する。

アルカナによって得意なスキルが異なり、また基本そのアルカナのペルソナなら物理よりだったり火炎よりだったりと決まっている(但し専用ペルソナの場合はそれに当てはまらないことも)。

サポート・バックアップ専門のペルソナは上記のスキルを覚えず、パーティーをサポートするスキルを習得する。


それ以外にもペルソナ能力を得ると高校生でも問題なくショットガンや手斧を使いこなせるようになるなど単純な身体能力も向上する模様(1、2、5。特に5は身体能力の上昇が大きく、中でもパワーは桁違いになっており、生身で地面を割ったり、鉄製の物を容易く破壊する程)。


女神異聞録ペルソナ

精霊魔法:火炎氷結疾風地震

物理魔法:衝撃重力電撃

暗黒魔法:呪殺・神経・覚醒・降魔

神聖魔法:破魔・天啓・祝福・奇跡

……と特殊魔法がある。


ペルソナ2

魔法:火炎・水撃・疾風・地変・氷結・電撃・核熱・万能・神聖・暗黒・神経・精神・回復

物理:剣撃・飛具・打撃・投具・戦技

加えて、複数の属性を持った「特殊」、属性を持たない「相性無視」が存在する(『2』の万能属性は普通の魔法扱い)。


ペルソナ3

物理スキル:斬撃・打撃・貫通

魔法スキル:火炎・氷結・電撃・疾風・光・闇・万能・回復・補助


ペルソナ4

物理属性が統合され、単一の属性になる。

魔法スキルは『P3』と同様。


ペルソナ5

物理スキル:近接武器、銃撃

魔法スキル:火炎・氷結・電撃・疾風・核熱・念動・呪怨(闇)・祝福(光)・万能・回復・補助


アルカナ編集

ペルソナはタロットカード大アルカナに準え、20~21のアルカナに属する。

『女神異聞録』では『真・女神転生シリーズ』における種族の概念をほぼそのまま踏襲しており、例えば魔神なら皇帝天使なら審判のアルカナに属している。

『2』のみ小アルカナに属するペルソナ名が登場。

上記の通り、『P3』以降はワイルドの能力を持つ主人公以外はペルソナを固定されており、それぞれのキャラクターが対応する固有ペルソナしか使えない。また主人公もコミュ・コープを通して使用ペルソナを増やすため、対応アルカナを持つキャラクターとの交友が必要不可欠となる。


また『P3』以降は、主人公以外の人間のペルソナ使いは「愚者(0)」~「刑死者(12)」のペルソナしか発現しない。元シャドウであるクマ、特殊なアイテムを身体に埋めこまれたミナヅキショウのペルソナはアルカナが星・月であり、上記の制約が働いていないことがわかる。そのためアルカナのせいで人間ではないかと勘繰るネタがプレイヤーに発生する。


シリーズにおける固有ペルソナ編集

女神異聞録ペルソナ編集

主要キャラの固有ペルソナの多くは神話の神々をモチーフにしており、姿はヒーローをイメージしたものが多い。

※漫画版にて。


ペルソナ2編集

主要キャラの固有ペルソナの多くはギリシャ・ローマ神話をモチーフにしており、隠しモチーフとして神格と同名のブランドや商品、または海外アーティストのミュージッククリップ等での衣装が用いられている。

設定上は多くの人物がペルソナ能力を得ているものと考えられるが、ここでは発動したペルソナの姿が確認できるケースのみを記載する。

また、便宜上『罰』に登場するペルソナ・JOKERについてもここへ含める(設定上は特定の降魔者が存在しない)。

人物ペルソナ
主人公ヴォルカヌス(罪) ヴォルカヌス・改(罪) アポロ
リサ・シルバーマンエロス(罪) エロス・改(罪) ヴィーナス(罪)
三科栄吉ラダマンティス(罪) ラダマンティス・改(罪) ハーデス(罪)
天野舞耶マイア マイア・改 アルテミス 天野舞姫(罰)
黛ゆきのヴェスタ(罪) ドゥルガー(罪)
黒須淳ヘルメス(罪) クロノス(罪)
芹沢うららカリスト(罰) アステリア(罰) JOKER第2形態(罰)
周防克哉ヘリオス(罰) ヒューペリオン(罰)
パオフゥオデュッセウス(罰) プロメテウス(罰)
南条圭アイゼンミョウオウ(罰) ヤマオカ(罰)
桐島英理子ニケー(罰) ガブリエル(罰)
反谷孝志(ハンニャ校長)ドリルハンニャ(罪)
杉本浩樹リバース・ラダマンティス(罪、正式名称不明)
井上康夫リバース・シャックス(罪、正式名称不明)
星あかり(転生戦士イシュキック)リバース・パリカー(罪、正式名称不明)
佐々木銀次リバース・エロス(罪、正式名称不明) JOKER第4形態(罰)
須藤竜也リバース・ヴォルカヌス(罪、正式名称不明) JOKER第1形態(罰)
吉栄杏奈リバース・アエーシュマ(罪、正式名称不明)
ジョーカーニャルラトホテプ(罪)
シャドウ舞耶リバース・マイア(罪、正式名称不明) リバース・アルテミス(罰、正式名称不明)
シャドウゆきのリバース・ドゥルガー(罪、正式名称不明)
シャドウ栄吉リバース・ハーデス(罪)
シャドウギンコリバース・ヴィーナス(罪)
シャドウ達哉リバース・アポロ(罪)
ヒトラーニャルラトホテプ(罪)
片山典子JOKER第3形態(罰)
神取鷹久ゴッド神取(罰)
シャドウうららリバース・アステリア(罰、正式名称不明)
シャドウ克哉リバース・ヒューペリオン(罰、正式名称不明)
シャドウパオフゥリバース・プロメテウス(罰、正式名称不明)

