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※注意 この記事は物語終盤のネタバレが書かれています

概要

稲羽市連続怪奇殺人事件の真犯人足立透のペルソナ。自称特別捜査隊と相対した時に発現した。

外見は血濡れたように赤黒く禍々しい色を発し、毛細血管のごとき紋様が全身を巡っている。

手にした刃物を逆手に持ち替えているという点以外は主人公の初期ペルソナイザナギとそっくり。

「公式設定画集」の166頁で、「マガツイザナギ」であることが正式に発表された。

マガツとは、古語で厄災の意味。タブーを犯し、を黄泉から連れ戻す機会を永遠に失いその身に呪詛と穢れを受けたイザナギの負の側面を体現した存在といえる。

加えて、神話においてイザナギが黄泉の旅路から帰った際に払い落とした穢れが禍津日神という災厄の神になったというエピソードがあり、これをモチーフにしている可能性も考えられる。

イザナギとそっくりであるのは、足立が主人公と鏡写しの存在であるからとファンからも度々指摘されている(事実、対応アルカナも「愚者」の別解釈である「道化師」である他、足立の立ち位置は愚者の逆位置(「わがまま」などネガティブな意味が多い)のそれと重なる)。

決定的な違いとして、仲間との絆を紡いできた主人公のイザナギとは違って進化先が存在しない

アニメ版ではペルソナ召喚時に「マガツイザナギ!」のセリフも聞ける。

ペルソナ4ザ・ゴールデン」では、新たに追加された足立との「道化師/欲望」コミュニティを築くことで主人公も使用可能になる。

スキルは物理スキルを中心に「メギドラオン」などの全体上級魔法スキルを習得(イザナギの別側面なのか「マハジオダイン」も習得できる)。

メディアミックスでの活躍

ペルソナQシリーズ

足立は出ないがマガツイザナギはDLCにて配信中

こちらでは「道化師」アルカナが無いため、アルカナ属性は「」となっている。

アルカナの塔が意味するのは"破滅"や"災難"であり、「塔」は破壊神などが属するアルカナである為、代替としてはこの上ないチョイスであろう。

ペルソナQ2でも配信決定。同じく塔属性でPQ2発売日の11月29日に同時配信される。

ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド

家庭版にて足立透のペルソナとして登場した。

ペルソナ5

ペルソナシリーズ20周年記念DLCとして配信

PQ同様に「道化師」アルカナが存在しないため属性は「塔」となっている。

祝福属性や呪怨属性を無効化、銃撃属性に耐性があるが、核熱属性が弱点となっている(銃撃に)。

またこの正規の「マガツイザナギ」に加え、賊たる存在ながら偉業を為す主人公の「トリックスター」としての属性が上乗せされ進化した「マガツイザナギ・賊神(ピカロ)」も登場する(ステータスも後者が上)。「マガツイザナギ・賊神」は通常版とは異なり、(元が赤系統のペルソナで有る為か)その姿は何処となくあのペルソナを彷彿とさせる白と黒と星を基調とした外観となっており、仮面も取れている

初登場の時点で「亡者の嘆き」という恐怖状態の相手を即死させるスキルを有していたが、こちらでも引き続き使用可能。しかも本作では「マハエイガオン」に状態異常付与(混乱/恐怖/絶望のどれか)を加えた固有スキル「マガツマンダラ」(梵字が敵を取り囲んでダメージを与える)を習得。見た目通りの呪怨アタッカーになったかと思いきや、イザナギ系のアイデンティティであるジオ系(マハジオダイン)は据え置き。

ただし、物理スキルが減ったり、メギドラオンがメギドラに弱体化するなど所々で調整がなされている(魔法スキル中心になったが、ステータスはわずかに物理が高い)。

ちなみに、銃撃スキルは自力習得しない

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