ペルソナ 罪と罰編集


ペルソナ3(P3F、P3P)編集

主要キャラの固有ペルソナの殆どはギリシャ神話を中心としているが、地中海近辺に栄えた国の偉人、エジプト神話の神格、聖人をモチーフにしている。

本作以降、ベルベットルームで作成したペルソナは主人公しか扱えなくなったため、作中に登場する全てのペルソナが各キャラの固有ペルソナになったとも捉えられる。


ペルソナ~トリニティ・ソウル~編集

『ペルソナ3』からの派生作品だが、基本設定が異なる。

本作でのペルソナは使用者の心の一部が具現化した守護者のような概念とされ、発現には年齢制限がある。

保有者は「A潜在」(才能を持ちながら定年で発現が不可能になった者やペルソナを発現しないまま大人になった「定年A潜在」もおり、副作用があるものの薬によって定年を免れる者もいる)、「特A潜在」というランクで呼び表される。


基本的には使用者から引き剥がせないが、もし引き剥がすような真似をすれば使用者の「肉体の表裏が逆転したような死体」になってしまうのでこれを世間では「リバース事件」と呼ぶ。

もし、仮に助かったとしても精神に大きな傷を負うか、ペルソナの発現が不可能になると思われ、劇中では田坂悠美(CV:水沢史絵)がこの被害に遭っている。

『稀人』なる謎の集団がこの「リバース事件」の犯人であり、保有者からペルソナを奪う事で複合ペルソナを作り上げているのだが、複合ペルソナ用の制御剤が欠かせない状態に陥っている。

この複合ペルソナは体から伸ばす黄色い触手によって他者のペルソナを奪う事が出来るのだ。


不安などから逃れるために行われる「影抜き」なるドラッグじみた行為など発現経緯は様々。


モチーフはこれといった傾向がなく、中近東の伝承(聖書やウガリット神話)、中国史など様々。



ペルソナ4(P4G)編集

主要キャラの固有ペルソナの多くは日本神話、武将、日本の物語の登場人物、アイヌ神話、仏教関連をモチーフにしている。


P4Uシリーズ編集

本作の新規ペルソナのモチーフは「3」と「4」のクロスオーバーである為、ギリシャ神話と日本神話モチーフとなっている。


ペルソナ×探偵NAOTO編集

新規ペルソナのモチーフは「4」を反映して日本神話となっている。


ペルソナ5(P5R)編集

主要キャラの固有ペルソナの多くは義賊・悪漢/悪女・簒奪者・叛逆者・トリックスター等をモチーフにしており、出典は民間伝承から史実、文学まで様々。

そのうち、後期ペルソナは神話関連のトリックスターとなっている(最初から神話関連のペルソナを発現している例外もあり)。『R』で追加されたペルソナは初期ペルソナの本名・幼名・モデルになった人物などがモデルとなっている。

(※)DLCで登場。


ペルソナ5 スクランブル編集


ペルソナ5 タクティカ編集


Persona5:ThePhantomX編集


関連用語編集

ペルソナ様

『女神異聞録ペルソナ』や『ペルソナ2』で登場するおまじない。

劇中では「未来の自分が見える」と言い伝えられているが、上記の通り実際はフィレモンに会える手段の一つのようだ。


封神具/マテリアルカード

『女神異聞録ペルソナ』や『ペルソナ2』で登場する特定のペルソナを召喚ないし作成するために必要なアイテム。基本その神話にそったモノやあるいはギャグ的な理由なものなど様々。


JOKER呪い

『ペルソナ2 罰』に登場する都市伝説。

「自分の携帯電話から自分の電話番号をコールすると、殺人鬼JOKERが望みの標的を始末してくれる」というもの。

ゲーム中盤、噂によってJOKER呪いの利用者が殺人鬼JOKERに変貌してしまう事件が発生する。その際新たなJOKERとなった人物は、ペルソナとしてのJOKERを宿すようになる。


○○・改

特定の作品でのみ登場する強化版ペルソナ。

初出は『2』であり、『ペルソナ3フェス』でも登場。


初期ペルソナ

言葉の通り、各キャラがゲーム内で最初に降魔/所有する事になるペルソナの総称。

大多数はストーリーの最序盤で入手することになり、能力も低い。そのため縛りプレイでもない限りあっさりお役御免になる。

ただし、作品によっては「初期ペルソナと全く同じペルソナを強化して再召喚」という事も可能で、ファンからも一定の需要があるようだ。

『P3』以降の作品で味方NPCが所有しているペルソナに関しては、付け替えができない影響からかあまり初期ペルソナとは呼ばれない。


専用ペルソナ

言葉の通り、各キャラのみが使えるペルソナの総称。固有ペルソナとも。

異聞録罪罰のそのキャラのみが降魔召喚できるペルソナより、担当絵師が描かれたペルソナを指すケースが多い。


賊神(ピカロ)

『P5』で登場するDLCで入手できるペルソナ。『3』〜『4』までの関連作に登場した固有ペルソナのカラーリングが心の怪盗団仕様になったもの。中にはステータスや覚えるスキルが異なるペルソナも存在。


種族について編集

元が女神転生の異聞として始まった事もあり、初期作では女神転生シリーズの「種族」をタロットのアルカナ(2ではこれに加えてトランプのスートに対応する小アルカナが据えられたペルソナも登場)に置き換える形でカテゴライズされていた(例えば「MAGICIAN」=「幻魔」といった感じである)。

初期作のペルソナは『真・女神転生 TCG』にも参戦しており、そちらでは女神転生シリーズと同じ種族とアライアメントが与えられた(後述)。

ところが、「2」以降では特定の種族が特定のアルカナに対応しているわけではなくなり、アルカナのタイトルや意味を伝承に結びつけたケースが増えてきている(※)。

とはいえ、「アルカナ」がペルソナシリーズにおける「種族」に相当する概念であるという点はどのシリーズにおいても一貫している。


女神転生TCGでの種族・アライアメント対応表

名称種族アライアメント備考
アイゼンミョウオウ魔神LIGHT・LAW-
アステリア幻魔LIGHT・NEUTRAL-
アポロ魔神LIGHT・LAW『旧約』でのアポロンの種族に由来か
アルテミス(P2版)女神LIGHT・LAW『旧約』版は「魔神」。後に発売された『V』版では同じく「女神」となっている
ヴィーナス女神LIGHT・LAW-
ヴィシュヌ魔神LIGHT・LAW本家と同じ種族になっている
ヴェスタ地母神LIGHT・CHAOS-
ヴォルカヌス魔神LIGHT・LAW-
エロス(P2版)女神LIGHT・LAW元ネタは女神ではないが、恐らく使用者に準じたカテゴライズであると思われる
オデュッセウス堕天使NEUTRAL・CHAOS-
ガブリエル(P2版)大天使LIGHT・LAW本家と同じ種族となっている
カリスト幻魔LIGHT・NEUTRAL-
クロノス魔神LIGHT・LAW-
ゴッド神取魔人DARK・LAW-
JOKER魔人DARK・NEUTRAL-
スサノオ(P1)破壊神LIGHT・CHAOS本家及び原作と同じ種族となっている(「破壊神」がアルカナの「戦車」に対応)
セイメンコンゴウ魔神LIGHT・LAW-
ドゥルガー地母神LIGHT・CHAOS本家とは異なる種族となっている(そちらでは「破壊神」)
ドリルハンニャ外道DARK・CHAOS-
ニケー天使NEUTRAL・LAW-
ニャルラトホテプ邪神DARK・LAW-
ハーデス死神DARK・NEUTRAL原作でも対応アルカナは「DEATH(死神)」。TCGでは「ハデス」表記
ハスター(P2版)邪神DARK・LAW-
パンドラ(P1版)魔王DARK・CHAOS-
ビヤーキー(P2版)邪神DARK・LAW-
ヒューペリオン(P2版)魔神LIGHT・LAW-
プロメテウス堕天使NEUTRAL・CHAOS本家での種族は「魔神」。恐らく元ネタのエピソードに由来すると思われる
ヘルメス(P2版)魔神LIGHT・LAW-
ヘリオス(P2版)魔神LIGHT・LAW-
マイア女神LIGHT・LAW-
ヤマオカ大天使LIGHT・LAW-
ラダマンティス死神DARK・NEUTRAL原作でも対応アルカナは「DEATH(死神)」。

(※)「太陽」であるならば、太陽神である「ホルス」。「運命」であるならばギリシャ神話の「モイライ」、女教皇ならば元ネタである「ヨハンナ」が選ばれるといった具合。


関連イラスト編集

最強ペルソナ一斉発動リメイク!

S.E.E.S自称特別捜査隊

ペルソナ's20周年


関連項目編集

ペルソナ ATLUS 超能力 仲魔

ペルソナ使い ワイルド(ペルソナ) ベルベットルーム ペルソナ合体

女神異聞録ペルソナ ペルソナ2 ペルソナ3 ペルソナ4 ペルソナ5

ペルソナ罪と罰 トリニティソウル P4U P4U2 ペルソナ×探偵NAOTO P5S Persona5:ThePhantomX

金子一馬 副島成記

集合的無意識


スタンド:元ネタとなった「実体化する超能力・もう一人の自分」

化身:類似した存在。

加賀(アズールレーン):アニメ版では『ペルソナ5』同様に仮面を燃やし、狐型のモンスターを召喚している。

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